1960年後半から1970年前半にかけて私にとってMEN'SHOPが一番輝いていたころだと思う。
TEIJIN MEN'S SHOPで買ったNEW YORKERのトロピカルのブレザーについていた釦、コラボしてたんですね。今は高瀬貝の釦がついています。The Blazerのタグ、この当時のNEW YORKERのブレザーはメルトン生地もほかのブランドより厚くしっかりしたものでした。
VAN のTHE BLAZER MANのタグ、タグもしっかりしてデザインも抜群です。スーツスタイルよりブレザー、ジャケットスタイルに力を入れてたのではないでしょうか。自分自身もブレザー、セパレートスタイルが大好きで、男のオシャレはセパレーツスタイルにこそあると思う。
VAN WINCHESTERのメタルボタン、ROYAL REGIMENTはKentのブレザー。キーホルダーも面白いものがあった。OHHH KEY・・・の裏にはUnited Prison of New York
ジャケットが変わればシャツ、タイ、パンツ、靴それぞれが変わってくる。「着ること、装うこと」を楽しむ最高の手段。着る人の個性、好みが一番よく現れる。そして如何にに着こなしてきたかもそこに現れる。その楽しみは自らのコーディネイト。誰とも違う自分だけの組み合わせ。その着こなしは無限だ。何を組み合わせようとするこの楽しみは至福の至り、男の快楽といっていい。でも迷うことはない、数多くの着こなしを実践してきたからこそ身に着けようとするシャツ、タイへと自然と手が伸びる。わくわくする思いでタイを結ぶ。その感性は今日のコーディネートにつながっている。
Paul Stuartのメッセージ
「ジャケットスタイル」を楽しむとは男にとっても贅沢なことであり、これほど楽しいことはない。(2004 Autum Jacket&Trousersより)