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風待ちGiapponese

40からのイタリア暮らし。日常生活や食のあれこれをフィレンツェからお届けします。

最後の週末

2009-07-05 | 留学生活
帰国前の週末、知人の家に泊まりに行ってきました。
34℃の真夏日だったFirenzeから車で約1時間、Casentino地区の山の上の気温は23.5℃。緑がいっぱいで空気がきれい。地下階もある3階建の石造りの立派な家は家族で造り上げたものだそうでビックリ。
庭には船乗りのお父さん手作りの大木のブランコやハンモック、トムソーヤが出てきそうな木の上の小屋などなど・・・大人でもワクワクするようなものがいっぱい
20時近く、子供3人、大人8人、犬2匹、みんな一緒にテーブルを囲み夕食が始まります。豪快なBBQに子供も犬も(?)大喜び。始めこそ日本人の私を遠巻きに見ていた子供たちとも次第に馴染んで、すっかり仲良しに。5,6才の彼らは私の良い語学の先生でした 大人たちの会話にはほとんどついていくことが出来なかったけれど、皆が笑っているから私も楽しい!そんな気持ちになるイタリアでの楽しい時間・・・。
ワインを飲みながら深夜2:00近くまでおしゃべりは続きました。会話の内容がわからない私はとにかく眠くて仕方がない!でも世界中を廻っている船乗り&元船乗りの知人に言われました。「外国語はとにかく聞くこと。今は理解できずに辛いかもしれないけれど、ある時みんなが話していることがパーッとわかるようになる瞬間があるから!」
またイタリアのたくさんの素敵な人達と話をするために、日本でもがんばって勉強を続けなければ。そしてまた近いうちに必ず戻ってきます!

お幸せに ②

2009-06-01 | 留学生活
幸せ一杯の二人をパチリ。
フィレンツェ出身の照れ屋の彼と、いつも元気いっぱい明るいAmericanaの彼女。
とても仲良しで微笑ましいカップルです

英語が話せない?!

2009-05-29 | 留学生活
二日後に結婚する友達の家で、女友達だけのパーティ(Festa delle Donne)が開かれました。
彼女は去年フィレンツェの語学学校で仲良くなったアメリカ人。
集まったのは、結婚式に参列するためアメリカからきた6人とイタリア在住のスイス、コロンビア、イタリア、ブラジル、アメリカ、日本(私)の計13人。この日初めて顔を合わせる人がほとんどだったけれど、彼女の温かい人柄を反映してかとても感じの良い人たちばかり。すぐ打ち解けて和やかな雰囲気となりました。
アメリカ人6人がイタリア語を話せなかったため、この日の会話は英語。英語が母国語でない国の人たち、びっくりするくらい皆な流暢に英語を話すんです
翻って私。イタリア語を勉強し始めてからどんどん英語を忘れていくなぁ・・・と以前から少し不安には思っていたものの、今まで敢えてそれに気付かないフリをしていました。
が、このパーティで恐ろしい事実が判明。何と、「明日」という単語が出てこなかったのです!何とか思いだそうとしても、浮かぶのは「DOMANI」(イタリア語で"明日")ばかり。隣にいた子に「"DOMANI"って、英語で何て言うんだっけ・・・?」とあまりにも低レベルな質問をした自分に対するショックの大きさと言ったら・・・。笑いごとじゃないですね、この状況。いや、本当に。
また英語に触れればきっと思い出して以前のように(中の下レベル)話せるはず?でもそうすると今度はイタリア語を忘れていってしまう??う~ん、困った・・・。 

ざるそばイタリアーノ

2009-05-15 | 留学生活
日本食好きの友人が考えた「カボチャと味噌のポタージュ」が私の最近のお気に入り。
トスカーナの塩味のない硬いパンでも、白米でも、パスタでも、何にでも合うのです。
レシピを教えてもらったけれど、自分で作るのはいつのことになるのやら・・・。
その友人がお気に入りなのが、ざるそば。日本の食材が手に入るCentroのオリエンタルスーパーで信州そばを買ってきて、手作りしたそばつゆで食べます。手間はかからないし、食事を軽く済ませたい時などにピッタリ。
そして先日、ふと思いついて友人と試してみたのが、ざるそば風スパゲッティ。
近くのスーパーで一番麺の細いスパゲッティを購入。いつものようにまきすをひいた皿の上に麺をのせ、きざみネギに、わさび、のり、白ゴマを用意し日本風情を楽しみます。
ざるそばを想像して食べると確かに違うけれど、思った以上に麺とつゆが馴染んでいておいしかった
日本食レストランで出したら、フォークで食べる”ざるスパゲッティ”(名前がイマイチ・・・)なんていって結構人気が出たりして。
これからも日伊融合(?)の味を色々試したら、いつか大ブレイクするような一品が出来上がるかも!?

バスのこと

2009-05-08 | 留学生活
日本ではもっぱら電車移動をしているためか、もともとバスに乗るのは苦手。
でもここフィレンツェではバスは重要な移動手段のひとつ。
モトリーノ(ミニバイク)や自転車を持たない私は利用しない訳にはいかないのです。
初めての路線に乗るときはいつも地図と睨めっこでバス酔いは必至。バス亭は喫煙所さながら、嫌煙家の私には何とも辛い状況です
それはさておき。バスに乗る際は事前に乗車券(€1.2)を購入し、乗車後に刻印します。しようと思えば出来てしまう”タダ乗り”をチェックするため、時々乗り込んでくる検札員。そして今朝の通学時、後方から「ボンジョルノ。皆さん、乗車券を拝見しますよー」の声。とともに、そそくさと降車口近くへ移動する人がチラホラ。それをプロが見逃すはずもなく、彼らは次のバス停で数十ユーロの罰金を払わされたことでしょう・・・。
定期券(€34/月)を持っている私はそんな様子を横目で見ながら、今日も花の大聖堂前を通って元気に学校へ向かうのでした