六本木画廊ブログ

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Roppongi α Art Week 2013が本日から始まりました。

2013-02-21 17:03:46 | 日記
六本木周辺の6ギャラリーが、国立新美術館で開催される五美大展と同日程で、現役美大生・院生又は若い美大出身者による展覧会を開催するイベントです。若い作家の作品を一度に楽しむことが出来、さらにスタンプラリーを実施、会期中、6ギャラリーすべてを回った方には、景品として若手作家のオリジナル版画をプレゼント。(数量限定)

六本木画廊 2013年2月21日(木)-3月3日(日)12時-19時 火曜日休廊

福島さやか展 (女子美術大学大学院博士後期課程在学中)







六本木画廊住所:〒106-0032東京都港区六本木7-3-4 栗山ビルB1 TEL/FAX:03-6804-6797 
e-mail/roppongi-gallery@dolphin.ocn.ne.jp

参加ギャラリー
ANOTHER FUNCTION◆http://fudeya.net/gallery
ギャラリー・トリニティー◆www.g-trinity.com
Shonandai MY Gallery◆www.shonandai-g.com
六本木画廊◆http://roppongi-gallery.jp/
GALLERY MoMo / Projects◆http://www.gallery-momo.com/
六本木605画廊◆http://kurum-art.com/
          ◆http://gallerylara.com/
会期・時間・出品作家など詳細は各ギャラリーブログでご確認ください。

彫刻グループ「ゼロハチ」展が日曜日終了いたしました。

2013-02-12 14:44:58 | 日記
日曜日に彫刻グループ展ゼロハチ展が終了いたしました。全員が22歳。現在、様々な美術大学で学ぶ学生たちで、同じ予備校で切磋琢磨したメンバーでもあります。今年の3月に卒業する者や昨年合格した者まで、環境は様々ですが、メンバー皆が現役の大学生というターニングポイントという点から、当画廊での発表を実現してくれました。

展示内容は、学校の課題で制作した作品や自宅で制作した作品、しっかりと完結している作品もあれば、可能性のある作品、まだまだ試行錯誤中の作品。但し、「彫刻」という概念では納まらない作品たちばかりで、見る側にとっては刺激となる会期でした。

メンバーの中には初めて画廊空間で展示をする者もおり、色々初めて尽くしのグループ展だったと思います。初日前日に何時間も掛けた作品の配置でしたが、初日終了間際になって納得出来ない気持ちから、再度配置換え作業を開始したり、照明の照らし方で意見が分かれたり、作品購入希望者が現れてからの価格決定や、来廊者に慣れない作品の解説をしてみたりと、短期間でしたが彼らにとってはとても貴重な経験になったと思います。

自分の経験上、受験結果を境に予備校時代の仲間とは疎遠になることが多かったことを考えると、同じ予備校で切磋琢磨したメンバーの集まりと聞いた時、当初不思議な感じを受けました。ですが、初日に卒業した予備校からお祝いの花が贈られてきたことや、会期中、多くの来廊した友人知人、受験シーズンで忙しい最中であるにも関わらず、美大の教授や予備校のトップ、講師、元講師が直接足を運び作品への厳しい意見や感想を述べる光景を見て、彼らメンバーの持つ人間性と可能性が、そうさせてしまうのではないかと思い納得しました。

今後も各々がその素質を自ら育て上げ、この美術の世界にある様々な概念をも打ち破り、未来を盛り上げていってほしいと強く感じました。

メンバーの皆さんお疲れ様でした。数年後がとても楽しみです。これからも期待しています。

二つの企画。そして

2013-02-05 10:17:06 | 日記
企画展 「鬼外福内 六本木 雑食美術愛好家T氏コレクションより」が日曜日に終了いたしました。

来廊された方々にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


平均40歳のとてもしっかりしたコンセプト、センス、技術、遊びも加わったとても面白い展示となり、

来廊された方々を唸らせる作品ばかりでした。

5年後、10年後…更なる上のステージに立つことが予想される作家たちだと感じました。

今後も六本木画廊は、彼らを応援していきたいと思っています。



そして、本日から始まります彫刻グループゼロハチ展は全員が22歳の現役の大学生たちです。

以前同じ予備校で学び、今は様々な大学で彫刻を学び続けている若者たちです。

展示されている作品を見ると、彫刻作品というよりはどちらかというと立体造形作品と明記したほうが、

適切と思われるほどです。これも時代の流れですね。荒削りですが、元気な作品が並んでいます。


近年、様々な大学で「彫刻科」は無くなりつつあります。

卒業制作展を足を運んでみても、学生の感性は、既に今までの「彫刻」という枠には納まってはいません。

それが、これからの楽しみにでもあり、彫刻科出身の自分とすれば、少し悲しいようなところでしょうか。

ただ、「鬼外福内…」を見て感じたのは、どんな傾向になったとしても、しっかりした技術、素材の研究、

作品の見せ方、そして、人を魅了するセンスは必ず必要と感じました。