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【映画】遅ればせながら 話題の映画『君の名は。』 を観てきました。

2016-11-17 | 映画
この一ヶ月は、我が家はシネマ月間。週末立て続けに4本。自宅でもHULUで、時間があると何かしら観ています。
そんな中、遅ればせながら話題のこの映画 ようやく府中のくるる内TOHOシネマズにて観て参りました。
大ヒット作と世間でいろいろと取り上げられていたので当初は、興味はあったんですが、自分が嫌いな「恋愛モノ」っぽかたんで、敬遠していました。
ですが仕事の同僚(20代)がリピートしてまで観て来て
「とっても良かったですよ。迷っているんなら絶対見た方がいいですよ!」
と、一押ししてくれたこともありようやく観に行くことにしたのでした。

「君の名は。」予告2

【あらすじ】
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」
そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」
いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。
「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」
辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。
出会うことのない二人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す

「君の名は。」公式ページより

【観た感想をさらっと(ネタバレあります)】


設定は、良くある「体と心が入れ替わる系」です。
自分が覚えているものでは、古くは大林宣彦監督の尾道三部作のひとつ“尾美としのり”さんと“小林聡美”さんが演じた「転校生」でしょうか。
小林聡美さんのアラレもない姿には、当時びっくりでした。
“観月ありさ”さんと“いしだ壱成”くんが演じられてたドラマ「放課後」(原作:山中恒氏の小説『おれがあいつであいつがおれで』)
観月ありささんの妙に色っぽいところと壱成くんのの女子の時のなよっぽさが両極端で面白いドラマでした。
同じ男女間でも娘役ガッキーこと“新垣結衣”さんと父親役“舘ひろし”さんが演じた「パパとムスメの7日間」 も面白かったです。とにかくガッキーの女子高生姿がとても可愛らしかった事を覚えています。

この作品もそんな「体と心が入れ替わる系」の映画なのですが、さすがにちょっとひねってあります。
なぜ突然体が入れ替わったのか?ラスト近くで判る衝撃的な現実。このあたりの設定は「なるほど!」と、思いました。
ですが、観終わったあと「感動した」とか「涙が溢れでた」とか、結構コメントが多い映画みたいなので期待していた割には、特に感動もなく…。
ご都合的な展開に少々困惑。また、疑問もたくさん湧いてしまいました。
一番致命的なのは
・お互いスケジュールのやりとりをしていたのに“三年間の時間差”に気づいていないこと。
・歴史を変えてしまったこと

で、強引にハッピーエンドに持っていかなくてもいいのに。とも思いました。
細部まで描きこまれた美しい風景は、確かに見ごたえがありました。
東京編では、いろいろな実際のロケ地が使われていてラストに登場する四ッ谷の須賀神社へは、以前訪れたことがあリます。
参考ページ:【ウォーキング】四ツ谷界隈散策~於岩稲荷田宮神社ほか

この映画、なぜか若い人の共感者が多いみたいですね。何でもリピート6回めとかのコメントも何処かで読みました。
どうやら「心が腐れきっているオッサンには、まともな感動は得られない」映画だったみたいです。^^;
でも主人公の「三葉」ちゃんには萌えました。特に巫女姿で踊るシーンは、最高ですね^^;
そしてなんと!鳥居と御神体の巨石」がこの映画には登場します。巨石の内部 岩屋には宮水神社の奥の院が奉られています。
これは、予想もしなかった場面でした。
あと登場する「口噛み酒」ちょっと汚いイメージがありますが、実際に東アジア地方や沖縄、奄美等でもかつて作られていたみたいです。
日本では、どうやら神事用に作られていたみたいで、まさに映画の中で使われていた通りみたいです。

随所に伏線やらシカケがいろいろ施してあるそうで、見直して見れば新しい発見があるのかも知れません。

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