六本木画廊ブログ

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個性豊かな作品達とクリスマス。そして…あっと言う間の大晦日。

2011-12-31 11:00:00 | 日記

この画廊のコンセプトのひとつは作家たちが気軽に立ち寄り交流出来る「場」となることです。
私自身もそうでしたが、この画廊を立ち上げると決まった時からこの数カ月、様々な方々との出会いと再開を果たしてきました。時には20年ぶりの再会を目の辺りにすることもしばしば。

17日から25日まで開催されたクリスマス小品展は多くの出会いと再開の場となりました。
小ワインパーティーを企画した日、年末の忙しいスケジュールを調整し訪れた作家やその知人たちはその日が初対面の方も多く、最初はぎこちない空気で始まりました。しかし、お酒の力というのは凄いもので、時間が経つにつれその距離が縮まり、打ち解けた後はまるで以前からの友人の様な関係になっていました。二次会は画廊の近くにある「魚真」という居酒屋の2階デッキ(外です)で寒さを堪えながらの呑み会に発展、まるで学生時代に戻ったようでした。
バブル崩壊後、リーマンショック、歴史的円高、長い長い不景気に作家たちは苦境にさらされています。中には才能があっても作家活動を止める者も多く存在します。
今大事なのは、作品の発表の場と美術に携わる人々の交流の場だと考えています。この画廊から大小様々な新しい発展が起きることを願い、来年も活動してまいります。来年も何卒よろしくお願いいたします。皆様におきましても来年が良い年であることを心から祈り本年のブログを終了させていただきます。ありがとうございました。


魅了される器と人柄。

2011-12-09 20:19:28 | 日記

現在開催中の「佐藤烓 器展」では、お客様が思わず手に取ってしまうほど、感性に響くクオリティーの高い、普段使いの器や土鍋、花器などがご覧いただけます。

オープニングパーティーでは、作品に直接盛り付けて楽しみました。

初日オープニングパーティーでは、佐藤氏と、今回壁面を飾る写真を撮影された写真家・中道順詩氏との対談が、やがては今展の企画者でもある空間生活デザイン室主宰・田畑明子さんをはじめ、舞踊家や臨床心理士、0学占い師、元教師の経営者など多彩な参加者を交えてのリレー形式のトークに…。佐藤氏が力を入れている須恵器の話から中道氏のモノクロームの写真、想像力、「躁と鬱」など、人の内面がテーマとなり、ワインを片手に大いに盛り上がりました。会期も残すところ2日。いずれも佐藤氏在廊予定です。お越しの節は気軽に作家にお声をかけてみてください。作品だけではなく作家ご本人にも魅了されてしまうかもしれません。