ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

YAMAHA NS-10M 8号機レストア

2022年01月14日 | オーディオ
もうですね。。。
私自身も飽きてきましたがNS-10M 8号機買ってしまいました。
もうそろそろ家族から何か言われそうです。
こんな状態・・・もう止めにします!


今回はSerNo30万台のかなり後期モデル。
程度もまぁまぁです。

しかしこれ、2台共にYAMAHAの銘板が斜めに貼り付けられています。
しかも斜めに貼って有るスピーカーはこれで2組目の所有ですよ。
ネットでも斜めに貼られた個体を見た事も有りますし何なんでしょうね??
経年でずれたようには見えないし・・・

今回の個体は
 ・最終モデル
 ・ボディ 凹み スレ多数。
 ・ツイーター まぁまぁ綺麗
 ・ウーファー まぁまぁ綺麗。 
  ちょっと黄色いので漂白するか、オリジナルのままにするか・・・悩
  エッジは固め
 ・音 さすがに後期モデル。結構普通。 


いつものようにバラして問題のツイーター用電解コンデンサー(正規2.7μF)を測定します。
 1個目 3.8μF
 2個目  3.6μF
 3個目  3.8μF
 4個目  3.3μF


後期モデルだけあって劣化度も低め。
ただし40%も容量が違うのでコンデンサーとしては全く駄目ですね。
これもフィルムに交換です。
いつものように端子も新品に交換


エンクロージャーは上下左右の4面をサンディングして塗装。
これもまた7号機同様、寒い時期に塗ったのが悪かったのか、塗装がうまくなじまず木目が埋まってしまいました。
塗装30点

ツイーターは綺麗でしたが、分解のコツを覚えたのでバラして綺麗にしました。

ウーファーはこのままでも良いかと思いましたがやはり軽く漂白しました。
エッジはブレーキフルードで軟化

完成!!
上は1号機で、下が8号機です。

結構良くなりました。
音はいつものNS-10Mの音です。
ビフォー

アフター

(毎回書きますが、周波数特性測定は無響音室では無いので200Hz以下は意味を持ちません。10KHz以上も・・)

NS-10Mに関するまとめを製作しました
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NS-10Mまとめ
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YAMAHA NS-10M 7号機修理

2022年01月03日 | オーディオ
皆さんもう飽きたかもしれませんが、またNS-10M修理ネタです。
言っときますけど業者ではありません。
単に修理が好きなだけで・・・
証拠に今回は修理難易度が高い個体をゲット。
(業者はこんな個体は買わないと思われ)

ウーファーが・・・・

今回の個体は
 ・極初期モデル
 ・ボディ なんか液体をこぼした跡が有るので10点満点中3点
 ・ツイーター 結構汚れ有り
 ・ウーファー 液体の跡が・・・
        結構黄ばみも有り。
        センターキャップが派手に凹んでいます。
         エッジは結構堅い
10点満点中2点
 ・音 見た目に反して音はまとも!!!! 

絶対酷い音がすると思ったのですが、意外と良い音がしています。
いつものようにバラしてツイーター用電解コンデンサー(正規2.7μF)を測定します。

 1個目 3.0μF
 2個目  2.9μF
 3個目  2.9μF
 4個目  2.8μF
今までで一番まともです!!!
電解コンデンサーの容量誤差を10%とすると非常に優秀。
コンデンサーをよく見ると・・・・いつもと色が違う!?
今まで見たのはU-CON製クソ電解コンデンサーでしたが、これはなんと天下のニチコン!

どうやら極初期はU-CON製ではなくニチコン製だったのですね。。
とはいえとりあえず電解をフィルムに交換。(写真撮るの忘れていました。)

エンクロージャーですが、正面の塗装が酷かったのでやりたくなかったのですが正面含めて5面塗装しました。
寒い時期に塗装したのが悪かったのか、サンディング不足だったのか塗装後は木目が死んでイマイチでした。
本来は塗装がなじんで木目が浮き上がるのですが、スプレーのつぶつぶが目立ちます。
ん~~

問題はこのウーファー

今まで漂白ばかりでしたが、今回は白く塗ってみたくてこの汚いウーファーを選んだ訳です。
着色剤はヤフオクに出品されているymsa3511さんの専用塗料。
2種類のハケや綿棒やIPアルコール付き綿も付いています。

アルコールで綺麗に脱脂して塗ってはみたのですが、1回では下地の黄色が隠れませんね。。。

2回目塗っても下地が見えます。

3回目塗っても駄目・・・
上塗りしても下に塗った塗料を溶かしてえぐり取って下地が見える感じです。
ようは紙に塗料が染みこんでいないようです。
(塗装前にサンドペーパーで軽く磨いた方が良かったかも)
着色も難しいもんで。。
筆を押しつけると下に塗った塗料がえぐり取られるので、ポンポンと叩くように塗ってみた所、うまく重ね塗りが出来ましたがちょっとデコボコが・・・
薄めた塗料を上から塗ってみようかと思いましたが、また下地が出そうなので断念しました。
こんな感じ

あと黒いペンキの部分の境目が難しいですね。
老眼ってのもありますが実体顕微鏡を引っぱり出して境目の着色&補修。。

エッジですが、裏からブレーキフルードをたっぷり塗って3~4日放置してたら結構柔らかくなりました!(冬場の場合)
以前JBLの4312のエッジに付いたゲル状のダンプ材を柔らかくするには絶大な効果がありましたが、NS-10Mのクロスエッジにはあまり効果が無いと思ってました・・・
こりゃ以前レストアしたスピーカーにも塗らないといけませんね。。

ツイーターも綺麗に。
ツイーターの金網の外し方と、取り付け方のコツがつかめて来ましたので、いつかその辺をまとめた物をアップします。

完成!
遠目には綺麗です!
音もばっちりNS-10Mの音。
下が程度の良いNX-10MXで、上が今回のNS-10M 7号機です。

結局着色が良いのか漂白が良いのかと言われると・・・・? まだ結論出ず。
今の時点で言えるのは
黄ばみが弱めな個体は漂白が楽ちんでナチュラル
黄ばみが強めの個体は着色の方が安全で綺麗な仕上がりかも。
漂白を何度も行うとコーンが歪んで取り返しの付かない事に。
次回は紙やすり+漂白+着色でやってみようかな?  とまたNS-10Mが増えて行くのでした。

ちなみにビフォー

アフター

(毎回書きますが、周波数特性測定は無響音室では無いので200Hz以下は意味を持ちません。10KHz以上も・・)

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YAMAHA NS-10M 6号機 修理 レストア

2021年12月18日 | オーディオ
また買ってしまいましたNS-10M

今回の個体は
 ・後期モデル
 ・ボディ 年式を考えると10点中6点
 ・ツイーター ドームに少し汚れ有り
 ・ウーファー 結構黄ばみ有り。
       エッジはまぁまぁ
 ・音 いつもの荒い系高音。

いつものようにバラしてU-CON製ツイーター用電解コンデンサー(正規2.7μF)を測定します。
 1個目 12.5μF
 2個目  14μF
 3個目  測定不能
 4個目  11.2μF

今までで一番酷いかも。
3個目はコンデンサーの役割を果たしていません。
何度も書きますが、NS-10Mのツイーター用コンデンサーはクソです。
ちなみにコンデンサーとしての機能が失われていますので、測定器により結果がバラバラです。
正常なコンデンサーだとこんな事は有りません。



レストア内容は
 ・エンクロージャー上下左右面再塗装
 ・ツイーター金網外して清掃
 ・ウーファーは漂白
 ・エッジにブレーキフルード
 ・ネットワークの電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
 ・端子をバナナ端子対応に交換

今回のウーファー漂白はちょい難航しました。
元々黄ばみは強い方でしたが、何故かこの個体は漂白後のムラが強い・・
何度か漂白しましたが改善せず、表面が痛み始めたので酷くなる前にやめました。
まだ多少ムラが残っていますが、まぁこんなもんでしょう。

下の写真はコーンが変形しないようにマグネットシートをコーンの上に置いたところ。
マグネットシートはピッタリ直径になるので便利です。

レストア後の音はばっちりNS-10Mの音
今までレストアした個体とほぼ同じになりました。


(毎回書きますが、周波数特性測定は無響音室では無いので200Hz以下は意味を持ちません。10KHz以上も・・)
ビフォー

アフター


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YAMAHA NS-10M 5号機 レストア

2021年12月06日 | オーディオ
何かレストアしてないと手持ちぶさたとでも言いましょうか、寂しいとでも言いましょうか・・・という事でまた買ってしまいましたNS-10M

今回の個体は
 ・前期モデル
 ・ボディ フロント面の白いつぶつぶ汚れが落ちない・・・前面も塗り直しやな
 ・ツイーター それなりの汚れ有り
 ・ウーファー 小さな破れとセンターキャップの凹み少々。黄ばみもまぁまぁ。
  エッジはまぁまぁ
 ・音 結構まとも・・・いやいや。荒い! なんか荒くてどぎつい。

いつものようにバラしてU-CON製ツイーター用電解コンデンサーを測定します。
 1個目 8.2μF
 2個目  6.5μF
 3個目  3.6μF
 4個目  40pF

酷い・・
さすが期待を裏切らない安定の?バラツキです。。
それにしても40pFって!??なにそれ??
LCR測定器で測定すると「damaged part」と表示してます。。
これってもう故障じゃん!

ウーファー用10μFコンデンサは誤差内の10.49μFと10.56μFでした。
さすが天下の日本ケミコン!


壊れていると思われる電解コンデンサーに直流を流してみたところ、なんと3.1Vかかったところで0.57A流れてオーバーカレント!
レアショートですな・・・

こんな状態で荒いけどそれなりの音が出るんですよね。。
多く出回っている中古NS-10Mですけど、こんなの沢山有るんでしょうね。。
何度も何度も書きますけど、このコンデンサーはバラツキ酷すぎ。

レストア内容は
 ・エンクロージャー 5面再塗装(今回は前面も塗装)
 ・ツイーター金網外して清掃
 ・ウーファーは漂白と穴を障子用糊で塞ぐ
 ・エッジにブレーキフルード
 ・ネットワークの電解コンデンサをフィルムコンデンサに交換
 ・端子をバナナ端子対応に交換

いつものように塗装

今回は全面も塗りました。
塗ったかどうかわからないぐらい良い出来

ツイーター

ネットワーク


レストア後の音はばっちりNS-10Mの音
今までレストアした個体とほぼ同じになりました。

ビフォーアフターの周波数特性を測ってみました。
とはいえ無響音室にはほど遠い3畳の部屋に古~いSONYのコンデンサマイクなので200Hzより下と10KHzより上は誤差だらけです。
まぁビフォーとアフターの比較には使えるかなと。
before

after


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NS-10Mまとめ
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rexer サブウーファー

2021年11月25日 | オーディオ
前回のYAMAHAのサブウーファーNS-SW210をテレビ用として使っているのですが、どうもしっくり来ません。
やはりLEVELしか調整が無いのが最大の欠点
しかも低音のピークがかなり上の辺なのでどうも使いにくい。
クロスオーバー周波数を連続可変出来る薄型本格サブウーファーが欲しい・・・

無いのなら作ってやろう!! 
という事でヤフオクで落札したのはジャンクのサブウーファー。

これは今は無きrexer製PA用パッシブサブウーファーなんですけど、寸法的に丁度良かったので落としました。
到着して音出ししてみると、なんだかビビリ音が酷い!
分解してみると何故かチョコボールがスピーカーのエッジに入り込んでます!なんじゃこりゃ!?

スピーカーもエッジが腐って使い物になりませんでしたので、ECLIPSEの車用を4個購入して交換しました。

このECLIPSEは写真で見ると実に格好いいんですけど、見た目にしかお金かかってない超ショボいスピーカーでした。
国産自動車用スピーカーは見た目だけってのが多いので嫌なんですよね。。。やられました。

あと、たばこ臭が酷いので、中身出して天日で乾かして内部を塗装しました。
リアの蓋に穴を開けて中華製2.1chデジタルアンプを装着。


中華製と言って侮ってはいけません。結構音が良く、しかも激安。
何故かというとテキサスインスツルメンツ製のICが搭載されているからなんです。
昔と違ってメーカーが回路を考えるのではなく、半導体メーカーから販売されているICを使えばあまり考えなくても性能は保証されます。
良く出来たラーメンの素を使った方が味が良いみたいな。。
このアンプでメインスピーカーとサブウーファーを駆動してみると狙い通りの音で大成功!
しばらくテレビ用アンプとサブウーファーとして頑張って貰います。
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YAMAHAサブウーファーNS-SW210改造

2021年11月20日 | オーディオ
YAMAHAのサブウーファーNS-SW210です。
テレビの裏側に置くのにぴったりな薄型なのでテレビ用サブウーファーとして使っています。


ただしこれいまいちなんですよね。。。
サブウーファーを効かすとボーカルがモゴモゴ厚くなりなんか聞き取りにくい。
かといって絞ると迫力まるで無し。
クロスオーバー周波数調整で解決すると思うんだけど、安物なのでそんなもの付いてない。
だったらクロスオーバー周波数を改造してしまいましょう!

とりあえず分解して基板のパターンを追って回路図起こして解析
幸いにも教科書に載ってるような標準的なオペアンプによるアクティブフィルターなので助かりました。
計算するとcut off周波数は220Hz そりゃ高いわい!
抵抗交換して110Hzにして元に戻します
オシレーターを接続して周波数特性見ると、とりあえず改造成功。
でもやっぱ連続可変が欲しいなぁ。。。
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SONY TC-6250 オープンリールデッキレストア その4

2021年11月10日 | オーディオ
先日レストアした知り合いのオープンリールデッキが戻ってきました。
どうらや走行音が激しいのと、回転が少し遅いようです。
早速バラしてみると、ゴムローラーの亀裂が大きくなって走行音が大きくなっていたようです。

ドナー機のローラーが少しマトモでしたので交換。
ついでに弱っていたスプリングも新品に交換しておきました。

回転が遅いという話でしたが、50Hz地域で録音した物を60Hzで再生すると早回しになっており、回転数が正しいのか正しくないのかわかりません。
しかも原曲を知らない古い曲ばかりなので何が何だかさっぱり・・・??
回転数計を持ち出して色々調べていると、再生を始めてから時間が経つとじわじわと回転数が落ちる事がわかりました。

結局、誘導モーターの電解コンデンサーが原因と断定。
NS-10Mの時もそうでしたが、バイポーラコンデンサーは劣化で容量が増えるんですね。。

せっかくなのでフィルムコンデンサに置き換えて修理完了!

動作確認を兼ねてしばらく1970年代前半の音楽を堪能しております。
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SONY TC-6250 オープンリールデッキレストア その3

2021年11月07日 | オーディオ
オープンリール修理続き
再生させても音が出ません。
メカはリンクの動きが渋かったので、注油して何度か動かしてOK。
調べると接点不良みたいなので、ロータリースイッチの接点を磨いて接点復活材ちょい付けたら音が出ました!!

しかし音が出るのは片側だけ。
調べるとヘッドの右チャンネルが死んでるみたいです。
ヘッド交換すれば良いのですが、純正パーツなんて手に入りません。
ネットで情報を探していると、ヤフオクに同じ機種のジャンクが出品されてたのでドナー機として落としました。
しかし古いジャンク品なので簡単に落札できるかと思っていたのですが、3人の争いとなり、結構高値になってしまいました・・・
同じ事考えてる人多いんですね。
しかしこんな古い物を購入出来るって凄い時代だなと思ってみたり。。

ドナー機から外したヘッドを装着すると音が出ました!!


実はこのデッキは委託品なんですが、オーナーが同梱していたテープをかけるとビートルズやビージーズやミッシェル・ポルナレフやら・・・ああ懐かしい。
まるでタイムカプセルです。

しかしなんだか回転が速い。
よく考えると、オーナーは関東で録音した訳だから、このセットを西日本に持ってくると周波数の違いで早く回転するんです。
どうやら60Hz用プーリーに交換しないといけないみたい。。。
入社した頃、8インチのフロッピーディスクを東京に持っていってベルトを張り替えたを思い出す。。。。
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SONY TC-6250 オープンリールデッキレストア その2

2021年11月03日 | オーディオ
1969年製。 さすがに50年以上たてばプラスチックはもろくなり、ゴムは硬化し、スポンジは粉になり、接点は酸化膜、潤滑油は固着し・・・
まぁ人間だって50年以上経てば近くは見えないし、肩は上がらないし、腹は出るし、記憶領域はどこかに行くし、髪は短い友達だったし。
時間というものは残酷です。

今回は修理というよりはレストアですね。
大部分の部品が入手出来ないか、置き換え出来ないので結構大変です。
まず凄いのはこの機械的リンク機構。
1個のハンドルを回すと、沢山のリンクやカムが回るまるでカラクリです。
今ならプログラムで出来る事も、当時はメカでロジックを組んでいたのですね。すげぇ。
録音時にランプが赤色に変わるのも、電球の前の赤いフィルターをリンクで動かしているという。。。。


凄いのはこの基板。 コネクタって発想は無かったのでしょうか?
すべての線を手作業で半田付けしています。
おそらく何十人も並んでライン組んでいたのでしょうね。 
人海戦術です。超非効率です!

この束になったケーブルのおかげで、通電状態で基板の表にエントリー出来ません。
メンテナンスの事などかまるで考えていない作りですね。。
どうやって信号を追うか悩んで頭がクラクラしてきました。
長いのでつづく
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SONY TC-6250 オープンリールデッキ その1

2021年11月02日 | オーディオ
ちょっと前にカセットテープを開発した方が亡くなられたとか。
そんな時代にオープンリールデッキを修理しております。

若い方にはなじみが無いと思いますが、カセットテープが出る以前のメディアです。
実はわたくし大学時代は放送部に所属しており、オープンリールデッキは重要な放送機材でかなり使い込んでいました。
当時すでにカセットテープが主流でしたが、放送業界では頭出しが容易な事と、切ったり貼ったりの編集が出来たので重宝していました。
たとえばラジオドラマも一度録音したテープを切ったり貼ったりして1本の作品に仕上げていたのです。
実にアナログ・・・・

ちなみにこの個体は1969年製SONY TC-6250
SONYのステレオ用テープデッキとしては初期の物と思われます。
実家に有ったオーディオ雑誌にも載ってました。

当時¥29,800 結構高かったんですね。
長いのでつづく・・・
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