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【神社】霊峰金峰山がご神体~金櫻神社@山梨県甲府市御岳町

2022-06-23 | 神社・仏閣
今回は、山梨県の名勝昇仙峡の更に奥に鎮座する金櫻神社の紹介です。昨年3月に訪れていながら、なぜか記事にするのを忘れていました。
中央高速道双葉スマートから県道101号を北上すること15キロほど。甲府駅前からだと県道104号~7号(昇仙峡グリーンライン)経由で、同じく30分ほどの位置に鎮座しています。
こちらは、神社境内より一番下にある鳥居になります。
駐車場は、このすぐ先にあります。境内横から参拝する事になります。
以前にも記事にしたかつて旧石鳥居(敷島総合公園へ移築)があった辺りが表参道で、荒川沿いに続く金峰山への登山路(御嶽道 )だったそうです。

昇龍、降龍大石像 崇敬者より奉献されたもの。
拝殿 拝殿の向きは東向きです。本殿の延長に金峰山はありません。この謎は、旧社地だった金櫻神社(山梨市牧丘町杣口)にありそうです。(後日改めて参拝予定です。)
本殿 現在の朱塗の社殿は1959年(昭和34年)に再建されたもの

本殿の左右にある龍の彫刻 社殿が焼失する昭和三十年以前には、左甚五郎作と伝わる昇龍、降龍の彫刻があったそうですが今あるものは、それを再現されたものだそうです。
祭祀:少彦名命・須佐之男尊・大巳貴命 
由緒:甲府の名勝、昇仙峡を登りつめた地に鎮座する金峰山を御神体とした神社です。
第十代崇神天皇の御代(約2000年前)、各地に疫病が蔓延した折、諸国に神を祀って悪疫退散と万民息災の祈願をし、甲斐の国においては金峰山山頂に御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのが当社の起源となります。
ゆえに金峰山山頂に本宮があり、当社は里宮にあたります。御神宝はこの地で発掘され磨き出された水晶「火の玉・水の玉」で、本殿には昭和30年の大火により焼失しましたが、後に復元された「昇・降竜」が奉納されており、どちらも当社に縁の深い水晶を尾に絡ませています。当社の名前の由来でもある御神木の「金櫻」(種類は鬱金桜) は古くから民謡に唄われている「金の成る木の金櫻」として崇められています。4月下旬から5月上旬にかけて淡い黄金味を帯びた花が満開となり、この季節にこの櫻を拝み水晶のお守りをうけると一生涯金運に恵まれ、厄難解除のご神徳をうけられるものと全国各地からの参拝者で賑わっています。
金櫻神社HPより)

現地案内板(クリックして拡大)
ミニ五丈岩 ご神体はここより12㌔北東にある金峰山の五丈岩です。置かれている石は頂上奥宮の石塊だそうです。
さざれ石
夫婦岩

古井戸 
境内の裏手より金峰山への遥拝場があるとの事なので、登ってみる事にしました。

西室権現社 背後は、巨大な岩盤

(写真をクリックして拡大)

岩盤の中に何か埋まっていました。何でしょう?
路肩にあった双体道祖神と祠

遥拝所へと至ります。(この鳥居ですが前回紹介した木材の質感や薄い笠木の所など夫婦木神社の鳥居に構成が似ています。たぶん同じ人が製作されたのでしょう)
金峰山遥拝所 けっこう遠い(^^; 直線距離で12.5㌔ほど

富士山遥拝所 かすかに頭だけ見えました。
(遥拝所へは、午後3時までの制限がありますので注意のこと)

金峰山 五丈岩(撮影:2001-11)
※御朱印は6種類ほどあります。迷わず金峰山の判が押されている本宮のものを選びました。また、これは後で知ったのですが、御朱印のハンコ水晶で出来ているそうです。かなり重量があるようで、押すのにけっこう大変そうです。
【マップ】


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