
それも


どこか涼しい所

焼けそうだし、そう思う朝。
闇が東の地平からの明かりで解きほぐされて、その明るさを察知して動き始める夏の住民。
一番先に動き出すのは優しい愛の告白を囁く虫の声でなく、
荒地を縦横に走りながらはしゃぐ子供の声に似た五月蠅い蝉たち。
さすがにこの蝉の声に圧倒されたのか、あの烏や雀の鳴き声は蝉の声に押され、
一向に聞えて来ない。
この激痛を思わせる暑さに、勝てないと思い雲隠れしているのか、
今日は朝からゴミ箱を覗こうとしない。
赤まんま
そんな花あるの
私もそう思っていた一花
いつも山野で見かけながら
この花何て言うのかな
そう思っていた
それが犬蓼と知ったのはつい最近
別名赤飯
そう言われると花は赤飯の一粒
花は藍に似て
葉は桃に似て
10月の終わりまで咲き続ける犬蓼
犬
・・・
犬が付く花に食べられないものが多いとか
そう言われても
摘んで食したいとは思わない
野草の一花。
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