セブンズワールドシリーズ開幕戦・初のゴールドコーストでの大会となった
オーストラリアでのJAPANの最終戦3試合の映像をチェック!
まずはアルゼンチン戦。
昨年のラスベガス大会で勝利していますが、通産成績は1勝7敗と分が悪い相手。
試合開始からマイボールキープし、トゥキリ選手が先制トライを取りましたが、
直後のキックオフボールから一気にカウンターで失点。
前半に残り1トライずつ取り合い、前半は五分五分。
しかし後半は4トライを取られ、一方JAPANは無得点、合計12-38での敗戦。
セットプレーでは押し負けず十分に勝負可能な相手でしたが、
ボールへの働きかけの部分で消極的さが出たところです。
それと試合開始時や得点直後にフッと集中力が切れたところで一気にゲインされて
トライを奪われていました。ここは今後意識付けを高めたいところです。
続くケニア戦
過去の対戦成績ではケニアにも0勝4敗と勝ちはありません。
ケニアは主力のコリン・インジェラやハンフリー・カヤンゲといった抜群のスピードを
持った選手がチームを離れていてJAPANには初勝利のチャンス。
試合開始後JAPANは敵ラインアウトをスチール。直後の展開されたボールを
藤田選手が外に行くと見せかけて一気に内をついての見事なステップでセブンズ初トライ。
続けて攻めるJAPANはボールキープしつつスペースを作り出し坂井がトライしリードします。
今度はケニアの攻撃。
ペナルティからロングパス一本で大外へ展開しそのままトライ。
そしてケニアの身体能力の高さを魅せつけるようなプレーが。
アシオヤが低さと角度のある、まさに切り裂くようなステップで中央から
ゴール前まで迫り、アセゴの逆転(トライ&ゴール)で12-14.
しかしJAPANはあきらめません。
ラインアウトをクイックインしてできたポイントから
ロコツイ→藤田選手からパスを受けたテアウパ選手が左タッチ沿いを大きくゲイン。
ゴール前で止められるも、パスアウトされたボールが右に展開され、最後は坂井
選手が決めて逆転勝利!19-14。
ケニアは手足が長く、絡まれたり、タックルのしにくさはありますが、
プレー自体にはやらしさがないので、やりやすい相手であると感じますね。
そしてシールド決勝はパプアニューギニア(PNG)戦。
PNGは女子も最近メキメキと力をつけています。
セブンズのオリンピック効果でこのようなチームがこれから続々でてくることは
日本にとっては正直脅威ですね。
前半JAPANがまず攻めます。
相手ゴール前のマイボールスクラムをクイックヒールアウト(スローワーとキャッチャ
ーは別)。ボールを受けた藤田選手が右タッチ際でスペースのないところを体を反転
させて2人を抜いて先制トライ!
藤田選手は直後のキックオフで一気に相手にゴールまで攻められますが、よく戻って
タックルでピンチを防ぎました。
相手にもトライ&ゴールを返され逆転されますが、再度攻めるJAPANはまたも
藤田選手がよく動き、相手ディフェンスを分散させてできたスペースに山内選手が
飛び込みトライ。12-7で前半を折り返します。
後半は相手ゴール前からキックで裏に出られて、続けてキックでゴール前に迫られ
トライされます。仕切りなおし後も相手ゴール前スクラムからすばやいパスをつな
げられ、左ライン際を一気に走られてトライされます。そして(マイボール)キックオフ
ボールをダイレクトでキャッチされそのままトライ。簡単に3連続でトライを許し、
これで勝負が決まってしまいました。
PNGはタックルスキル等まだまだのチームなのですが、ただし自分の弱点を
よく知っていてできるだけコンタクトの機会を減らそうと裏にボールを蹴ったり、
速く長いパスで外のスペースで勝負をかけてきました。
その点ではよく練習を積んでいるなと感じさせるチームです。
PNG監督はシェーンハワース。聞き覚えありますか?
元オールブラックスで、1999年にはグラハムヘンリー監督の下ウェールズの15番を
つけてワールドカップを戦ったプレーヤー。サイズはないが手堅く、キレのある
プレーヤーでした。
そのハワース監督曰くは、今後サモア、イングランド、ニュージーランドと対等に
伍すチームにと理想は高い!
アルゼンチン戦もPNG戦も見られたのですが、ストレートランで簡単に
抜かれてしまうシーンが多く、ディフェンスのプレッシャーが不足気味。
まだ若い選手が多いので、意識と粘りのよりいっそうの強化を!
シリーズは今週のドバイ、来週の南アフリカ大会と続きますが、 JAPANは
一休み。来年2月のウェリントン大会から、ラスベガス、香港そして東京大会
への参戦となります。
しばらく時間が空きますが、強化速度を止めない、いや加速できるように
日本協会の継続運営、各所属チームの協力を願わざるをえません。
本番(東京大会)まであと5ヶ月です!
オーストラリアでのJAPANの最終戦3試合の映像をチェック!
まずはアルゼンチン戦。
昨年のラスベガス大会で勝利していますが、通産成績は1勝7敗と分が悪い相手。
試合開始からマイボールキープし、トゥキリ選手が先制トライを取りましたが、
直後のキックオフボールから一気にカウンターで失点。
前半に残り1トライずつ取り合い、前半は五分五分。
しかし後半は4トライを取られ、一方JAPANは無得点、合計12-38での敗戦。
セットプレーでは押し負けず十分に勝負可能な相手でしたが、
ボールへの働きかけの部分で消極的さが出たところです。
それと試合開始時や得点直後にフッと集中力が切れたところで一気にゲインされて
トライを奪われていました。ここは今後意識付けを高めたいところです。
続くケニア戦
過去の対戦成績ではケニアにも0勝4敗と勝ちはありません。
ケニアは主力のコリン・インジェラやハンフリー・カヤンゲといった抜群のスピードを
持った選手がチームを離れていてJAPANには初勝利のチャンス。
試合開始後JAPANは敵ラインアウトをスチール。直後の展開されたボールを
藤田選手が外に行くと見せかけて一気に内をついての見事なステップでセブンズ初トライ。
続けて攻めるJAPANはボールキープしつつスペースを作り出し坂井がトライしリードします。
今度はケニアの攻撃。
ペナルティからロングパス一本で大外へ展開しそのままトライ。
そしてケニアの身体能力の高さを魅せつけるようなプレーが。
アシオヤが低さと角度のある、まさに切り裂くようなステップで中央から
ゴール前まで迫り、アセゴの逆転(トライ&ゴール)で12-14.
しかしJAPANはあきらめません。
ラインアウトをクイックインしてできたポイントから
ロコツイ→藤田選手からパスを受けたテアウパ選手が左タッチ沿いを大きくゲイン。
ゴール前で止められるも、パスアウトされたボールが右に展開され、最後は坂井
選手が決めて逆転勝利!19-14。
ケニアは手足が長く、絡まれたり、タックルのしにくさはありますが、
プレー自体にはやらしさがないので、やりやすい相手であると感じますね。
そしてシールド決勝はパプアニューギニア(PNG)戦。
PNGは女子も最近メキメキと力をつけています。
セブンズのオリンピック効果でこのようなチームがこれから続々でてくることは
日本にとっては正直脅威ですね。
前半JAPANがまず攻めます。
相手ゴール前のマイボールスクラムをクイックヒールアウト(スローワーとキャッチャ
ーは別)。ボールを受けた藤田選手が右タッチ際でスペースのないところを体を反転
させて2人を抜いて先制トライ!
藤田選手は直後のキックオフで一気に相手にゴールまで攻められますが、よく戻って
タックルでピンチを防ぎました。
相手にもトライ&ゴールを返され逆転されますが、再度攻めるJAPANはまたも
藤田選手がよく動き、相手ディフェンスを分散させてできたスペースに山内選手が
飛び込みトライ。12-7で前半を折り返します。
後半は相手ゴール前からキックで裏に出られて、続けてキックでゴール前に迫られ
トライされます。仕切りなおし後も相手ゴール前スクラムからすばやいパスをつな
げられ、左ライン際を一気に走られてトライされます。そして(マイボール)キックオフ
ボールをダイレクトでキャッチされそのままトライ。簡単に3連続でトライを許し、
これで勝負が決まってしまいました。
PNGはタックルスキル等まだまだのチームなのですが、ただし自分の弱点を
よく知っていてできるだけコンタクトの機会を減らそうと裏にボールを蹴ったり、
速く長いパスで外のスペースで勝負をかけてきました。
その点ではよく練習を積んでいるなと感じさせるチームです。
PNG監督はシェーンハワース。聞き覚えありますか?
元オールブラックスで、1999年にはグラハムヘンリー監督の下ウェールズの15番を
つけてワールドカップを戦ったプレーヤー。サイズはないが手堅く、キレのある
プレーヤーでした。
そのハワース監督曰くは、今後サモア、イングランド、ニュージーランドと対等に
伍すチームにと理想は高い!
アルゼンチン戦もPNG戦も見られたのですが、ストレートランで簡単に
抜かれてしまうシーンが多く、ディフェンスのプレッシャーが不足気味。
まだ若い選手が多いので、意識と粘りのよりいっそうの強化を!
シリーズは今週のドバイ、来週の南アフリカ大会と続きますが、 JAPANは
一休み。来年2月のウェリントン大会から、ラスベガス、香港そして東京大会
への参戦となります。
しばらく時間が空きますが、強化速度を止めない、いや加速できるように
日本協会の継続運営、各所属チームの協力を願わざるをえません。
本番(東京大会)まであと5ヶ月です!