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【VMware Player】Y.M.O.結成20周年記念CD-ROM『YMO SELFSERVICE』を起動させたくて、Windows2000 Professional版をインストールしてみた

2017-02-12 | パソコン・ガジェットなど
先日古いパソコンソフトを整理・処分していたら1998年発売の「Y.M.O. SELFSERVICE」なるCD-ROMのハイブリッド版(当時の価格で¥9800)を発見
Windows98が出始めた頃で、PCもみな非力なスペックが普通であった時代。その中でパソコン上で色々なマルチメディアを実現した画期的なソフトだった。

当時YMOにハマって武道館の散開コンサートにテクノカットでキメて行った記憶と、どうしても欲しくって大枚をはたいて秋葉原の石丸電気まで、買いに行った記憶が蘇る。
あまりの懐かしさに、現行Windows7のPCにて起動を試みるも全く動作せず。
マルチメディア環境が現状とは、全く異なる仕様のため現行のOSではムリのようだ。
そこで、考えたのが“VM were”環境に旧OSをインストールして動作させてみることにした。
しかし、それがまた一筋縄で行かなかった。
今更過去の遺物ソフトをインストールする輩などいないだろうが一応“VMware Player”環境へのWindows2000 Professional版のインストール手順を備忘録を兼ね紹介したい。

【VMware環境に“Windows2000 Professional”をインストール】
たまたま昔、仕事で使っていたWindows2000 Professional版が廃棄せずに手元に残っていたので“VM were上に新しい仮想環境を構築しインストールを開始
インストール終了後 色数と解像度をあげようと画面のプロパティを変更するも16色VGA以外に選択できず。
ここで詰み…!?
そこで、いつものグーグル先生にお伺いして見ると...。
どうやら“VM wereTOOLS”をインストールしなければ正しいビデオドライバーが当たらないことが判明
早速試みたがダウンロード後インストールを開始するもエラーが出てインストール出来ず。
再度調べてみると...。

・Windows 2000 Service Pack 4 にアップデートする
 ・Windows 2000 用セキュリティ問題の修正プログラム (KB835732)をインストールする

以上をダウンロード後実行しないと“VM wereTOOLS”がインストール出来ない事が判明
だが、マイクロソフトはWIN2K SP4と(KB835732)の配布を既に終了しておりアップデートが出来ず。

【SP4・(KB835732)・“VM wereTOOLS”のインストール手順】
ちなみに、標準ブラウザIE5からだと満足にサイトを徘徊できず閲覧もままならないため、致し方ないので先にWIN2000上でまともに動作するブラウザをインストールしておく。
 参考リンク:Windows2000で使えるソフト最終バージョンまとめ
※IE5でも、画面が崩れない仕様に感謝
 ちなみに当方は、Firefox12.0をインストール(IE6でも行けるとの情報あり)し、Firefoxから以下リンク先よりSAP4をダウンロードした。

いろいろとネットを徘徊していたところなんと!配布してくれている奇特なサイトを発見!!
続けて、セキュリティバッチ (KB835732)をwebarchivよりダウンロード後インストール

おかげで、無事にSP4にアップデート終了。VM wereTOOLSもインストール完了し色数・解像度が正常に戻った。

早速本来の意図だった『YMO SELFSERVICE』を起動させてみた。
おおっ懐かしい!!
しかし、今見ても凄い情報量。YMO現役時代の全曲収録。サンプリング音源のオマケまで聞けてしまう。

コレだけのために丸一日を費やしてしまったが、OSが軽い分快適に動作。今から20年前だったことにも改めて感慨ひとしお。
これはこれで苦労の甲斐があった。

ちなみにVM wereは、Windows上でMacもエミュ出来てしまう。さすがに当方の環境だと常用するには重すぎるが営利目的で無ければ無料で使い続けられる素晴らしいソフトウェアである。

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