六本木画廊ブログ

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代官山の夕べ

2011-10-24 14:23:27 | 日記
金曜日は特別に画廊を少し早く閉め、妻と代官山に向かいました。
ひとつはGALLERY SPEAK FORでの佐原和人さんの個展を拝見後、今度は友人知人が参加している「ふんばろう東日本支援プロジェクト」に参加している支援団体への寄付が目的のサポサポprojectにも足を運び、ささやかながら協力してまいりました。
それから、妻がワインを輸入されているイネス(株)の渡辺社長(お美しい!)にお声を掛けて頂いたご縁で、風土カフェ&バー「山羊に、聞く?」でのイタリアワインを楽しむ秋の夕べに参加。6種のワインと料理のマリアージュを堪能。ワインは全然詳しくありませんが、「アマローネ デラ ヴァルポリチェッラ 06」にあわせた〝フランス産鴨ロース肉のロースト・レンティッキエとプルーンのソース〟は絶品!でも何より衝撃的だったのはデザートの〝ガトーショコラ・フランボワーズのソース〟にあわせた極甘ワイン「レチョート デ ヴァルポリチェッラ 06」。新しい世界を垣間見た体験でした(舌噛みそうでしょ)。六本木画廊でも10/29と11/3、ワークショップを兼ねたワインパーティーを行います。その時イネスさんおすすめのワインをご紹介できたら嬉しいですね。

こちらが、その…
フランス産鴨ロース肉のロースト・レンティッキエとプルーンのソース〟
お肉を噛む前に舌を噛みそうな夜でした。

美術団体も観る価値ありです。

2011-10-21 14:41:21 | 日記
六本木に画廊を立ち上げてから、国立新美術館で行われている美術団体の展覧会は、

出来るだけ観ることにしています。

入場券ハガキを送って頂くと本当に助かります。ありがとうございます。

若い時から美術団体の展覧会は時々観ていましたが、

正直、美術団体の展覧会会場には、よく似た作品が多く展示してあるというイメージから、

昔から斜に構えながら作品を観てきた気がします。

でも今は不思議です。ウキウキしながら観ています。まるで探検家。

それは、実際、本当に面白いと思わせる作品があるからです。

今後、それらの作家と一緒に仕事が出来るチャンスができれば、こんな嬉しいことはないですよね。



図録からはみ出しているのは赤や黄色の付箋たち。

興味が湧いた作家さんを忘れないようにチェック!!

二つの感動。

2011-10-13 12:45:37 | 日記
一昨日、中央区入船にありますhino galleryにうかがい、丸山富之 新作展を観に行きました。
藝大の先輩でもある丸山さんからは、事前にパンフレットとDMを送って頂いていましたが、
まず、そのパンフレットの完成度が高いことにびっくりしました。
写真もさることながら、掲載されていた作家自ら作った文章に感動モノです。
内容はあえて言いませんが、既に読んだ方には分かると思いますが、とても素晴らしい仕上がりです。

掲載は本人了承済みです。しかし、これではわかりませんね。
実際に作品を目のあたりにした時は、「やっぱり、いいなぁ~」とこれまた実感。大きな空間をはらんだ素晴らしい作品です。
パンフレットは机にも置いてありましたので、作品を観た後にそちらもゲットすることもお勧めです。
こちらは22日(土)までです。

それと、もうひとつ。

昨日、赤坂にありますドイツ文化会館にて文月恵津子 渡邉たまえ二人展のオープニングパーティーに行ってきました。
渡邉たまえさんは当画廊のオープニングを飾った彫刻家で、今回は彫刻はもちろんのこと、手をモチーフにしたエッチングを100枚壁面に展示。
20時からは永田砂知子さんによるスリッドドラムによるパフォーマンスもあり、会場にいた全ての方々はそのひとつひとつの柔らかく暖かい音に深く包まれていました。
スリッドスラムとは鍛造でできた鉄の楽器で、水琴窟の音にインスピレーションを受けた日本の美術家斉藤鉄平さんによって作られた打楽器です。
残念ながら楽器はパフォーマンス終了後に片づけてしまったようです。是非こちらにも足を運び作品を楽しんで頂きたいです。

パフォーマンス中の画像ですが、あまり良くないものですいません。

こちらが、当画廊の二人展の際、渡邉たまえさんが展示したエッチング2枚です。
会場にはこの他にも様々なバリエーションの手が展示しています。
こちらは16日までです。お忘れなく。




やはり彫刻はいい。

2011-10-07 11:25:25 | 日記
東京藝術大学大学美術館で本日から始まる「彫刻の時間 継承と展開 展」。その内覧会に昨日行ってきました。
地下1階の飛鳥時代の仏像から始まり、快慶、肥後別定慶、円空…高村光太郎、朝倉文夫…橋本平八・平櫛田中。
そして3階には、名誉教授を含む藝大の教授陣の作品が展示されていました。

深井隆先生の指揮の下、藝大の彫刻科教授人達が考えた展覧会。まさに彫刻家の彫刻展です。

美術館3階のエレベーター前で日本芸術院会員であり、今回作品も展示されている名誉教授の澄川喜一先生と近況報告を含めた雑談。
「おい、地下(の作品)良かったろう~。」「はい!!本当に良かったです。」彫刻に携わる者達を唸らせる作品ばかり。

画廊の宣伝もしなきゃと思い、澄川先生に勧められるまま夕方からのレセプションパーティーに参加。ん~ちょっと年齢層が高いかな。
その後は彫刻科教授陣全員を含む14名と呑み会。ここでも宣伝と思いきや、教授陣は僕が教わっていた方々ばかり。
先輩後輩の呑み会そのままに、単なる酔っ払いの後輩になってしまい。画廊経営者の顔は何処へ…。
危なく最終電車に滑り込み家路につきました。参加者は帰れたのか。
しかし、ちょっとはしゃぎ過ぎたかもしれません。後で失態がなかったか深井先生か北郷先生に聞いてみなければ…。
いや、林先生に…。ぃゃ、増井さんか大巻さんに…。ぃゃ、原さんに……。

…話を展覧会に戻します。
単純に「あ~良かった。会期中また観に行きたい。」と心底思える作品群でした。
ひとつひとつが主役級の作品ばかり。本当は椅子を持っていき1点1点じっくり時間を掛けて観たいと思うほどです。
会期中には様々な企画もありますので、このブログを見た方は是非上野に足をお運び下さい。

そしてその足で上野飲み屋街を楽しむのもいいかもしれませんよ。






お知らせ。

2011-10-05 16:49:04 | 日記
六本木画廊のオープニングを飾った一人渡邉たまえさん。
その渡邉さんが赤坂にありますドイツ文化会館で文月恵津子さんと共に展示をおこないます。
期間は10月10日(月)~16日(日)までで、12日(水)20時からはオープニングパーティがあり、
打楽器奏者の永田砂知子さんの演奏もおこなわれます。

この企画展はOAGドイツ東洋文化研究協会が主催、日独交流150周年を記念したものです。
二人の作家のテーマは、こたびの「震災」となっており、12日には乾パンが販売され、売上げは寄付されます。

今回、渡邉たまえさんは、およそ100枚の「手」のエッチングを用意し、それを壁一面に展示するとのこと。
六本木画廊の時もそのうちの2枚を出品していました。

手の種類もいくつかあると聞いていますので、当日を大変楽しみにしています。