8月のラボ便り
皆さん、こんにちは。
8月8日の「子宝メッセージ」にて、
不妊治療の前に甲状腺機能低下症の治療をしなくてはならなくなった事が辛かった、
とございました。
今回は、甲状腺と妊娠の関係性について、ご説明致します。
甲状腺とは、身体の代謝を調節するホルモンを作る臓器です。
体内では、甲状腺ホルモンを常に一定に保つ仕組みが働いています。
しかし、甲状腺の内部で起こる自己免疫反応により、
甲状腺自体の破壊が起こり、ホルモン値を一定に保つ仕組みに、
異常が生じる事があります。
そうすると、
甲状腺ホルモンが高すぎたり、低すぎたりすることで、
身体の不調として現れたり、
妊娠にも悪影響を及ぼす可能性があります。
また、
甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症は、
不妊症の原因となり得るだけではなく、
仮に妊娠したとしても、
妊娠中の母体や胎児にも悪影響を与えると言われています。
次回は、
なぜ甲状腺の異常が不妊症の原因となり得るのかについて、
ご説明致しますね。
とくおかLCラボスタッフより
ーby事務長ー
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