プロボクシングWBC世界Sフェザー級王者の粟生隆寛(28)=帝拳=と、同級4位のガマリエル・ディアス(31)=メキシコ=のタイトルマッチの調印式が25日、東京都内で行われた。
また、4度目の防衛戦となる粟生がV4を足掛かりに海外進出することが明らかになった。
来年4月までに本場・米国でV5戦を行うプランスイーツだ。
自然にテンションが上がってきた。
世界戦の恒例行事・調印式を終えると、粟生は珍しく“ガン”を飛ばす。
王者の闘志が炸裂(さくれつ)。
挑戦者・ディアスの眼を20秒以上もにらみつけた。
「短い(にらみ合い)のはあるけど、こんなに長いのは初めて。
相手がにらみつけてきたので、負けられないと思った」
千葉・習志野高時代に史上初の6冠を獲得したエリートボクサーが感情をむき出しにした。
次戦は、WBA同級王者の内山高志(32)との王座統一戦が有力視されていたが、プランが変更になった。
悲願の海外進出だ。
来年4月までに、WBC同級1位のセルヒオ・トンプソン(メキシコ)か、2位のディエゴ・マグダレノ(米国)を相手に、米国で防衛戦を行う予定。
本田明彦会長(65)は「アウェーは大変だが、強くなるために必要なことだ」と期待を込める。
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