■ The FA CUP 06-07 |
マンチェスター・U(0-1)チェルシー 延長戦 ・延長後半11分 ドログバ(チェルシー) |
■ FAカップの意味 |
◆ 色々なカップ戦
現代の欧州リーグにおける、勝利の位置付けは、チャンピオンズリーグ(UEFAカップ)が最高峰にあると思います。その下に国内リーグ優勝。そして、各国には、カップ戦があります。一例を・・・
イングランド「FAカップ」
イタリア「コッパ・イタリア」
スペイン「コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)」
日本「天皇杯」
その他にリーグのスポンサーの冠カップもあると思います。イングランドではカーリングカップ、日本ならナビスコカップ。他の国は分かりませんが、リーグのスポンサーの冠カップないリーグもあるのかな?(あとは、リーグ戦開始前のカップ戦もあったりしますね)
◆ FAカップの位置付け
ご存じの通り、イングランドではリーグ戦と平行して2つの国内カップ戦が行われている。そして、2つのカップ戦は、他の国とは比較にならないほどの注目を集めて行われている。コッパ・イタリア、コパ・デル・レイ、ドイツ・カップ――その他の主要国で行われているカップ戦が、ヘタをすれば数千人にも満たない観衆の中で戦われることもある中、イングランドだけはリーグ戦に変わらぬ注目を集めている。国内リーグの優勝と国内カップの優勝。もし各国の選手にどちらを望むかというアンケートをとってみたら、イングランドだけは、後者をあげる割合が突出して高くなることは間違いない。 引用元:World Soccer Plus - CLにも通じるカップ戦王国イングランド |
■ ドログバのゴール |
◆ 試合展開
今シーズン、国内リーグ戦(プレミア・シップ)では、1、2位という成績を残しつつも、チャンピオンズリーグの決勝へ進む事の出来なかった両チームの戦いとなったFAカップ決勝。
両チーム共に3トップ気味の布陣で臨んだこの試合。
ご存知の通り、チェルシーは、今シーズン加入したシェフチェンコ、ランパードが不在。ユナイテッドは、チャンピオンズリーグの戦いでも見られた布陣でした。
やはり、チェルシーは、ドログバの1トップへの依存。そして、マンチェスターUは、左WFに入ったC・ロナウドへの依存。つまり、両チーム共に攻撃の起点、攻撃のアクションを起こすメインプレーヤーが明確でした。その他には、両チーム共にサイドでの崩しがポイントのように思いました。チェルシーであれば、左WFに入ったJ・コール。(右WFのSWP(ショーン・ライト・フィリップス)も良かった)そして、マンチェスターUは、ギグスの右サイドとCFのルーニー。
前半30分くらいまでは、チェルシーの方がフィニッシュまでの形が良いように感じました。その後、両チーム共に決定的なチャンスを決めることが出来ず、後半に入ると延長戦へ突入のムードが濃厚になってきました。
ちょっとお酒を飲みながらみていたもので、出来ることなら90分で終わってくれないと延長、PKになったら、こりゃ寝るな・・・なんて思いながら見ていました。しかし、リーグ戦も終了して最後の最後の試合ですので、CLにも出場したチーム同士ということもあり、プレーのパフォーマンスは総じて疲労を感じさせるものでした。ありがちな表現になってしまいますが、キレがないような感じはしましたね。
このままPKへと突入かと思われた、延長後半11分頃、試合を決めるドログバのゴールがネットに突き刺されいました。そして、ドログバのゴールと共に私も布団に入ることが出来ました(笑)
◆ ランパードのオフザボールの動きが秀逸
チェルシーのFACUP獲得を決定したドログバのゴールですが、ポイントはランパードの動きだと思いました。
その前にカルーにボールが渡った時、このタイミングで潰す事が出来ればユナイテッドとしては良かったのかもしれません。しかし、時間帯が時間帯でしたので、運動量などを考慮すれば、致し方なかったのかな?とも思われます。得点シーンの一連の流れに関しては、右画像をご覧いただければ分かると思います。
最終的には、ドログバとランパードのダイレクトプレーによりユナイテッドがバイタルエリアでのマークの甘さを露呈した形になり、そして敗れてしまいましたが、必ずしも守備に大きな問題を抱えているわけでもなく、ユナイテッドが先制をしていたら異なる試合展開になっていたかもしれません。
しかし、ユナイテッドの中盤の守備に関しては、やはり来期に向けて補強が必要ではないかと個人的には思う次第です。特に、ルーニー、C・ロナウドという協力なアタッカーがいる反面、守備でのスペシャリストが1人は欲しい、それにより攻撃に片寄った場合でも後方(守備)へのリスクが軽減されると思います。
■ 2冠のチェルシーと1冠のユナイテッド |
最終的に、この両チーム、痛み分けという結果に終わった今シーズン。
カーリング・カップ、FAカップの2冠のチェルシー。
国内リーグ戦優勝のマンチェスター・ユナイテッド。
しかしながら、両チームともにCLでベスト4で敗退。今シーズンは、W杯後ということもあり、軒並みどのクラブも代表クラスの選手のコンディションが問題だったと思います。こういう部分が来期は多少軽減されると思われますし、両チーム共、色々な問題を抱えて戦い抜いたシーズンでした。今後は来シーズンに向けての補強など注目だと思われます。そして来期も、プレミア・シップはこの2強を中心に展開されると思われます。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
よかったらクリックお願いします。
■ リンク - ブログ検索 |
ブログランキング・ブログ検索ポータルサイトのにほんブログ村。 人気ブログランキング、ブログ検索、トラックバックセンター、アンケート掲示板などが大人気(無料) | |
ブログの殿堂は人気ブログや話題の記事をユニークな視点で集めたブログポータルサイトです。 |
でもFA杯かリーグタイトルかを選手達に聞いたら悩むでしょうけど、リーグタイトルと言うと思います。笑
来季、アンリも戻ってくるアーセナルは補強次第では怖いチームになると思います!
それでも、後ろのCB2人で押さえ込める自信があるのでしょう。
こんばんは。
ハーグリーブス本当にユナイテッドに来るんでしょうかね~?昔のように生え抜きの若手が台頭して欲しいものです。
こんばんは。
チェルシー勝利おめでとう。私もリーグタイトルだと思います。来期、アーセナルはどうなんでしょうね?そもそもアンリが残るか?また、ベンゲルにも退団の噂はありますね。
こんばんは。
攻撃を売りにしているのかもしれませんけど、中盤での守備はやっぱり重要でしょうね。
どうやってやるんですか??
FAcupも大きな盛り上がりで、すごいですね★来季は是非チェルシーにリーグ優勝してほしいですが…
トラバもしておきました!
確かにバイタルエリアは、今季ユナイテッドの守備の最重要課題でしたよね。今季は主にアンカーを担当していたキャリックは、アンカーのスペシャリストではないですから、どうしてもバイタルエリアを空けてしまうシーンが多い印象を受けました。でも、その割に、シーズンを通じて失点が少なかったですよね。
来季からはハーグリーヴスの加入が決定したようですし、このエリアはかなり改善されるのではないでしょうか。
こんばんは、はじめまして。
画像は、アニメーションGIFの実際の画像版です。
アニメーションって言うくらいなので、“パラパラ絵”?みたいな感じでシーンを分割して、それぞれの画像に線みたいなのを入れて行きます。あとは、それを最後に1つ(アニメーションGIF)にするだけです。
一連の作業には、ポイントごとにソフトを2、3使っていますが、慣れれば簡単です。
問題は、記事との関連性などです。
まだまだですが、今後とも宜しくお願いします。
どうも、こんばんは。
ハーグリーブス決まったのですか?!
やはり、ユナイテッドは守備面でのスペシャリストが欲しい感じはありますね。でも、失点が少ないのは、攻撃的(ポゼッション志向)が強いから?!