ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

エレキギター その二

2006年05月10日 | ギター
私が初めて買ったエレキギターはグレコ(Greco)のレスポールタイプ・エレキギターでした。
当時エレキギターの憧れの的と言えばGibsonやFender(USA)など海外製の超高級ギターでしたが高校生の私には買えるはずもなく、仕方なくGibsonやFenderをそっくりにコピーしたGrecoだった訳なんです。
しかしまぁ、社名のロゴまで真似て良く大問題にならなかったなと今でも思います。
しかし見た目は全く一緒でも細部の作りは全然違ってました。
一番びっくりしたのがボディ構造で、レスポールと言えばソリッドボディだったはずなのに、私の持っていたGrecoはセミホローボディ(中空構造)でネジ止めネックなんです。
当時ギターメーカーの職人でさえ本物のGibsonを見た事が無く、海外アーチストの写真を元にコピーしてたので、見えない細部は全く違ってたと言う訳なんです。

当時は「グリコのギター」とか、「オモチャに毛の生えたギター」なんて馬鹿にされてましたが、これが今じゃビンテージ価値として結構なお値段付いてるんですよ!
さすがに当時の定価を超える事はまれですが、30年経った今でも定価の1/2ぐらいの価格の付く電器製品って凄いです。
珍しいとか安いってのも有るんですけど、長い期間をかけて「木」が良く響くようになり、楽器としての価値が高まったのも人気の原因らしいです。

当時1970年代のGibsonやFenderはエレキギターのトップメーカーとしての地位
を不動の物とし、大量生産、儲け第一に方向転換し、品質の高い部材の不足も重なった結果、品質に陰りが見え始めていた時でも有りました。
逆に日本では「追いつけ追い越せ」で頑張っていた時期でも有り、この頃の日本のギターは良い製品が沢山有ります。

てな事をネットで知り、日本製ビンテージギターに非常に興味が沸いて来たのであります。
とりあえずこんな所を参考にしました ここここ
んでこんな物買いました。

GrecoのGOⅡ700NTディマジオ仕様(1979年)です。
つづ~く
コメント (3)
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