日曜。
以前の仕事は日曜もお盆も正月もなかったけど、もうこれで十分だろうそう思った仕事、
それが毎週日曜になるといつも休んでいた平日の休みが懐かしい。
どちらにしてもそれぞれプラスマイナスがあって、それはその人の楽しみ方、考え方だろう。
以前の私はいつも平日休みで、何所に行っても空いていて楽しんだ一人だけど、
いまは日曜になって、何所に行っても人、人で、もううんざりしている。
「うざい・・・そう感 . . . 本文を読む
Rain
暗いな・・・
雨かな?そう思ってカーテンを少し開けると、小さな悲鳴に似た音が聞える。
ああ・・やはり雨が残っているか?
目が覚めない風景のなかで幻影になって浮かぶ灯り、
なぜか外に出ようとする足を止める冷たい寂しい雨。
まだ冬だね、この空、この暗さ、モノトーンの風景こそ、春に逆らう悪餓鬼の顔、
・・・
いいねこの表情、キスしたくなる。
二月の雨
空は一枚の曇り硝子
街はモノトーンに包ま . . . 本文を読む
私の思い。
毎日が決められた時間、生活。
私を縛る、仕事、社会、家庭、家族、勿論これらは大切で在り、
逃れることの出来ない事実であり現実。
有る意味で生きる生活の基盤、これは生であり私の肉体の源である。
いまを捨てる事も、自らを絶つ事も出来ない私の生活、世間体。
しかしどこかで心が乾くことがある、それは何だろう・・・そう考えたときに思ったのが恋である、恋は生きている証明、歓び。
人は心が乾いた時、 . . . 本文を読む
舞い納めかな。
昨日はさすがに寒かった。
市内の北山から吹いてくる北風がグイグイ押しながら迫り、
長い廊下を一列に並んで雑巾をかけるように走って来たか・・・
そう思った瞬間、もう青空は沈没、一面真っ黒。
その黒い空から北風に煽られた雪が激しくゆさぶられながら舞い落ちてきた、
それはアット言うまの出来事。
次から次へと湧き上がるように、縺れるように乱舞して体に纏わりつくから始末が悪い。
もう風のなか . . . 本文を読む
遊び心。
季節って生きていると思う?
そんなのありえない、たしかにそれは言える。
でもね・・・人って遊び心と恋心忘れたら哀しいと思わない?
「思わないよ、思う訳ないじゃ」
それにいまは不景気だし、経済も停滞しているし、安泰なのは有る意味で固い大手企業か、公務員ぐらいかもね。
大半の人が困窮しているなかそんな暇あるわけないじゃ・・・
でもそんな中にあっても時間の中で生きていて感じる、
季節の迷い . . . 本文を読む