きょうの詩は、夏が居座るなかで秋の始まりを優しく笑みをこぼしながら語りかけるように咲く野菊。
残夏にみる野菊
町にいるとなかなか見えてこない初秋
居座る夏にいつも脅かされ
言いなりになって過ごし
それももう限界で
「去って」
・・・
縋る私の言うことなど聞かず
何かと理由をつけ居座る夏
その残夏のなかで素朴な野菊が
人目を避けるように一輪が
樹木の下で優しい笑みをこぼしている。
----
町にいるとなかなか見えてこない初秋
居座る夏にいつも脅かされ
言いなりになって過ごし
それももう限界で
「去って」
・・・
縋る私の言うことなど聞かず
何かと理由をつけ居座る夏
その残夏のなかで素朴な野菊が
人目を避けるように一輪が
樹木の下で優しい笑みをこぼしている。
----

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます