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Every.Log.

人生ぜ~んぶ!ネタ!! カメラ、旅行、ゲーム、毎日のボヤキ。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。を観てきた!!

2013年09月03日 01時03分52秒 | 映画レビュー










先日公開された、劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
を観て来ました。元々はテレビアニメなのですが、人気が出て映画化されました。
私もテレビアニメ版を既に観ていて、結構面白かったので今回の映画には結構期待してました。


大まかなストーリーは、上の予告でも紹介されていますが、
小学生のときに仲良しで、いつも一緒だったグループがあった。
不慮の事故によって一人が亡くなってしまい、それがキッカケでグループはバラバラに。
しかし、夏のある日、亡くなったはずの女の子が目の前に現れ、またグループが再結成する。


そんなようなお話。誰もが経験した小学生時代を思い出すアニメです。
夏休み、青い空、入道雲、友達、虫取り、ゲーム、そして秘密基地。
懐かしい気持ちにさせるような構成になっていています。あぁ、あの頃に戻りたい。





そんなことは置いておいて…。
今回の映画はTVアニメ版の最終話から一年後の世界になります。
詳細はネタバレになるので書きませんが、それほど時間が経っているわけではありません。


あと、映像の半分くらいはTVアニメから流用されていて、
作り的には完全新作というよりは、総集編のような映画になっています。
なので、TVアニメを観ていない人でも話の内容は分かるようになってると思う。


あくまでTVアニメ版のラストが本当のラストで、
後日談的なものもありますが、基本的にはラストの補足説明がメインです。
めんまの視点が多いのかと思ったら、そこまで多くなく、全員の視点って感じかなぁ。





感想としては、もーちょっと新しい映像が欲しかったかなぁと思ったものの、
TVアニメ版のラストが良かったので、あのラストをぶち壊すようなことが無くて良かった。
めんまが一日だけ復活してきたりしたら興ざめっていうレベルじゃないですからね…。


映画館で見るのもありですが、円盤化されてから家でジックリ見るのもありだと思いますね。
私が観に行ったら、公開直後だからか平日なのに半分くらいは席埋まっててビックリしました。
しかも、ほとんど女性でした。一人で行った私は凄く居づらかったです。帰りたくなった。


総評としては、テレビアニメ版のファンの方には勿論オススメだし、
観ていない人も、総集編のような感じなので全く分からないということもないと思います。
ちょっと感動の押し売りっぽくはありますが、小学生になったつもりで素直にみると楽しめると思います。 

 


『終戦のエンペラー』は邦画に近いハリウッド映画

2013年08月11日 05時16分00秒 | 映画レビュー








終戦のエンペラーを観てきました。
この作品は太平洋戦争の戦後処理を映画化した作品。
天皇陛下に戦争の責任があったのかを調べるお話になります。



ストーリーがストーリーだけに壮絶な戦闘もないし、
淡々と物語は進んでいきます。だから元々この分野に興味がないと厳しいかも。
ただ、この映画は凄く良く出来ていて、ハリウッド映画なのだけど日本側の視点が多い。


アメリカ軍が爆撃し、廃墟と化した東京か舞台だし、
日本が戦争に突き進んでいった理由もちゃんと説明があるし、
なぜ日本だけが侵略者として東京裁判で裁かれるのか?といったことまで描かれています。


さらに日本人の価値観…本音と建前などの説明もありますが、
その辺を説明するには時間不足なので、日本人でも理解するのは難しそう。
だから、アメリカ人にしたら、日本人って意味不明だな…って程度に思われてしまいそう(笑)




久しぶりに見応えがある戦争映画だなぁと思いました。
ただ、戦前の政治・軍部や、開戦に至った経緯、戦後の東京裁判の結果など、
そういう知識を少し持っていないと、この人は誰…?結局どうなったの?ってなりそうなので注意です。


ただ、終戦の日などに是非観ていただきたい映画だと思いました。
残念な部分もありますが、静かにじっくりと映画館で観ていただいなぁと思います。

 


『風立ちぬ』を観てきた!!

2013年07月27日 22時10分45秒 | 映画レビュー


 

 

 

 

 

先日、ジブリ新作アニメ映画の 風立ちぬ を観てきました。
今回は大人向けのアニメと聞いていたので、期待していました。
崖の上のポニョもいいとは思いますが、ちょっと子供向けすぎたしなぁ。


で、今回は艦上零式戦闘機の設計者である、
堀越二郎氏が主役で、なかなかマニアックだなぁと。
退屈とかそういう話も聞きましたが、飛行機が好きなので観てきました。





観た感想ですが、素晴らしい映画だと思います。
夢、恋、仲間…。そういう要素が詰まった映画だったと思います。
関東大震災、戦争、そういう時代を生き抜いた人たちを描いています。


主人公の、ひたすらに夢を追い続ける、そのパワーに感動したなぁ。
本当に今では失われつつある、日本の美徳を多く描いている映画かな。
夫を支え続ける妻や、主人公の回りにいる優しくも厳しい仲間。
しかも、そこまで説教臭くない描き方なので良かったと思う。


残念な面として、やっぱり主人公の声優はちゃんとしたほうが良かったと思う。
主人公はもうちょっと熱意がある声のほうが合ってると思うけどなぁ。棒読みすぎだよ。
後は動きが少なかったかな。ジブリだから、もうちょっと飛行機が動いてる絵が欲しい。





私はこの映画が好きだし、オススメできると思います。ただし、
小さな子どもには理解不可能だと思うので、モンスターズインクのほうがいいと思う。
あと、戦争映画とか、反戦映画とか、戦争肯定映画でもないので、それは期待しないほうがいいです。


一人の男とその周りの人間が懸命に生きた物語だと思うし、
何も感じられなければ駄作と思ってしまう映画かなぁと思います。
私は夢という部分で感動できたので、大好きな映画です。


綺麗なアニメ映画 「ねらわれた学園」 を観てきた!

2013年02月23日 00時05分38秒 | 映画レビュー




『ねらわれた学園』 ロングPV







ねらわれた学園 という映画を観て来ました。
あのアニメは原作の小説があり、何度も実写化されている作品を、
初めてアニメ化したというもの。てっきり萌えアニメだと思ってましたが、
失礼でした。ちゃんとしっかりとした作品だということです。













このアニメの特徴は、新海誠監督の作品を思いださせるようさな綺麗さ。
背景がすごい綺麗。秒速5センチメートルや、星を追う子どもを思い出しました。
桜が散っている演出や、光の演出が過剰かな、とも思いましたけど綺麗でした。
 



実写が出来ないような演出もあり、アニメの良さを生かしているなぁと思った。
予告で綺麗なアニメだなぁと思って見に行ったので、非常に満足出来ました。
映画館でここまで綺麗なアニメを見るのは久しぶりだったので、見に行ってよかった。オススメ。









 






あ、そうそう、ストーリーもなかなか良かったですよ。
学園生活の部分と、転校生の目的が明らかになっていく部分があるんですが、
学園生活の部分は、誰もが夢見ていた学園生活を映像化したって感じです。



可愛くて男勝り普通乳幼馴染。生徒会所属の黒髪ロング巨乳同級生。
そんな登場人物のあたりで笑いそうになったけど、あの甘酸っぱさは逆に楽しめた。
しかし、体も精神も中学生とは思えん。せめて高校生の設定のほうがいいような気がした。



転校生の部分は、背景が綺麗なのと、キャラクターがよく動くのでそっちばかり見ていて、
セリフをあまり聞いていなかったせいか、意外に複雑だと思いました。まあ楽しめると思う。
基本は思春期の甘酸っぱい恋のお話なので、それを分かった上で見に行ってください。
ただ、秒速5センチメートルのように鬱になるような内容でもないかな。こんな青春もいいな、と思ったけど。 







 

 

 

 

 

 

音楽も結構よかったです。
サントラ買おうかな。ピアノが多かったので落ち着けると思う。
オープニング曲の銀色飛行船は既に買いました。結構いい曲だと思う。 

 



ということで、おすすめなアニメだと思う。
意外に女性にも人気出るかもしれんと思ったけど、
絵柄がアレなんで、人気無いだろうなぁ。


映像美!ライフ・オブ・パイ3Dを観てきた!

2013年02月11日 22時34分28秒 | 映画レビュー


 

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 - 予告編 (日本語字幕)

 

 

 

 

 

 

ライフ・オブ・パイという映画を観てきました。
この映画は前々から気になっていた映画で、
ストーリーよりも、映像美が気になっていた作品。



この作品の美しさは予告編からも感じられ、
3Dの火付け役になった「アバター」の監督である、
ジェームズ・キャメロンも絶賛しているほど!なら見るしか無い!!
(実はアバターは見たことがなく、3Dで観ないと価値がないと思い見る気もありません)

 

 



ストーリーは予告編のまんまですが、
家族と乗り込んだ船が難破し、命からがら救命ボートで脱出する主人公。
だが、救命ボートの中には獰猛な虎まで乗り込んでおり、奇妙な漂流が始まる。
獰猛な虎と一緒に漂流しながら、何故少年は生き延びることが出来たのか? 

 

 

 

 

 

 
 

こんな感じです。
まあ私はストーリーには興味がなかったのでいいんですが、
虎との友情の物語ではないので注意してください。動物好きな人が見たら、
意外にショックかもしれません。基本的に虎は獰猛なまま、変な演出はナシ!!



また、前置きが長く、別の映画を見ている気分になった。
宗教的な部分や、哲学的な部分も多いので案外奥が深い映画なんですね。
そこら辺は日本の映画と違い、現実的な部分も多いから良かった点ではあります。




 



んで、肝心の映像美のほうなんですが、
前置きのインド生活の部分から綺麗な映像が続くんですが、
漂流記が始まってからの映像は本当に綺麗でした。文句なし! 



海や魚が本当に綺麗です。そろそろ飽きてきたかな?
ってあたりで、夕日や朝日、プランクトンの光の演出など、
こんなところがあったら行ってみたい…。写真に収めたい…。
そんな風に感じるほどでした。漂流したくはないけどねw



虎も本物としか思えないほどの質感で、
え?これCGじゃなくて本物使ってる?って思っちゃったよ。
冷静に感じえればCGなんですが、本物使ったんだよ?って言われたら信じるね。
それほど精巧な出来栄えでした。徐々に痩せていく様子なんかもいい感じだしね。 

 

 

 

 

 

 

 

私は映像美を楽しみたいから3Dに固執して、
上映時間が合わず、かなり見るのが遅くなってしまったんですが、
意外と2Dでもいいんじゃないかな?って思いました。
なんか3Dでスゲーって思ったシーンがなかった気がする。



ただ奥行きとかの演出とかで使っていたかもしれないし、
見比べると雲泥の差だったりするのかもしれませんが、
まあ3Dのほうがいいかもってくらい。ただし、映画館で観ましょう!!
ブルーレイ化されてから自宅で見るのもいいけど、虎の怖さを体感しましょう。 

 

 

 

 

 

 

ストーリーも意外な結末を迎え、
えー?そこでそうなるかー!って感じです。
私も虎との物語のほうがいいですね。現実はあまり考えたくない。



ということで、この映画はオススメです。
思ったより映像美のシーンが少なかったことは不満ではありましたが、
十分かな。綺麗な海の映像を見たい人、オススメですよ。