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ブラジル戦プレビュー

2013年06月15日 | コンフェデレーションズカップ2013
■ ブラジル戦プレビュー

◆ ブラジルの強さ
近年、ブラジル代表はW杯では母国のサポーターにとって期待に応えるような成績を残せていない。

 2002年日韓W杯    優勝
 2006年ドイツW杯   ベスト8
 2010年南アフリカW杯 ベスト8

今大会はブラジルにとって本大会に向けて良い意味でのステップアップの機会にしたいと思っているはずである。なにせ、南米予選が免除とされているので、チームを構築する為の機会が少な過ぎるのである。そういう意味で、今大会にかけるブラジル代表の監督スコラーリは、色々と試したいと思っているはずである。

そんな開催国のブラジルと日本は初戦に対戦する。
日本も1年後には、ベスト16(グループリーグ突破)進出は最低条件として皆考えているはずである。

コンフェデレーションズカップ(以下、コンフェデ)は、8チームが参加する大会なので、
グループリーグでいきなり、W杯ベスト8レベルの戦いが出来るという考え方もできる。

◆ つけ入る隙
初戦のブラジルは、10回戦って1回引き分け以上が出来れば良い相手だと思う。これは、今のザックJAPANの問題という訳ではなく、日本サッカー界とブラジルサッカー界との差によるものである。しかし、明朝の試合は勝てない試合ではないと思う。

母国開催のブラジルにとって、プレ・ワールドカップの位置づけのコンフェデレーションズカップとはいえ、初戦のプレッシャーは、大きいと思う。特に、サッカーへの情熱のあるブラジルだからこそ、観客のプレッシャーも相当あると思う。このグループは、ブラジルとイタリアがグループリーグ突破すると思われているだろう。そこを崩すのは、日本かメキシコ。

◆ ジャイアント・キリング
少なくとも過去の実績などを考えれば、日本よりメキシコの方が上と見ているだろう。
つまり、このグループでは日本が一番下と見られているのである。日本が勝てば、「ジャイアント・キリング」となる。

そうこの初戦が、唯一コンフェデレーションズカップでグループリーグを突破する為の一つのポイントである。
ブラジルは初戦で母国開催、多くの国民に注目される中で格下と見られている日本との試合である。
初戦を勝利して勢いをつけるという目論見があるはずである。

その油断を突くしか、圧倒的な強さを誇るブラジルから引き分け以上の結果を残す為の術は見当たらない。
今回は、プレ・ワールドカップだが、もし、これが1年後のワールドカップ本大会でのベスト16、ベスト8の試合だったら?
プレW杯だから、どのチームにも気持ちの部分で100%と言えない部分があるばずである。(勿論、日本にも言える)

◆ 1勝1敗1分とセットプレー
日本がブラジルに対して、引き分け以上の結果で上出来だと思う。
せめて、1得点は取って欲しいと思う。そして、仮に負けたとしても最少得失点差、「0-1」だったら
第2戦以降に繋がると思う。W杯の前哨戦ではあるが、この大会である程度本気で日本は戦って欲しい。
前述の通り、8チームが出場しているベスト8以上のレベルと考えると、そんな相手と3試合出来る機会は、そうそうない。
そんな相手と3試合戦い、グループリーグを突破してベスト4を決めるだけでも十分な自信と成果が得られる。

明朝の試合、ポイントはセットプレーだと思う。
ブラジルの攻撃力は言うまでもないが、逆に、そんなブラジルと同等に戦えるシーンが、セットプレーである。
日本は、遠藤、本田というプレイスキッカーがいる。セットプレーで1点先制出来れば、ブラジルも焦るだろう。
このグループの中で、現実的な勝ち点としては、4~5が理想だろう。つまり、最低でも1勝1敗1分である。

最後に、自分たちのスタイルで試合を進めるのか?それとも、リアリスティックに来年の本大会と同じレベルで勝利を見据えた戦い方をするのか?この部分は、ザッケローニ監督の判断、ザックJAPANの今後にとって大きな分岐点となると思う。

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