ロト7の38番

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緊急事態宣言 引きこもり retrunズ その2

2021年01月16日 | 緊急事態宣言 日記
嘘つきデータ

コロナ感染が日本国内で確認されてから1年になった。
去年の夏頃から一部の知識人

季節性のインフルエンザの年間の死者数と今のコロナウイルスは『統計上死者数が同じ位になりそう』なので今国が認定している感染症指定の2類・から5類へ引き下げるべきだ。そうでないと今後は医療従事者への負担が重くなる。

という意見が出ている。

調べてみると統計では季節性のインフルエンザによる死者数は日本では毎年3000人以上の人が亡くなっているらしい。
コロナのように大きくは報道されてはいないが、かなりの数だと思う。

そう考えると、

危険性

インフルエンザ > 新型コロナウイルス

もしくは

インフルエンザ = 新型コロナウイルス

という図式を考えるのは実は

大きな間違いなのだ。

新型コロナウイルスが国内に広がっての「初めての冬」となり、インフルエンザの流行期と重なった今、
(言いたくはないが『科学的には同じ実験環境になった』ともいえる)

インフルエンザの罹患率が異様に低くなっている。

これは、マスク・手洗いがある程度一般市民の間で徹底された結果、インフルエンザウイルスの感染は抑えられた事を意味するのではないか?

がしかし、新型コロナウイルスの感染者は増加している。

ということは感染する強さに関しては

インフルエンザ < 新型コロナウイルス

という事実がそこにある事を示しているのではないか。

次に、インフルエンザとは異なり新型コロナは罹患者の中で一定の割合で季節性のインフルエンザとは異なり「急激に悪化する」・「完治後に何らかの後遺症が残る」事が判明した。

さらに、季節性インフルエンザのようにタミフル、ゾフルーザ、リレンザ、イナビル、ラピアクタのような対抗する薬も今はない。

つまり一部の知識人の発言する単純なデータ上の統計だけの提言でまだ新型コロナを一般人は判断する事はまだ控えた方がよいと思えてならない。

知識人やインフルエンサーに流されやすく平和ボケし、いまだに街中にたむろするような日本人にとっては最も苦手な時代になっているような気がするのは私だけか?


緊急事態宣言 引きこもり retrunズ

2021年01月09日 | 緊急事態宣言 日記
再び書き続ける事になりそうなので、前もって言っておきたい事を書いておきます。

コロナ前から始まっていた『医療崩壊』について

数年前、仕事中にぎっくり腰になった。
今は亡き志村けんが演じた「ひとみばぁさん」のようなくの字に曲がった体で仕事を終えて家路につき、次の日会社を休んで朝イチで近所にあるいつもお世話になっている町医者の「ある専門医」を受診した。

専門医 あー38番さんですか、今日はなんですか?

38番 実はぎっくり腰になってしまって・・・

専門医 ・・・・・・

専門医 ウチではそれは診ません。

38番  ・・・・はぁ?

専門医 診ないんです。

38番  診ないって・・・(あんた)医者でしょ?

専門医 他に行って下さい。

・・・結果、診療時間2分弱。

待合で待たされる事、40分と診察時間2分、でその結果

『診断・治療・投薬なし』

が、帰りにはしっかりと診察料金が請求された。

その後、ひとみばぁさんのようにくの字に曲がったままの状態で病院を出て、持っていたスマホで必死に検索し、近くのバス停から『ぎっくり腰』を診てもらうために救急外来のある病院近くのバス停まで乗り継ぎ、そこからまた歩いてやっと診察してもらえたのが昼の3時。

ハラはへるわ、腰は痛いわ、診察料金は2重払のトリプルパンチで家に帰り着き、どうにもこうにもイライラが収まらないのでネットで検索して、大都市の医者は専門医制度で『棲み分け』している事を知った。

マンガで読むと『患者・医者共に win win のバラ色な話』なのだが、これが今の大都市における医療崩壊のトリガーの一つになっているのだ。

話を戻そう いや、進めよう

その後、別の知り合いの医者とあって話をする事があり、そのぎっくり腰の時の事を話したら、とんでもない答えが帰ってきた。

知り合いの医者いわく、最初に行った街の専門医はぎっくり腰を診ないのでなく『診れない』のだと思う。という答えだった。

つまり、知り合いの医者いわく大都市での〇〇専門医というのは『それしか診ない(または診れない)医者の集まり』と解釈して欲しいとの事。

詳しくは書けないが、知り合いの医者の言葉を要約すると専門性を高めるために他の診療科目は(何も)わからなくても『OKだ』という考えの専門医が(一定数)いるらしく、中には医者としては必要とされる緊急時の「心臓マッサージ」とか「事故等で頭部をぶつけた後の処置」すら出来ない(正確には忘れたと書いたほうが正しいのかも?)医者がいる・・・らしい。(AEDの普及はその副産物か?)

あえて繰り返し言っておくが、大都市によくある〇〇科専門の医者は『ほぼそれしか診ない(診れない)』のである。

ただ、法律上では医師免許は医師と歯科医師の区分しか無いのだが、長年大都市に医者が集中し飽和してしまった状態をこの専門医制度によって棲み分け行ったのではないかと私は考えている。
(ちなみに医者が少ない地方等ではこの専門医制度は『例外規定』があり、さらに無医村またはそれに近いような人口過疎地では専門医制度そのものが機能しないので『法律に従い』、1人の医師で農作業中の外傷事故からお年寄りの神経痛までも診察が出来る『別の意味での』専門性が必要になるという何とも変な矛盾を抱えてしまった。

で、話を戻そう。

勿論、この専門医制度開始前から医者になっている場合は、「ある程度は他の科」も経験上診察出来るスキルがある事は確かなのだが、いかんせん、その場合でも『内科・外科・小児科・産婦人科等』と長年分業化が進んでいたので今のような「(専門的な)コロナ対応」がすぐに出来る医者がどれだけいるかと考えると何とも言えなくなる
さらに、これだけコロナで医療関係が危機になっているのに今年も専門医の項目に今後必要にされる感染症専門医の項目が追加されていない事からも専門医制度そのものの歪さが垣間見えるような気がするのは私だけか?
(まぁ、感染症専門医は日本の医学界ではかなりの少数派なのである意味『医学会の中ではすみっこぐらし的な存在』だったりすると聞いたことがあるけど・・・)

で、

話を今に戻そう。

この感染症専門医が非常に少ない状態でのコロナ患者の急増によるその負担は、従来からあるインフルエンザと同じく総合診療科・内科・小児科・救急科に対応出来ないほどのしわ寄せが来てしまったのが『本当の問題』なのだ。

ところが、大都市における他の専門医は自分の専門以外の科を診察する出来るような「高度なスペック」を持ち合わせていない。

その上、厚生省は今の状況に振り回されながら法律に準じて『入院できる規模の病院を開業している医師・医療機関』への聞き取りで『空きベッド数』を機械的に公表する。(勿論、この混乱のさなかでは国家資格ではない専門医制度の事なんか頭から考えていないような気がするけど・・・)

その結果が、ベッドの空きがありながらも入院できないコロナ患者の急増という図式が出来上がる事になる。

で、

元知事が断片的な情報を入手しキレて、ネットで炎上するという本当にくだらないおまけまで付いてきた。

(まぁ、実際に専門病院に現在入院している治療中の患者もいるし、厚生省の言う空きベッド数という数字は単なる機械的な数字なのかも知れないが・・・)

大本の話をすれば日本における感染症で最も恐れられていた結核が一時期ではあるが目立たなくなり、それを治療する医師・施設も減少した結果、国からの予算が減り採算の取れない分野になってしまった経緯もある事もあるのだが・・・
(結核患者の対応に関して言えば、その発症者と周囲への聞き取りをやっていた保健所も結核(および感染症)患者減少のあおりを受けて全国レベルで減少した結果が今の混乱の元になっていると私は思うのだが・・・)

で、

現状、どこが間違った判断をして、どこが正しい判断をしているか、みなさんはどう考えます?
(まぁ、私の知る範囲での話なので、この記事自体の信憑性の可否もあるけどね)