長崎市出身のカズオ・イシグロ氏（６２歳）が、
２０１７年度ノーベル文学賞に選ばれましたね。
カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞は、
「壮大な感情の力を持った小説を通し、世界と結びついているという、
我々の幻想的感覚に隠された深淵を暴いた」という受賞理由だそうです。
日本の長崎県で５歳までお暮しになられ、
ご両親と共にイギリスに移住されました。
海洋学者であられるお父様のお仕事の関係でイギリスに行かれたそうです。
代表作は、
長編小説「日の名残り」
１９８９年にイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞されました。
１９９３年に映画化され、アメリカアカデミー賞で、作品賞をはじめ８部門にノミネートされました。
２００５年「わたしを離さないで」
こちらもブッカー賞の最終選考まで残った作品です。
映画化、舞台化、ドラマ化された作品で、
２０１０年東京国際映画祭で上映されました。
「わたしを離さないで」は、２０１４年に蜷川幸雄氏の演出で舞台化され、
２０１６年には綾瀬はるかさん三浦春馬さん主演で、テレビドラマになりました。
観ました！！
このドラマはとても切なくて大変に悲しすぎます。
出演者の演技がとても素晴らしくて大好きな役者さんが揃っておりますが、
思い出したくないドラマです。
そういう意味でも、センセーショナルでインパクトが強く、
深い訴えのある問題提起的物語なのだと感じます。
カズオ・イシグロ氏の英語版を愛する方々は、
とても美しい文章表現をされると評しています。
そういう意味でもファンが多いそうです。
私は、ひとまず日本語版の「日の名残り」「わたしを離さないで」を読んでみたいと思います。
TBSドラマ「私を離さないで」最終回のドラマの感想を書いています。
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ーｂｙ事務長ー
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