南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

16日(土)から9連休。ウルグアイのゴールデンウイーク。

2011-04-15 | 街 、ラ・プラタ川
カトリック諸国では、一般的にイースター週間(聖復活祭)と呼ばれています。が、ウルグアイは
当の昔に政教分離かつ無宗教主義者が多いこともあって、イースター週間を、観光週間と呼んで
います。この時期、国内でも多くのイベントが行われ、ガウチョ週間、ビール週間、自転車競技週間
と観光週間の呼び名も多様化してます。

さて、ウルグアイ国外で過ごすことが毎年多くなっている住民ですが、
この時期、主に南米の主要観光地には、少人口のウルグアイ人が目立つようになります。
毎年、観光週間の人気トップ3は、直行便のあるイグアスの滝、ブエノスアイレス、
ブラジルのリゾート地のフロリアノポリスあたりでした。南米の主要航空会社のモンテヴィデオ空港の
乗り入れも相次いで、デスティネーションは多様化。チリ、ペルー、パナマ、コスタリカ、
カリブ海など少しずつ距離が遠のいて、インフレがあるといえども景気の良さもあり、
どの飛行機会社も満席状態。この時期、席ありません

敬虔な信者が多い太平洋側にある某国でタクシーに乗ったとき運転手サンに
「ウルグアイじゃ、イースター週間って言わず、観光週間って言って、教会に行かず、
観光して肉を食べるんだって?」と、意味ありげに言われしまいました。
同じ南米大陸とは言え、習慣や文化の差を大きく感じる時です。

さて、イースターではなく観光週間が終わると、本格的にストライキが増えてくる気配も。
インフレによる賃金値上げ交渉が本格化するでしょう。その前の小休止