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風待ちGiapponese

40からのイタリア暮らし。日常生活や食のあれこれをフィレンツェからお届けします。

フランスでマクロビオティック

2009-12-01 | グルメ・レシピ
ただいまフランスのSaint-Gaudens(サン・ゴデン)という街にいます。
前回の記事でも書きましたが、これから10日間マクロビオティック料理体験をします。

出発~1日目
日曜の夜、フィレンツェから電車でピサへ。同行者のアレ氏と共に、ピサ在住のエレ女史(アレ氏友人)の家に一泊させてもらいます。
彼女は1年前からマクロビを実践しているそうで、今回のフランス旅も彼女からの提案でした。

翌朝6:00、エレ女史の家を出発。完全な寝不足で頭がボケボケ。
目的地のSaint-Gaudensまでは車で約10時間。高速道路を走り続けます
途中休憩をはさみながら11:00前にフランス入国。

 
イタリア・リグーリア州あたりの、まるで台風のような大雨&強風も収まって穏やかな天気です。
南仏コートダジュール、マルセイユを過ぎて、トゥールーズへ。
トゥールーズからさらに走ること50分、滞在先の「Cuisine-et-Sante」(キュイジーヌ・エ・サンテ)に着いたのは18:00。家を出てから12時間の旅、エレ女史、運転お疲れさまでした!


宿の厨房では10数人の滞在客が料理教室の最中でした。

 
19:30夕食開始。
今日のメニューはmiglio(きび・粟)、茹ズッキーニ、オリーブにスープ。スープは味のない味噌汁のよう。デザートはリンゴ煮とmiglioを焼いたもので、砂糖・甘味料を一切使っていないのでかなり薄味。ハチミツやあんこをたっぷり盛って食べたい衝動をこらえるのが大変

初めて口にしたマクロビ食は正直言っておいしいものではありませんでした。
実はこの食事がどういうものかイマイチよくわかっていなかった私・・・。体によさそう、くらいの知識しかなくてここに来てしまったけれど、当初想像していた”楽しく美味しいフランス旅行”とは違ったものになるのは確かなようです

イタリア ワインの会Ⅱ

2009-10-10 | グルメ・レシピ
すっかり更新が滞ってしまいました・・・。
先月末から色々動き回っておりまして久々に会社員時代に戻ったような生活。体力的&精神的にもちょっと疲れ気味でした。息切れし始めたところで、イタリアワインの会Ⅱの開催です。グッドタイミング!息抜き、息抜き

場所は前回と同じく月島の友人宅。二回目となる今回は、月島名物もんじゃ焼きで腹ごしらえしてからワインを飲もうということになり、「海鮮もんじゃ・片岡」へ。Nさんイチオシの、明太子+チーズ+餅入りもんじゃ、これは本当に美味しかった!
お好み焼きと違って、もんじゃ焼きは日本人でも好き嫌いが分かれるところ。外国人の反応はだいたい予想がつくけれど、日本の一食文化としてぜひ紹介したいものです。

タラコの中身をほぐすのがコツ
超高速・炒め技!

友人宅へ移動し、2ヶ月振りのワインの会。「会」と称しながら、いつも飲むのは一本だけですが・・・。
今回開けたのは”Kuen Hof sudtirol eisacktaler sylvaner”。これはドイツ語でしょうか。何て書いてあるのか全くわかりません ドイツ語も話す北イタリア地方のワインなのかも?クセがなくてさっぱりした軽い白ワインでした。
今回も料理&和菓子上手のNさん作のおつまみを肴に、仕事のこと、結婚のこと、人生のこと等々、語りあった女3人。みんな色々な思いを抱えながらがんばっているんですよね。なんて、ちょっとしみじみしてしまいました。
エノテカ「Le volpi e l'uva」のワイン、残るは赤2本。11月の渡伊もあるため、これらは年明けの”飲み初め”で!

栗蒸し羊羹、手作りです
この日の摂取カロリーやいかに・・・

イタリア ワインの会

2009-08-04 | グルメ・レシピ
フィレンツェ滞在中、何度も足を運んでいたポンテベッキオ近くのエノテカ「Le volpi e l'uva」。
大好きなこの店のワインを、先週末、再び味わうことが出来ました
場所は東京・月島の友人宅。「イタリアワインの会」と称して、女3人のホームパーティを開きました。(どこかの店で飲めるのか!?と期待した方、ゴメンナサイ)

他の店では手に入らないワイン(専売契約を結んでいるため)を扱うこのエノテカに初めて行ったのは今年5月。東京から旅行で来ていた女友達2人と共に、ワインと食事を楽しんだのがきっかけです。その際、友達Nさんがワイン4本お買い上げ。店のスタッフにセレクトしてもらった3kgを超えるボトルを大事に抱えて日本へ帰って行きました。
あれから3カ月・・・。「rombinoが帰国するまで飲まないで待っているからね~」の言葉通り、本当に1本も開けずに待っていてくれたんです。Sさん、Nさん、お待たせしました!!

カルパッチョ、ラザニア、ラタトゥイユ、ミラノ風カツレツ・・・Nさんの完璧な手料理で、ワイン1本あっという間に空に。「次、開ける?」「う~ん、飲みたいけどぉ・・・。次回にとっておこう!」 決して貧乏性ではないんですよ でもフィレンツェまでそうそう簡単に買いに行かれるものじゃないだけに、大切に飲まないと ということで、このワインの会はあと3回(残り3ボトル分)開催されます。(多分)

しばらく「ホームパーティ」といえばイタリア語会話の環境で、話したいことの半分も言えず欲求不満だった私。この日は"日本語"で心行くまでしゃべりまくりました。
次回も楽しみです♪


Etna Bianca。ほんのりハチミツのような甘さが広がる白ワイン。


ドルチェはイチジクソース白玉。これもNさんの手作り!

リストランテ・パラディーゾ

2009-07-21 | グルメ・レシピ
ここ数日、トスカーナやイタリア関連の本ばかり読んでいます。現地で出会った人達や風景を思い出して懐かしさでいっぱい。って、まだ帰国して2週間しか経っていませんが・・・。

以前友達から勧められたのが、"リストランテ・パラディーゾ"というコミック。ローマ市街のとあるリストランテが舞台で、そこで働くカメリエーレ(ウェイター)はみな眼鏡をかけた老紳士、という設定です。
「こういう人達がいる店があったらぜひ行ってみたい!見つけたらぜひ教えて~!」という友達の要望に応えてパチリ。フィレンツェ滞在中に撮ってきました。
ここはジェラートで有名な「Badiani」(フィレンツェのジェラテリアで紹介)。 併設されているバールで働く男性バリスタの方々がすてきでした。どんなに込んでいても忙しさを感じさない余裕、口数は少ないけれど優しい笑顔、テキパキとした無駄のない動きについ見とれてしまいます。Yちゃん、フィレンツェに行くことがあったらぜひ立ち寄ってみて下さい

そういえば、普通ジェラートにはどんな味か想像がつく名前がついていることが多いのですが(チョコクリーム、レモン、ピスタチオ・・・など)、この店の私の一押しのジェラート"BuonTalenti"にはどんな意味があるんのだろう?とずっと気になっていました。それが昨日読んだ本で判明。ブォンタレンティとはジェラートを発明した人(元々はメディチ家の宮廷に仕えていた)の名前なんだそうです。なるほど スッキリしました。

Badiani」Viale dei Mille 20/R 50131, Firenze
※毎週金曜は魚料理のランチあり
※Ci sono i piatti a base di pesce ogni venerdi a pranzo!


トスカーナのお菓子

2009-06-06 | グルメ・レシピ
バールやPasticceria(菓子屋)で売っているトスカーナ地方の菓子、「Budino di Riso」(米のプディング)。
材料は、米、牛乳、砂糖、卵。その他、好みによってレモンやオレンジを加えたり、ラム酒やレーズンを入れたりします。
プディングといっても、中身は米がぎっしり詰まっているのでかなりのボリュームと噛み応えあり。私はこれが大好きで、糖分過多と知りつつもバールに立ち寄るとついつい買ってしまいます。
いつもはバールのカウンターでcaffe(エスプレッソ)とともに立ち食い。でもこの日は持ち帰りにして、自分で淹れたcaffeとともにゆっくりと味わいながら午後のおやつを楽しみました。
「米」ということに親しみ(?)を感じたからか、ふと手作りしてみたくなって友達のコックさんに電話。教えてもらったレシピは簡単だったけれど、出来はイマイチ。焼き不足&固すぎ&砂糖をかなり入れたにも関わらず甘み不足。う~ん、店のはどれだけ砂糖が入っているんだろう・・・コワイ

以前、「フィレンツェは暑い!」と書いた後からグッと気温が下がりました。ここ数日はぐずついた天気が続いています。予定の入っていない雨の日は家で菓子作りの練習。日本に帰ってから美味しいBudino di Risoをぜひ披露したいです