ロト7の38番

利用に関しては自己責任でお願い致します

ubuntu でマイナンバーカードを使う際の注意点

2022年04月27日 | ubuntu 覚書
6月に入ると、マイナポイント目当てにアクセスが一気に集中してしまうだろうとまた言われてるマイナンバーカード関連のサイト。

実際のところ、ペンギン使いはマイナポータルへのログイン自体が出来ない仕様になっているので「裏技」でしかログインする事は出来ない。

その裏技は
https://qiita.com/yvl/items/de09cd110651f6c25cb3

にあるように VirtualBox で窓を動かしてそこからログインする事になるのだが、なんせ「窓の正式なライセンス」がないとそれすら出来ない事という現実がある。

が、しかし

かなり荒っぽい裏技」がさらに存在する。

以下、セキュリティ的に大きな問題があるので、「マイナポータル」だけを使う事を前提にそのやり方を書いておく。

今回は特にその条件をここに記載しておくのでこれを承知した上での利用になる事を覚えておいて欲しい。

特定のサイト(マイナポータル関連)のみの閲覧に限る事。
使い続けるような事はしない(セキュリティ的に大きな問題有り
使い終わったと判断したらすぐに削除する位の考えを持っておく事。


まずは、この3つを厳守して下さい



以下、アクセス方法(これからは全くの無保証となります。繰り返しますが自己責任でお願いします

VirtualBox のインストール及び初期設定をする。

カードリーダーのドライバと窓の chrome のスタンドアローン版を1つのホルダーにまとめておく。

窓の chrome のスタンドアローン版のダウンロード先
https://www.google.com/chrome/?standalone=1&platform=win64

その後、

Windows 10の評価版のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-10-enterprise

もしくは

Windows 10 仮想マシンのダウンロード
https://developer.microsoft.com/ja-jp/microsoft-edge/tools/vms/

※ Windows 10の評価版は氏名及びメールアドレスの記載が必須だが、インストール後には日本語入力が可能
※ Windows 10 仮想マシンは自由にダウンロードは可能だが英語しか入力出来ない

どちらか1つをダウンロードする。

VirtualBox に評価版ならインストール・仮想マシンならばインポートする。
ただし、共有フォルダの項目を必ず設定してカードリーダーのドライバと窓の chrome のスタンドアローン版が入っているフォルダを共有しておく事(その他、USBの設定やネット設定・マウスの共有等も忘れずに行うこと

インストールあるいはインポートが終わったら Windows 10 を再起動させて、Windows 10 側から共有フォルダにアクセスしてカードリーダーのドライバと窓の chrome のスタンドアローン版をインストールする。

chrome のインストールが終わったらすぐに立ち上げてアドレス部分に「mainapo-taru」と入力(この場合は英語・日本語のどちらでも可能です)し、検索すると目的のマイナポータルへ辿り着けます(google の日本語補完機能により)。

そして(カードリーダーが接続されており通常に起動していれば)サイトにある指示に従い設定を行いログインが出来ればそのまま作業が出来る事になります。(注意  VirtualBox 上にある仮想マシンからのログイン認証のアクセスはかなり時間がかかります。管理人は3分弱待たされました

またログイン後のサイト内では確認した限りチェック項目による選択となってるので、管理人が使用した際には日本語入力機能は必要ありませんでした(入力が必要だったのはメールアドレスの確認・変更だったと記憶している)

大きな欠点としては

どちらも90日の期限がありながら、(当たり前だが)セキュリティの為のアップデートが強制的に行われるので挙動が遅くなっています。


Windows 10 仮想マシンは古いバージョンの Edge と IE11 なのでそのままだと今後マイナポータルへの接続(ログイン)が出来なくなるかも知れない。


Windows 10の評価版は入れ替わりがあるので実際にインストールしてみないとプラウザの確認は出来ない。


どちらもアンチウイルスソフトは入っていないので丸腰でネット接続する事になる。


Windows 10 仮想マシンは日本語入力を別途インストールする方法はあるが、かなりややこしい制約があるのでやめた方が良い。




これらの致命的な欠点から通常(常時)使える品物ではないと判断したので、特殊な案件(今回のような限定されたサイトへのアクセス)に限っての使い方として示しておきます。

以上。