ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

Panasonic RAMSA WZ-AE152 グラフィックイコライザー

2024年06月01日 | オーディオ
またもやPA用機器買いました。
RAMSA グラフィックイコライザー WZ-AE152です。


わたくし学生時代にPAをちょっとやってましたと前回書きましたが、PAでのグラフィックイコライザーというとハウリング防止と会場の音質補正ですね。
ハウリングを起こした時にハウリングした周波数を下げてやればマイクのボリュームを下げずにハウリングを起こしにくくする事が出来ます。
良いイコライザーはハウリングを起こした周波数のフェーダーが光って下げる場所を教えてくれます。
また会場によって固有の共振周波数が有りますので、音場補正としても使用します。

という事で、我が狭小部屋はオーディオやるには最悪で、しかも場所を選ぶB&W707と相性最悪。
でも暴れる低音の中をかき分けるとリアルな箱庭音場が見えてきます。
ただしソースによってはスカーっと爽快に聞きたい時はNS-10Mに切り替えます。
今まで色々スピーカーを買いましたが、この両極端な組み合わせが今のところ一番です。

で、グラフィックイコライザーを使えば音場補正が出来るのではないかと買ってみました。
安かったので。
ほんとPA機器は安いですね。
一方民生用グラフィックイコライザーというと古いのばかりでイマイチです。
私は以前Technics SH-8065というLR独立33素子を持っていたのですが、新品で購入して結構早いうちからフェーダーのガリが酷くなり売ってしまいました。
その時の経験から、グラフィックイコライザーは新しく、良い部品を使ってそうなPA用が良いのではないかという結論に至りました。
はっきり言って33素子の1個を動かしても殆どわからく、隣り合った2素子を同時に動かして調整してましたので、今回買ったのは15素子。
まぁ15素子だから人気無かったのかもしれませんが。。。

ちなみに最新のPA機器ではデジタルミキサーにグラフィックイコライザー機能が内蔵されており、DSPによりデジタル的にハウリングが起きないような処理も施されています。
そんな状況ですから、このような単体のグラフィックイコライザーは過去の遺物になろうとしています。
ラックに入れてみたらPAっぽくなりました。

今回買った物はRAMSAなので要はPanasonicですね。 
アンプとお揃いです。
落札価格の割に結構綺麗でガリも有りませんでした。
びっくりしたのは、フェーダーの保護カバーも付いてた事です。(普通外したままで残ってないと思います。)
普段は置き場所が無いのでこんな感じで机の下に立てて置きます。


音出し!
オシレーターで周波数をゆっきり上げて行くと耳でわかるぐらい凸凹しています。
凸の周波数でフェーダー下げて、凹の所で上げれば良いのですが、はっきり言って凹凸はスポット的に起こるので、15素子のイコライザーでは全く対応出来ません。
ここで33素子にしておけば良かったと後悔・・・・・

あとオシレーターのスイープで分かった事は、周波数によって音像が右に行ったり左に行ったりするんですよね。
ただこれも15素子では対応不可。。
結局普通のトーンコントロール的な使い方しか出来ませんでした。

補正した音はすっきり!
でも何故か満足度はイマイチ・・・・・
コメント (3)
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