

彼岸が過ぎて山では秋が深まっている。
流石にこの関西近郊の山では秋の味覚は少ないが北に行くほど山の幸が多い。
栗、団栗、山葡萄、ブナの実、アケビ、茸など、
山にはこれらの幸が実るシーズンです。
我々はどうも人間が生きる権利を持っており、我々に敵対するものは全て害であり駆除すべきと言う考えを持っているのでなかろうか。
以前の営林署時代に伐採用に林道を作りまくり、今では高速道路のように針廻りされた林道。
山の樹が切られ代わりに金のなる杉、檜、唐松を植え、今では山の動物の食料となる食べ物まで人がブームになって奪う始末。
そんななかで熊が殺され、襲った事だけが日本全国に流れる。
戦利品となって曝される熊。
哀れ
悲惨・・・
としか言えない。
熊の家族の生活、命はどうなるの、
優位が全て、
ここに人の怖さがある。
いま山が荒れ、そこに来て手入れをする年代の高齢化が進み、温暖化が拍車をかけ、紙の需要の高まりなどで更に伐採されていく森。
いま本州に住んでいる月の輪熊が減少している事実。
この日本で人の手で滅んだ生物がいる事実を知るべきであり、教えるべきなのに誰も教えない。
なぜ、日本人はその結果しかみないし判断しない傾向がある、
なぜ、どうして、この時期は止めよう、森は熊の住居だから。
生きる権利は熊にもあると言うこと。
どうして人はいろんなものに支えられ共存している事をしろうとしないのか?
これが我々の課題かも。
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