残り火(失せ)
残り火残り火さくらへの想い桜の終わりに感じる想い桜にかなり緑を感じる朝もう桜も終わり、そう思うと少し寂しい桜の終盤、薪の種火で暖められた平野部の桜は散りを迎え、花びらが一片の雪とな......
残り火となって咲く山桜
自然は不思議なもので旬が過ぎても思わぬ所でその名残を見つけ驚くことがある。
その名残は花に多く、特に私は季のなかでも幅広く咲く桜にその魅力を感じ、里の染井吉野の散りを見終えるといつもの山に行く、
山の桜もそれらに合わせるように咲いて散っていくが咲く場所とかでその咲にもズレがあり、その桜を思わぬ場所で見つけうれしくなるのが里山の魅力かな、
そう、それは想いに籠める執念みたいな魔性を感じる。
1本の山桜
私が好きな里山の桜
群れることなく
単独で
人知れず咲いて
花を散らし
いつも周りからの浸食に怯え
わずかな食で生き
花を保ち
散らし
花を終える山桜
染井の華やかさはないが
心に残る1本。
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