2インチテープ

　　東京スポーツの柴田惣一氏から連絡があり、「古い女子プロレスのテープを処分したい人がいるので、興味があったら取りに行ってほしい」と言われ早速、その方にアポを取りました。島田十九八さんという映像関係の仕事をしている方で、その昔は梶原一騎の「格闘技世界一」などのシリーズを制作し、北尾選手の武輝道場もサポート。サムライTVでは「プロレス・スーパースター列伝」というレトロ企画でアメリカを飛び回っていたそうです。「もっと早く来てもらえれば、いろいろ面白い物があったのに…つい最近、処分してしまいましたよ…」と言われました。
　島田さんから頂いたのはジム・クロケット・プロモーションが撮影した70年代の2インチテープ。ここにはファビュラス・ムーラvsスーザン・グリーンの試合映像が入っていますが、現在ではこの2インチ・テープを変換できるデッキが存在していません。従って見ることはかなり困難な状態です。あとイリオ・デ・パオロの缶バッチなんてレアな物もありました。「また何か出てきたら知らせますから…」と言っていただきました。久しぶりにコレクター欲が出ました。これが消え失せたら自分らしくありませんね。こう見えてもプロレス限定で物欲はまだ旺盛です。