ロト7の38番

利用に関しては自己責任でお願い致します

ubuntu18.04LTS アンチウイルスソフトの件

2019年07月16日 | ubuntu 覚書

追記 令和3年 4月13日記載
この記事はかなり古くなっており、当該製品のダウンロードは終了したとの情報があります。


一昔位前はペンギンにはアンチウイルスソフトは不要(サーバー用途を除く)と言われていたようだが、利用者が少ないにもかかわらず今ではアンチウイルスソフトの導入はペンギンでも必須となってしまった。

ところが、ペンギンのアンチウイルスソフトといえばもっぱらClamAV関連の記事ばかりなので他の選択肢がないと思われているようだが、デスクトップで利用できかつ常駐出来る個人的利用ならば無償で使えるペンギン用アンチウイルスソフトがあるので書き残しておく事にする。(ただし、メール登録(フリーメール可)が必要な事や今後供給され続けるのかは不明です)

Sophos Antivirus for Linux
https://www.sophos.com/ja-jp/products/free-tools/sophos-antivirus-for-linux.aspx

上記のアドレスにアクセスし、登録をすればダウンロードが可能ですが、なんせペンギンなのでインストール時のシステム条件のクリアは必須と考えて欲しい。
ちなみに、私の場合はデフォルトでインストール可で完了後に

sudo /opt/sophos-av/bin/savupdate
で最新に更新し

savscan /home

でウイルスチェックが出来た。
ただし、.wine フォルダのスキャンがすべてエラーになった。
(設定方法でチェックの除外が出来るようだが)

詳しいインストールの仕方等は
https://www.sophos.com/ja-jp/support/documentation/sophos-anti-virus-for-linux.aspx
の下にある
Sophos Anti-Virus for Linux 9 スタートアップガイド(PDF)を参照されたし

余談だが、
ClamAVの設定で失敗を繰り返し、zombie プロセスがいくつも出来てしまうような人にはまさに救世主的な存在かも知れない。

ubuntu18.04LTS wine office2010 インスロールに関する覚書

2019年07月09日 | ubuntu 覚書
ubuntu18.04LTS wine office2010 インスロールに関する覚書

マイスペックは以下の通り
パソコン本体 HP Pavilion g6系列
メモリ    8G
HDD     1T(HDD交換済)

某オークションサイトでは完動品でも1万円で必ずお釣りが来るような取引されてるというまさに【遺物】クラスのものです。
これをwindows10にする気にはなれなかったのでペンギンに乗り換えたというのが記事のネタ元でもあります。

さて、あくまでも覚書程度のものなので自己責任でお願いします。

以下の手順にすれば比較的簡単に導入が可能となる。
(tarとmakeを使いたくない場合や私にように依存関係やOS本体の管理を出来る限り簡単にしたい人向けかも)

参考サイト
https://appdb.winehq.org/objectManager.php?sClass=version&iId=17336&iTestingId=104147&bShowAll=true
より

最新のwineでなくとも大丈夫なので単純にコマンドで

$ sudo apt install wine-stable

その後、
$ WINEARCH=win32 WINEPREFIX=~/.wineoffice2010 winetricks
とコマンドして
winetricksが起動するまで待つ
起動すれば
Select the default wineprefix から
Install a font の項目で
corefonts と cjkfonts をまず導入する。
次に
Select the default wineprefix から
Install a Windows DLL or component から
dotnet20 と msxml6 を導入する。
最後にもう一度
Select the default wineprefix から
Run winecfg を選択し、細かい設定をして一旦終了。
(この時点でwineが豆腐文字になっていたら失敗です)

仕上げに(私の場合は)
$ WINEPREFIX=~/.wineoffice2010 wine /media/(ユーザー名)/OFFICE14/setup.exe

で普通にインストールが始まるのでプロダクトキーを入力してしばらく待つ
(IMEは入れないほうがいいとか、デフォルトでOKという人がいますが、よくわからないのでこの設定は割愛します)

で完了。

利点
隠しフォルダ.wineoffice2010が出来るのでwineを使う時に他のプログラム分離して管理出来る。

欠点
wineの設定変更時のコマンドが少々厄介
WINEARCH=win32 WINEPREFIX=~/.wineoffice2010 winetricks

WINEPREFIX=~/.wineoffice2010 winetricks だけでもいいかも知れないが・・・?

※ 令和元年7月15日追記
ファイルの関連付けの変更が出来ない(多分デフォルトの設定では .wine の下にあるプログラムを探して起動するように設定されている為)
まぁ、デスクトップアイコンとランチャーが出来るので、私の場合はほとんど困らないが・・・


その他
wine-mono と wine-gecko がubuntuからインストールするwineにすると入らない(みたい)
(office にこの2つが必要なのかどうかは別にして)

そのため、ほかのソフトをインストールする場合には普通に
WINEARCH=win32 winecfg
で32bit環境を作成し、別途導入する事が必須になる。
(まぁ、本家から最新のwineを導入した場合は全く関係ない話だし、なによりその方が推奨されているようだが・・・)

でその2つの品物はここからダウンロード出来る

http://dl.winehq.org/wine/wine-mono/
wine-mono-4.7.1.msi をダウンロード

https://wiki.winehq.org/Gecko
wine_gecko-2.47-x86.msi をダウンロード

ダウンロードした場所で端末を立ち上げ
wine msiexec /i wine_gecko-2.47-x86.msi

wine msiexec /i wine-mono-4.7.1.msi

でインストール可能自体は可能な事を確認しています。

しかし、wine-monoに関してはubuntuのmonoと競合してるようなので、どのような挙動になるのか不明。
競合しておかしな挙動をするようならどちらかを削除するのもアリかも?