“イタリア料理”と一口にいっても各地方によって伝統料理は様々。ドルチェも然り、です。
9月から10月にかけてフィレンツェに登場するのは『Schiacciata con l'uva(スキアッチャータ コン ルーバ)』というドルチェ。
“スケッチャータ(=平たいパン、フォッカッチャ)とぶどう”という名の通り、スケッチャータの上にぶどうがた~っぷりのっています。
このぶどうはワインでお馴染みのサンジョベーゼ! トスカーナ州はイタリア一有名な産地です。
カッシーネ公園のメルカート(前回の記事)でYoppaさんが大量買いしたのは、このサンジョベーゼ。

美味しそうに並んでいるのを見て、今は亡きYoppaさんのお父さんが秋になるとよく作ってくれていた、というこのドルチェを思い出したんだそうです。
そして、今回Yoppaさんが初挑戦! 実は今まで一度も作ったことがなかったらしいです・・・
さて、どんなドルチェができるやら。
父親の見よう見まねのYoppaバージョン、『Schiacciata con l'uva』の作り方をご紹介します!
<材料>
・ぶどう(サンジョベーゼ) 約1.5kg~
・砂糖
・生地 →市販のもの(パン用orピザ用)でOK
手作りする場合は、小麦粉・水・イースト菌・塩
<作り方>
①ぶどうは軽く洗ってボールに入れ、砂糖を振りかけておく。
しばらく置くと、底に汁がたまってくるので捨てずにとっておく。
②焼き型にオリーブオイルを薄くぬる。
③型に生地を敷く。
④生地の上に、ぶどう→砂糖→アニスの種(なくてもOK)→オリーブオイル→ぶどうの汁、の順に重ねていく。
⑤再び生地をのせ、④の工程を繰り返す。
⑥予熱したオーブンに入れ、180℃で50分~1時間程焼く。
焼け具合はオーブンによって違うので、適宜チェック。
以上!!とっても簡単です♪
砂糖の量はお好みで。Yoppaさんは砂糖をガシッとつかんで豪快に振りかけてます。もちろん仕上がりはかなり甘くなりますが。。。

ピザ用生地を使用しました。
Yoppa・父も、生地はパン職人から買っていたそうです。

一粒一粒、房から外すのがけっこう大変~

今回は、22cm×31cmの少し小さめの型を使用。

ぶどうは隙間なくビッチリと!
材料は豪快にのせていきます。
何となく、男性が作るほうが美味しそうなイメージ。。。
ちなみにぶどうは1kg=1ユーロほどですが、時期も終わりになると倍以上に値上がりします。(それでも安いけど)

出来上がり!
渋みは全然なくて、貴腐ワインを口にしたような感じでした。
そして、ぶどうの種は出さずにカリカリッと食べるのがフィオレンティーナ風
・・・でも、実はこれ失敗作。
本来であれば生地の部分がもっと厚くなるんだとか。
原因は、生地が十分に発酵する前にぶどうをのせてしまったこと。
って、理由はわかっているのに、今シーズン3回作って3回とも同じ失敗したんですよ、Yoppaさん。
本当にプロのシェフなのかぁ?!
4回目に挑戦!!しようとしたところでタイムアウト。今年のサンジョベーゼの時期は終わってしまい、スーパーでも見かけなくなりました。。。 リベンジは来秋に持ち越しです。
この『Schiacciata con l'uva』は、貧しかったトスカーナの人々がお菓子を食べたがる子供たちのために、安いパンにぶどうをのせて焼いたのが始まりだそうです。
でもどうして“トスカーナのドルチェ”ではなくて、“フィレンツェのドルチェ”と言われているのかな??と思って人に訊いてみると、「同じトスカーナ州でも、他の町ではスケッチャータではなくて、サンジョベーゼを入れたタルトなどが作られている」からだそうです。きちんと調べていないので、定かではありませんが
ぶどうが終わっても、トスカーナはフンギ(キノコ)や栗と秋の味覚がまだまだ続きます。
フンギのリゾットなどはもう何度も食べて、かなり食傷気味・・・。
それでも、今日も明日もあさっても、「おいしいフンギが手に入ったから、家に食べにおいでよ!」という声が、どこかから聞こえてくるんだろうなぁ。
9月から10月にかけてフィレンツェに登場するのは『Schiacciata con l'uva(スキアッチャータ コン ルーバ)』というドルチェ。
“スケッチャータ(=平たいパン、フォッカッチャ)とぶどう”という名の通り、スケッチャータの上にぶどうがた~っぷりのっています。
このぶどうはワインでお馴染みのサンジョベーゼ! トスカーナ州はイタリア一有名な産地です。
カッシーネ公園のメルカート(前回の記事)でYoppaさんが大量買いしたのは、このサンジョベーゼ。

美味しそうに並んでいるのを見て、今は亡きYoppaさんのお父さんが秋になるとよく作ってくれていた、というこのドルチェを思い出したんだそうです。
そして、今回Yoppaさんが初挑戦! 実は今まで一度も作ったことがなかったらしいです・・・

さて、どんなドルチェができるやら。
父親の見よう見まねのYoppaバージョン、『Schiacciata con l'uva』の作り方をご紹介します!
<材料>
・ぶどう(サンジョベーゼ) 約1.5kg~
・砂糖
・生地 →市販のもの(パン用orピザ用)でOK
手作りする場合は、小麦粉・水・イースト菌・塩
<作り方>
①ぶどうは軽く洗ってボールに入れ、砂糖を振りかけておく。
しばらく置くと、底に汁がたまってくるので捨てずにとっておく。
②焼き型にオリーブオイルを薄くぬる。
③型に生地を敷く。
④生地の上に、ぶどう→砂糖→アニスの種(なくてもOK)→オリーブオイル→ぶどうの汁、の順に重ねていく。
⑤再び生地をのせ、④の工程を繰り返す。
⑥予熱したオーブンに入れ、180℃で50分~1時間程焼く。
焼け具合はオーブンによって違うので、適宜チェック。
以上!!とっても簡単です♪
砂糖の量はお好みで。Yoppaさんは砂糖をガシッとつかんで豪快に振りかけてます。もちろん仕上がりはかなり甘くなりますが。。。

ピザ用生地を使用しました。
Yoppa・父も、生地はパン職人から買っていたそうです。

一粒一粒、房から外すのがけっこう大変~

今回は、22cm×31cmの少し小さめの型を使用。


ぶどうは隙間なくビッチリと!
材料は豪快にのせていきます。
何となく、男性が作るほうが美味しそうなイメージ。。。
ちなみにぶどうは1kg=1ユーロほどですが、時期も終わりになると倍以上に値上がりします。(それでも安いけど)

出来上がり!
渋みは全然なくて、貴腐ワインを口にしたような感じでした。
そして、ぶどうの種は出さずにカリカリッと食べるのがフィオレンティーナ風

・・・でも、実はこれ失敗作。
本来であれば生地の部分がもっと厚くなるんだとか。
原因は、生地が十分に発酵する前にぶどうをのせてしまったこと。
って、理由はわかっているのに、今シーズン3回作って3回とも同じ失敗したんですよ、Yoppaさん。
本当にプロのシェフなのかぁ?!
4回目に挑戦!!しようとしたところでタイムアウト。今年のサンジョベーゼの時期は終わってしまい、スーパーでも見かけなくなりました。。。 リベンジは来秋に持ち越しです。
この『Schiacciata con l'uva』は、貧しかったトスカーナの人々がお菓子を食べたがる子供たちのために、安いパンにぶどうをのせて焼いたのが始まりだそうです。
でもどうして“トスカーナのドルチェ”ではなくて、“フィレンツェのドルチェ”と言われているのかな??と思って人に訊いてみると、「同じトスカーナ州でも、他の町ではスケッチャータではなくて、サンジョベーゼを入れたタルトなどが作られている」からだそうです。きちんと調べていないので、定かではありませんが

ぶどうが終わっても、トスカーナはフンギ(キノコ)や栗と秋の味覚がまだまだ続きます。
フンギのリゾットなどはもう何度も食べて、かなり食傷気味・・・。
それでも、今日も明日もあさっても、「おいしいフンギが手に入ったから、家に食べにおいでよ!」という声が、どこかから聞こえてくるんだろうなぁ。