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Every.Log.

人生ぜ~んぶ!ネタ!! カメラ、旅行、ゲーム、毎日のボヤキ。

ゴーストワールド

2010年07月08日 23時26分24秒 | 映画レビュー


ダメに生きる。



ゴーストワールドという映画を観ました。
映画館でみたのではなく、学校で観ました。


この映画は青春映画です。
10代の二人の少女がどのように大人になっていくのかを撮っています。
高校を卒業すれば面白い人生になる。でも実際にはそんなことはなく、世界を受け入れられない。


好意を持っていた男性や、友人との関係も徐々に悪化し、疎外感を感じてしまうのをうまく撮っていると思った。
主人公が好きになった男性はオタクで、世間からはキモいと言われ全くモテない。そんな彼を婚活させるんだけど、
結局うまく女性と付き合ってしまった後は、観ているこっちも悩んでしまいそうな展開が待っています。


青春映画としてはかなり面白い作品だと思う。
10代特有の気の難しさ、焦りとかを非常にうまく撮っていると思う。
私もちょうどその時期なので あぁ確かにそうだなー っていう部分はいっぱいあった。


是非ともレンタルして観ていただきたい一本でした。
ちなみにオタクの男性を演じている俳優は、ビッグ・リボウスキっていう映画で
心臓麻痺で死ぬ役やってます。この映画はクソ笑えるので合わせてオススメ。








後イヤホン買いました。
ATH-CKM55 SVっていうイヤホン。オーディオテクニカの商品です。
音質は…まだ最初のエージングが終わっていないので、そんなもんだろうと思ってます。


ちなみに隣のは自転車のチューブ。
別にパンクとかしていないけど、予備で買いました。
早くロードバイクほしいな~。

月に囚われた男

2010年07月07日 21時00分17秒 | 映画レビュー


契約期間 3年
赴任地   月
労働人数 1人

このミッションは何か、おかしい。



第9地区と共に話題となった、月に囚われた男 を観てきました。
第9地区と同じ時期に、同じSF映画として登場したのですが、
石川県では扱っている映画館が今までなかったので観れませんでした。


幸い、今月から金沢市の109内のシネモンドという映画館で上映が開始。
なので早速行ってきました。ちなみにシネモンドには講師の人が勤めていたので、
映画を観る前に会ってしまった…。ちょっと見つかったらヤバい理由もあったのですが別に普通でした。



肝心の映画内容なんですが、
低予算映画ということで全体的に地味かな。派手なシーンはないです。
主人公が普段生活している建物内とかは、低予算だからチープって感じではないでしたが。


また、月面上なのに重力が地球とあまり変わってないような感じだし、
月面上を走る車みたいなものもミニカーみたいな感じだったけど、映画自体の面白さには関係ないですね。
そこら辺は予算関係がキツかったのかな。


映画の話自体は、労働関係の問題をテーマにしています。
予告をみる限り主人公は頭がおかしくなったのかと思っていたけど、違った。
労働関係の問題と、近いうちに問題になるであろう技術のことにも触れている作品。


凄くネタバレしたいんだけど、是非観てほしい作品だなー。
主人公の心境が痛いほど伝わってくるし、主人公の傍に居るガーティがカワイイw
ロボットだし、最後にはぶっ壊すのかと思っていたけど最後のガーティの張り紙が笑えた。


良作と言える作品なんじゃないでしょうか。
全体的に地味だし、派手なシーンはないんだけど、
一風変わったSF映画を味わえると思います。




ザ・ウォーカー

2010年07月06日 20時28分39秒 | 映画レビュー


世界は全てを失った。
男が運ぶたった一冊の本を残して――




ザ・ウォーカーを観てきました。
世界観がなかなか面白そうな映画でもあったし。
ストーリーは、核戦争後?の文明が崩壊した後の世界で本を運ぶ男の物語。


リアル北斗の拳状態であり、秩序を失った世界で生きる人間を生々しく撮っているといった感じ。
そして主人公の台詞で 「あの頃、捨てていた物を今は奪い合っている」 というのがあるんだけど、
映画の中では食べ物はもちろん、使い捨てのウェットティッシュすらも貴重にされているのがわかります。


主人公のアクションシーンもカッコイイし、凄い無双状態なんだけど、
いや…コイツならマジでやれるんじゃないか?ってくらいに納得できますw
一応ですが、手が取れるとかそういう残酷なシーンもあるのでこれから観る人は注意。



また、この映画は人物を前と奥に置いてフォーカス移動する演出を何度もしていました。
監督がこの演出が好きなのかわからないけど、結構な頻度でやっていたので面白かった。
暗いイメージを持たせるためか、映像も白黒に近いような質感でした。ここも気に入りました。


ただ一つ、この映画のラストは正直期待ハズレだったかなー。
あまり書くとネタバレになってしまうんだけど、私は宗教とか興味ないので。
後、映画の落ちというかそういうのも期待していたのに比べてインパクトが薄かった。


なので、全体的に考えると期待ハズレの映画でした。
同じテーマで、ザ・ロードという映画もあるんだけど、
そっちはザ・ウォーカーと比べてもアクションシーンなんて皆無だろうし、
絶望的なシーンの連続で、少し気が滅入りそうな映画。だけど観てみたい。




前半期映画ランキング

2010年07月02日 00時26分05秒 | 映画レビュー




今年も半年が過ぎましたね。
あっという間に今年も終わりに向かっていくんでしょう。
学生には夏休みという特権もあり、夏を堪能…できるといいな。


というとことで、7月にも入ったことだし前半期にみた映画のランキングでも書いてみようと思う。
ちなみに今年公開された映画だけではなく、レンタルなどで借りた映画も含もうと思います。
なので昔の映画が混じっていたり、今年公開の映画が混じっているかも。



■面白かった映画

1位 第9地区
2位 クローバーフィールド
3位 ハートロッカー


■オススメ映画

1位 トイ・ストーリー3
2位 トランスフォーマー1・2
3位 第9地区




かなー。
面白かった映画は、個人的に好きな映画。
オススメ映画は万人受けするだろうし、私も楽しめた作品です。


第9地区は少しグロい表現があるので、あまりオススメできないのだけど、
プライベートライアンとかを普通に見られるのであれば余裕で見られると思います。
人間臭い主人公が好きだし、派手なシーンもあって面白かった。
エイリアンが何故か主人公を見限らないのが謎でしたけど。





また、クローバーフィールドは謎だらけで終わった作品であるのだけど、
ネット上で色々と情報を集めてみると、なかなか興味深い考査とかもあって
映画を観ている時と後で楽しめたので2位。続編を是非出して欲しいね。





正直3位はそこまで印象に残ってない…。
ハートロッカーは結構評判が悪かったと思うんですが、私はそうは思えないなー。
ブラックホークダウンとかよりも好きな作品なんだけど、もう一度観たいとは思えない作品かな。








とりあえず、今年の夏はトイ・ストーリー3がオススメ。
アニメだし誰でも楽しめる上に、1と2を観ているならば涙無しでは観られないでしょう。
本当に奇麗にまとまったと思うし、映画館を清々しく出て行けると思う。





果たしてジブリの借りぐらしのアリエッティは、どんな感じなんだろうね。
観に行くつもりだけど、予告を見る限りでは絵が本当に奇麗だね。
新海誠さんみたいな感じではなく、なんと言うか…。奇麗。


今のところ下半期で一番期待しているのは、インセプション
悪役だけど渡辺謙が出るし、ディカプリオとどんな共演をするんだろうねぇ。
硫黄島の手紙ではうまく演じていたと思うし、期待してるよ!


被写界深度

2010年06月30日 22時09分53秒 | 映画レビュー




映像の用語として 被写界深度 という言葉があります。
被写界深度というのは、ピントが合っているように見える領域のこと。
本当はピントはある一点にしか合っていないのだけど、ピントが合っているように見えてボケてない領域。


で、結構映像作品には被写界深度を巧みに使っていたりします。
上の動画の冒頭部分とかがわかりやすいと思う。被写界深度を浅く設定していて、
フォーカスを変化させると、ピントが合っている領域が激しく変化するので面白い演出となっています。


簡単に言えば、人物だけにピントを合わせて背景はボカすっていうのがよくあるパターンじゃないかなぁ。
後は被写界深度を浅くとって、ピン送りさせると意図的に見ている人の注目を変えることもできます。






身近な映像だとこんな感じ。CMだけどねw
見てもらえればわかると思いますが、途中で女の人と男の人の顔をピン送りして表情を見せてますね。
なんとも際どい演出でしょうか。


なんでこんなことを書いているかというと、この被写界深度を使った表現が好きだからです。
凄く奇麗なんですよねぇ、映像って普通に撮ると奥行きのないノッペリとした質感になっちゃうのを何とか誤魔化せるし。
意外と見ていると気づかないもので、テレビを意識して見ていると意外とこの被写界深度とピン送りを使った表現は多いです。


また、アニメ関係にも最近は使われているみたい。
新海誠監督の秒速5センチメートルでは非常に多様されていて、二次元なのに立体的な表現方法です。
こんな感じ。






普通に背景があるよりも立体的ですね。
また、最近では映像を一眼レフのカメラで撮影することも流行ってるみたいです。
最初の動画は一眼レフのデジカメで撮影されたもので、写真をそのまま動画にしたみたいな奇麗な質感です。






こういう映像も面白いですねー。