■ International Friendly Match |
イングランド(2-1)スイス @ウェンブリィ ・前半40分 ジャーメン・ジェナス(イングランド) ・後半13分 デルディヨク (スイス) ・後半17分 ショーン・ライト・フィリップス(イングランド) |
■ カペッロ新体制のイングランド 前半の戦い |
◆ 前半序盤
イングランドは、[4-1-4-1]というフォーメーション。
新体制での初戦ということもあり、前半20分くらいまで選手達のプレーは固かった。
また、代表チームとして準備の期間が多くあったわけではないので選手達のプレーにチームとしての共有のイメージが構築されていない模様。
最高峰のリーグでプレーする選手達であっても準備期間の短い代表チームで集まって試合をするといった場合、こういったことは往々にして起こりえる。
一方のスイスは、[4-4-1-1]というフォーメーション。
堅守速攻のチーム。日本代表がオシム監督時に対戦したことがあるので、みなさんもイメージは掴みやすいと思います(余談、日本が苦しめられた左SBマニャンはメンバーに入っていなかった)
攻撃は、FKやイングランドのミスに乗じてチャンスはあったものの1トップのエンクフォーとトップ下のヤキンは、あまり機能していなかった。イングランドの最後の部分を崩すまでには行かず。
守備は、非常にオーガナイズされており、序盤イングランドに攻撃の形を作らせず。特に、イングランドのSBとボランチへのプレスは試合前からの指示があったと思われる。これによりイングランドは序盤、DFラインからのビルドアップに苦戦していた。
ところが、前半30分過ぎからイングランドの選手達のプレーに変化が見られた。選手間の連携が徐々にフィットし始めた。
※ 以下画像は左→右。下段へ。
◆ 攻撃のリズムが良くなったイングランド
前半31分 スローインからのボールをダイレクトで繋ぎ、スイスのDFラインの裏を鋭く抜け出したジェナスがゴール前にクロス。逆サイドから絞ってきてたJ・コールがゴール前で待ち構えていたもののスイスのGKのセーブに合う。
これって「接近・展開・連続」じゃない?(いとも簡単に・・・)
前半36分 サイドでボールを受けたJ・コールがドリブルで仕掛けジェラードへパス。ジェラードはミドル・シュートを打とうとするもののスイスの選手に封じられるが、こぼれ球をJ・コールがシュートを放つもののGK正面。
多少、試合を通じてサイドから央へドリブルであったり絞る形が多過ぎた感はあり。
前半38分 プレスを仕掛けスイスをサイドへ追いやりジェナスがボールをカットするとカウンター。ルーニーとの連携が合わなかったが、後方から上がってきたジェラードが、これも左サイド駆け上がってきたフリーのJ・コールへパス。J・コールのシュートはGKの弾かれるものの決定機を演出。組織的な守備からカウンター攻撃。(個人的に好きな形)
前半40分 ベントレーが右サイドでキープして、ブラウン→ジェラードとパスを繋ぐ。ジェラードが再び逆サイドのJ・コールへ展開。J・コールは1対1の状況でスイスのSBをドリブルで交わしゴールライン際をドリブルしゴール前へパス。
ニアサイドにポジションを取ったルーニーが囮となり、ニアサイドを開け、ゴール中央マークを外しジェナスがゴールを決めイングランドが先制。
前半43分 イングランド・サッカー特有の「前線へキックしてGO!」という形が、逆に良いイメージで形になり現れた。
右SBブラウンがジェナスのスイスDFラインの裏を意識した動き出しにロングフィード。ジェナスの動す前に一度引いたプレーが効果的。
■ イングランドvsスイス (後半) 【親善試合】
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「勝負強さ」欲しいですね~!!
これからカペッロがどんな代表を作るか本当楽しみです。
(自分も別ジャンルですがウェブ運営してるんで分りますw)
自分もダイジェストでしか見れなかったので、
詳細な展開も書いてあるのでわかりやすくてグッドです~。
試合も親善とはいえ、欧州の親善試合は
真剣勝負に近いですから。それを見事に勝利しましたね。
惜しむべくはユーロ敗退前に
こういうイングランドであって欲しかった点ですかねw。
こんにちは。
きっとカペッロは「勝負強さ」を一番厳しく問うだろうし、チームもそういう方針で進めていくと思います。
こんにちは、はじめまして。
画像などはさほど大変でもなかったりするんですけど、
どういう構成・局面をとりあげるか?って考える方が頭使うかな?
ユーロを犠牲にしてでも今後の為と考える方がイングランドにとってはプラスじゃないでしょうかね?