日々平穏 

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京都 大原

2006-12-27 | 旅行記
バスに戻ってお弁当を車中で食べながら次の散策地 三千院で有名な大原へ。
京都に幾度も訪れている割には、自分は三千院を訪れたのは始めてで(サクラさんは2回目)静寂な感じを抱いていたのですが、土曜だけあって観光客でひしめいておりました。我々は、三千院には行かずここでもサクラさんのうろ覚え情報の「血天井」というキーワードだけで、地元のおみやげ物やさんから情報をお聞きし三千院を通り過ぎ呂川を渡り奥の「宝泉院」へ。ここは、CMにも登場した額縁庭園で有名な場所です。菓子付きのお抹茶をいただきながら、水琴窟の澄んだ音色を堪能し落ち着いた庭園を見る。なんとも京都らいし場所なのですが…。しかし美しさとは反面。実は、ここの天井が曰く付きの血塗られた天井であったわけです。
なんでも慶長5年、鳥居元忠(徳川方)以下数百名が豊臣の大軍に攻め込まれ、伏見城で自刃した際、おびただしい血痕が付いた床板をそのまま、ここの天井に移築したそうです。説明された方のお話では、床板を寺の床板に使っては供養にならないから天井材料に使ったんだとか…。
「お抹茶を頂きながら庭園の美を堪能する。しかしその頭上には、血塗られた曰くありの血天井」何ともアンバランスな異様な空間でした。
大原の里を出て、琵琶湖大橋から竜王ICより名神経由で東名へ。気になった渋滞も全く無く東京に着いたのは、夜10時頃。移動距離が長いバス旅行の割には、そんなに疲れも残らずなかなか楽しめた二日間でした。



三千院までの参道と平行して流れる「律川(つがわ)」“呂律(ろれつ)が回らない”は、この川から語源が来ているとか

★(「りょりつ(呂律)」の変化)<国語大辞典(小)> 蛇足:「呂」「律」は、それぞれ声明(しょうみょう)の音階のこと。日本に伝わって、今様、浄瑠璃、謡曲、民謡などの邦楽にも影響を与えた。声明発祥の地とされる伝説の地、中国の山東省・魚山(ぎょざん)には、寺域に、声明の音律に準(なぞら)えて、呂川(りょせん)、律川(りつせん)、音無の滝がある。それに倣(なら)い、京都の大原にも同名の呂川(ろがわ)、律川(りつがわ)・音無の滝がある。


珍しい不断桜が咲き始めていました

有名な宝泉院の「額縁庭園」何でも黄金比率になっているそうです

「水琴窟」耳を近付けると、かすかな滴の音が心地いい音色を醸し出しています

「血天井」烏帽子と武士の横顔が映されているそうですが・・・

宝泉院の石庭(1) ドルメン発見!

宝泉院の石庭(2)ストーンサークル発見!!

宝泉院の石庭(3)ぁゃιぃ石組み発見!!!

宝泉院の石庭(4)タイル石か!!!!

宝泉院の石庭(5)砂のピラミッド発見!!!!! 下鴨神社にも同じようなものが、ありましたね。

・・・どうしても「石」の見方が普通人とは、違うところは悲しい性です^^;







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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>宝泉院の石庭(1)ドルメン発見! (Ginger)
2007-01-01 06:24:39
私には鳥居に見えました。
もはや病気です(^^;
鳥居はドルメンだったのかもしれないとも思いました。

ところで、
あけましておめでとうございます。
本編・ブログとも、今後の展開を楽しみにしております。

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本当だぁ (レモン)
2007-01-04 23:10:58
すごく変わった庭だぁ。宇宙を表しているみたい。
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今年も頑張ります!! (ruribo)
2007-01-06 00:09:51
明けましておめでとうございます。

今年も頑張って書いてゆきます。
イベントだけは、事欠かないので^^;

四季を通して、訪れてみたい場所です。
三千院ばかり目立ちますが、ココ本当にいいですよ!!
京都にお立ち寄りの際は是非!お勧めです。
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