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円空展@上野国立博物館

2013-03-04 | イベント
日曜日のひな祭りの日 今、上野の国立博物館で開催されている「円空展」へ超歴メンバーと行って参りました。
北海道から近畿地方に至るまで、各地の霊山や寺などを行脚し仏像を数多く残している円空僧
実に、その数12万体と伝わっていますが彼は63歳で没した訳ですから単純計算でも1日5体の製作となります。
円空仏は、素木を斧で伐りだしノミと小刀のみで制作された素朴で、かつ荒々しい仏の数々です。
見るものに安らぎを与え、またそれと相反するオーラのようなパワーを一体一体感じ取る事が出来る不思議な魅力を持つ仏の数々です。



現在 上野国立博物館で開催されている「円空展」今回の展示は、千光寺(高山市)の所蔵のみで構成されているそうです。

両面宿儺坐像 円空と言えば、これでしょう!本来、両面でもある宿儺象を平面に表現したその感性に感服させられます。

続けて、東洋館がリニューアルされていたので、ついでに常設展も覗いて参りました。




仏像発祥の地、北インドの仏像達は、日本に伝わって来ている仏様とは、異なるお顔立ちをされていました。


こちらは、東南アジア タイに伝わる仏様たちです。

タイの伝統影絵人形

緑釉(りょくゆう)井戸 数多くの展示物の中でも気になった一点 井戸の「井」とその上に「つるべ」なんでしょうが鳥居の様に見えなくもありません。用途については、良くわかりませんでした。不思議な展示物の1つです。




四季花鳥図 呂紀 リニューアル後の東洋館目玉展示の1つ


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