リムルダール日誌

気ままに書くメモ帳

ネット書店の意義

2006-07-10 03:55:00 | Weblog
ネット書店で本「延命」 巨大倉庫が書棚のかわり

自分は本がずらりと並んでいるあの雰囲気が好きなのでアマゾンなどのネット書店に対しては特に意見はないというかむしろ既存の書店経営圧迫に繋がるんじゃないかと危惧している派だったが、この記事をみるとちょっと考えが変わるな。

本屋というスペースに制限のあるところでは必然的に売れ筋だけをおくようになるだろうし、それが商品のサイクルを短くしマイナー本は最初から置かないなど多様性を損なう事に繋がる事を考えると、そういう点をあまり気にしなくていいネット書店が多様な商品を揃えられているという事では大いに存在意義があるよな。


アマゾンが委託販売サービス開始 「中抜き」加速?


こんな記事もあるし単にネットで販売して既存の小売り業を圧迫するという視点だけでは駄目だよな。これだってマイナー商品の販売に繋がるんだろうし。新しい商品やサービスが出てくると旧来の人間にとっては脅威になるが消費者レベルでは多様な視点からそれをみてメリット・デメリットを見極めないと駄目だな。自戒を込めてで今度amazonで本でも買ってみるか。