南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

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今日のお昼 パイサンドゥ 牛の骨髄

2015-11-21 | 地方
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首都モンテビデオから北西400キロ少々のパイサンドゥ県
隣県の温泉で知られたサルト県より知名度控えめですが
古くから牧畜業 革製造、精肉業、後になってビール、クラッカー、
セメントなどの産業も盛んで国の重要な産業地。
そのパイサンドゥ市郊外11キロ地点、
1810年から干し肉業、今日も
冷凍加工精肉業を営むカサ ブランカが所有する
伝統的な建物ラ プルペリアにお邪魔。
冷凍産業が起こる前、まだガウチョ(カーボーイ)がたくさんいた時代、
各地に見られたラ プルペリア。


プルペリアは、
ガウチョのかつてのコンビニと言ったらわかりやすいでしょうか、
生活備品、食品、革製品など
お酒も取り扱うので鉄格子のカウンターもかつてあったところが
多く、厚壁で頑丈にできています。現在は地方のプルペリアが
雑貨店に変わってそのまま使われているところもあります。




その歴史あるカサ ブランカの
プルペリアを改装してレストランとしてオープン。
そしてわざわざ市郊外を訪れた理由は、料理が全て泥で作られた窯を使い
蒔きで調理されているとお聞きして
嗅覚で動く犬のように車を走らせます


前菜は、本日のメインイベント、
牛骨を真二つに割った髄。
蒔きでじっくりローストされているので
想像していたトローんとした味覚ではなく
非常に旨味が濃厚でしっとりバターのような初感覚
ここまで来て良かったと思った瞬間。
そして牛肉のカルパッチョもブエノ。



メインは、牛肉もさることながらレストランの目の前の
ウルグアイ川で採れたばかりの川魚ドラドも気になり注文。
川魚にありがちな臭みがなく、窯でじっくり焼かれて
まるで燻製のようで弾力あり深みがある。
日本酒があったら宴会が始まりそうです。
サラダのお野菜は自家栽培。




ここまでお腹も満喫して、ウェイターさんが
「他に食べたい物がありますか?」とお聞き頂き
いっぱいのお腹と懐を心配した瞬間、
「何皿食べてもお値段変わりませんよ」と、
ご案内があり目がキラキラ。
着席した時、説明を聞かずに
ただ前菜とメインを注文してデザートまで
フィックス・プライスだと思っていたのが大勘違い!
もう少しメニューの組み合わせを考えれば良かったと後の祭り。
しっかりデザートまで頂きもう動けません
運転する人、可哀想

蒔き窯でじっくり調理した自然の恵みと旨味を
一層感じるお料理でした
また、いつか訪れたいです。




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