しろくまのいえ

しろくまのいえのまわりでおこるさまざまな出来事をつづってゆきます。

がんもどき「余命3ヶ月」のウソ

2013-10-30 23:59:50 | 
 近藤誠著 2013.4
今話題の「がんになったら手術しない!」という先生の本を読んでみました。
本に書いてあるとおりにするのではなく、自分はどうしたいたかを今から考えておいて
自分はどうしたいかをきちんと医者に伝えることができる、ことが大切だと思います。

*偽りだらけの余命宣告
・手術で切除しても放射線で治療しても生存率は変わらない→
 放射線は手術よりはるかにダメージが少なく、治療後は、今までどうりに活躍できます。
・食道がん、胃がん、肝臓がん、乳がんのような固形がんのすべての抗がん剤は
 おすすめできません。延命につながるという実証がないのに毒性が強く、副作用に苦しむ
 ことになるからです。
・固形がんで転移があったら、完治する見込みはほぼゼロです。

*余命とは何か
・がんの生存率が伸びたのは、抗がん剤のおかげではなく検査技術がすすんで
 がんが早く見つけられるようになったからです。
・がんが転移していることが分かったら、余命を計算するよりも「治癒を期待することが
 難しくなった」ことを受け入れ、これから自分はどうするのかを具体的に決めていくことを
 おすすめします。

*がんとはなにか?
・がんはすべて最初の一個のがん幹細胞の性質を受けついている。そして、幹細胞が「転移する能力」
 を備えているものだけが、本物のがんです。
・がんは他の臓器に転移すると、大腸がんの間転移のごく一部のような例外を除いて治る事はありません。
・本物のがんは、すぐに転移を始めますから、運命はがん幹細胞で決まります。
・がん治療を始める前に「手術は人工的な大ケガ。体力が落ちて感染症にかかったり、一生の後遺症を
 抱えて死ぬことも珍しくない」ということを頭に刻んでください。
・がん病巣には、直径1ミリ段階で約100万個のがん細胞があります。本物のがんはすでに、血液にのって
 転移をしています。0.1ミリでも転移するほどがん細胞は強力です。なので、免疫力を高めてもがんは防げません。
☆固形がんの最善の治療法は「無治療」治療は、がんによる苦しみが出てきたときだけ、
 QOLを維持するためにやれば十分です。
・本物のがんは初期に転移するので、手術も抗がん剤も間に合いません。一方早期がんの大部分を占める
「無症状のがん」は、ほぼ命を奪わない「がんもどき」です。
・最新鋭機を使えばがんはいくらでも見つかりますが、大部分は「がんもどき」で、
「がんもどき」が転移することはありません。

*限られた余命をどう生きるか
・がんには老化現象という側面があるし、日本人の3人に1人はがんで亡くなっている。
・がんがわかるのは病院で調べないで「ものが食べられない」などの症状が出て調べたら
 がんがみつかってありこち転移していた、というような末期段階でしょう。
 食事排泄呼吸だけは、損なわれないようにして痛みは鎮痛剤やモルヒネでコントロールする。
 できる限り今までと同じ生活を続けたい。理想としては自宅で身内に看取ってもらうのが
 一番幸せだと思います。
☆がんの治療法は自分で決めよう!治療法の決め方(著者ならばこうすると・・・)
①がん細胞は、自分の体の一部。だから敵対視しないで、共生する道を考えてみよう。
②がんの成長は、世間で思われているほど速くない。早期がんも進行がんも、今の大きさになるまでには、
 5年、10年、時には30年もかかっている。だから「治るか治らないか」の運命は、診断の前にはほとんど
 決まっているはずだ。
③その運命が、診断後1ヶ月や2ヶ月のうちに変わるとは考えにくい。だから、あせらず腰を据えて、
 治療を受けることが損か得かは、受け取るとしたらどの治療法にするか、じっくり見極めてみよう。
④がんで死ぬのは自然なことだけれども、治療で死ぬのは不自然死で、不条理だ。それに副作用や
 後遺症のない治療法はないから、治療のデメリットのほうもよく考えよう。
⑤治療法が苦しくても、治療後に楽になることが確実なら、治療期間中と直後の時期は我慢しよう。
⑥逆に治療前より日常生活が苦しくなり、それが一生続くなら、本当の意味で治療ではない。手術で
 胃や食道などの臓器を摘出したら、わずかな例外を除いて、普通手術前より苦しくなり、不便が
 一生続く。従って摘出手術の多くは、治療として失格。
 また、副作用が強い抗がん剤治療も、ずっと続けなければならないようなら失格。
⑦本物のがんはほぼ、治療ではなく延命が目標になる。しかし人それぞれの本来の寿命がわからないから
 治療によって延命したのかどうか、本と脳ところはわからない。あるかないかわからないのに
「延命をもたらす:という治療法に賭けると、人生がめちゃくちゃになる恐れもある。
⑧だから発想をてんかんして「日々の生活能力が保たれ、これからの日常生活をよりラクにすごすことが
 できる治療」を選ぶ。それは結果的に延命の可能性につながるだろう。
⑨たとえば手術と、臓器を残せる放射線地用がある場合は、放射線治療を選ぶ。がん切除手術はほとんど
 役に立たずm手術以外の治療法で十分という例が少なくない。たとえば、子宮頸がん、食道がん、
 膀胱がん、前立腺がんの進行がん、前立腺がんなどは放射線治療をやってみて、手術を考えるのは、
 その結果を見てからで十分だと思う。
 手術をするにしても、臓器の全部をとるのではなくて縮小手術でよい場合がある。たとえば、
 乳房温存療法など。
 日本では、がんの転移や再発予防と称してリンパ節かくせいを非常に広範囲に行うが、世界的には
 その意味が認められていない。切除するにしても、もっとずっと狭い範囲でよく、リンパ節のかくせいも
 必要ないことが多いから慎重に。
⑩医者に「この手術には1%のかのうせいがある」といわれたら。100%助からないと考える。
 まれに生きる人がいても、それは手術したからではなく、何もしなくても同じだった。
 1%といわれた場合、手術で助かったり、いい結果が出る可能性はゼロ。
⑪巨大図書館、書籍、雑誌、新聞、ネットなど、あらゆる情報源にあたり、治療成績や生存率のデータも
 調べて、判断の材料をできるだけ豊富にしよう。


・がんで死ぬのはほぼ、転移する「本物のがん」に侵されたとき。
 転移のないがんは、両性の「がんもどき」。大きくなっても死ぬ心配はほとんどありません。

*余命を縮める抗がん剤の正体
・問題は、日本では医者も患者も治療だと思って、抗がん剤を使っていることです。
・抗がん剤は、猛毒です。そして、抗がん剤で治る成人のがんは、急性白血病、悪性リンパ腫 
 睾丸のがん、子宮じゅうもうがんの4つ・・・・全体の1割程度だということです。
・それ以外の9割のがんは、胃、肺、乳がんなどの塊を作る「固形がん」に対しては抗がん剤は
 延命に役立つことを証明している臨床データがありません。
・抗がん剤は儲かる。医学は化学なのに、治療法を決める同期のかなりの部分が「儲け」になる。

*予防医学が余命を削る!
・いくら早期発見して治療をしても、日本人のがん死は減らない。ここから、がんには
「早期発見できる大きさになる前に転移する本物のがん」と「転移する能力のないがんもどき」
 があることがわかります。
☆どちらにしても治療は、痛みなどが出てからで十分。
・体は自分のものです。検査などの数値に惑わされないで、体の声を聞いてください。
・がん検診が盛んな日本・・・何百人が検診を受けているのに、死亡数は欧米に比べて
 激減していなければならないのに、激増しています。

パン焼き機が壊れて焼けなかったパンを手でこねて焼きました

2013-10-22 23:40:14 | 日々のこと
義理の母が使っているパン焼機が パンが発酵した状態のところで壊れて
焼けないままの状態になってしまいました。
それを、6等分して こねて丸めて 型に入れて焼きました  

なんとか形になったし、おいしく焼けました。
たまにはこういう工程もアリなのではないかと・・・ 

食事中~

2013-10-22 07:02:13 | ぴぴさん
ふーちゃんは、お外で遊んでいるときもおなかがすくとごはんを食べます
ぴぴさんは、そんな子じゃないんだけど、ふーちゃんをみて ちょっと
食べてみたくなったのでしょうか、食事中のふーちゃんの様子をみています  

老いの才覚

2013-10-16 22:51:09 | 
2006年
三浦綾子さんの本のタイトルは、ストレートな感じです。
内容ももちろん やんわりとストレートです。
以下、本文より気になったところです。

*老人度を測る目安は「くれない指数」
「今度行くときは、私も連れて行ってくれない?」
「○○さんに、伝えておいてくれない?」
「ついでに、買ってきてくれない?」
と、たえず他人をあてにしている人もいます。
私は密かに「くれない族」とよんでいるのですが、どんなに若い人でも
「くれない」と言い出したときがその人の老化の始まりです

サービスだからそのまま受け入れるのではなく 周りの状況を見て
自分はどうすべきかを判断する気力と「才覚」がなくなった。

では、どうして才覚のない老人が増えたのか。
原因のひとつは、基本的な苦悩がなくなったからだと思います。
___

よく「日本は経済大国なのにどうして豊かさを感じられないのだろうか」
といわれますが、答えは簡単です。貧しさを知らないから豊かさが分からないのです。
今日も明日も食べるものがあって当然。水道の栓をひねれば水が飲める。飲める水を
使ってお風呂に入り、トイレを流している・・・

教育の問題も大きい。戦後、日教組が何かにつけて「人権」「権利」「平等」を
主張するようになりました。

「損をすることには黙っていない」というのも日教組的教育の欠陥です。
かつては、損のできる人間に育てるのが、教育のひとつの目標でした。

なんでもかんじもけんりだとか平等だとか極端な考え方がまかり通る世の中に
なってしまったのは、言葉が極度に貧困になったせいもあると私は思います。

原因のひとつは、読書をしなくなったからです。
私たちは、生活の真っ只中で苦労して生きることによってさまざまなことを学びます。
読書をすれば、それをさらに広く自分が経験できないことを学ぶわけです。

私は自分の財産というのは、深くかかわった経験の量だと思っています。
若いときから困難にぶつかっても逃げ出したりせず、真当に苦しんだり、泣いたり
悲しんだりした人は、いい年寄りになっているんです。
__

日本では万が一 生活が保てなくなれば生活保護を受けられます。しかし、国家に頼って
人の税金で食べようという姿勢はあまり感じがよくないですね。他人のお金をあてに
しなければ自分の生活が成り立たないというのは、どこかおかしいと思います。

人はいきなり老年になるわけではありません。長い年月の末に到達するのですから、
老後の暮らしに備えて貯蓄はしておくべきでしょう。

___

*備えあっても憂いあり 一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する

もし私が長生きしすぎて一文無しになったら、あらゆる知人や周囲の人にたかります。
そして、冷たくあしらわれてどうにもならなかったら、その時は野垂れ死に覚悟する
しかない。 家にでも、病院に入っても、絶対に死ねるという保証はありません。
死ぬときは皆 野垂れ死に近いと私は思いますが、野垂れ死にも決意しさえすれば、
怖いものはなくなるはずです。

話がちょっと脇道にそれますが、アフリカの多くの土地では、人が死ぬと寿命や
病気の結果だと考えません。それは誰かの呪いによるものだと解釈されて 
村の呪術師に「犯人」を占ってもらうのです。名指しにされた人は村から追い出されます。
90%以上が老女なのは、たぶんそのような理由づけをすることで 働くこともできずに
ただ食べているだけの老年を排除しようという社会的意図があるのだと思います。
村社会から追放された老女はさまよい 道端で死ぬ人も多いそうです。

あなたなら何色にしますか?

2013-10-15 06:52:47 | 日々のこと
探していたスケジュール帳をみつけましたー
今年も4色・・・何色にしようかな・・・
あなたなら何色にしますか?
午年だから茶色もアリですけど  
イラストは馬とゆーかポニーだそうです

今年はすぐに決まりました! ピンク 
このパステルカラーの感じは今までになかったかわいらしさです 


IKEA

2013-10-14 11:52:19 | 日々のこと
今日は祭日 体育の日です 
運動はしませんが朝から出かけて、電車であちこち
いつもいけないところに立ち寄りましたー 

祭日にIKEAにくるなんて、混んでるに決まっているのに
最近 いけそうでいけない日々が続いていたので、来てみました

やっぱり混んでる・・・ 
でも、午前中のランチタイムがはじまる前にちょっとブレイク
久しぶりのIKEA・・・メニューはあまり変わっていないし、今日は食べなかったけど
モーニングプレート99円は健在でした 
で ドリンクバーは、紙コップから陶器とグラスに変わっていて
片付けは、オートメーション的ベルトコンベアにのせる方式に変わっていました。

買いたいものは、お布団かな?意外なものが気になりました