
淀川水系のダムについて

5月5日(月)の新聞より抜粋、淀川水系河川整備局試算「ダム建設を」堤防強化なら3650億円必要
国土交通省は淀川水系4河川の全区間に、ダムを整備せずに耐越水堤防を整備した場合、最大計約3650億円の費用と最長115年の期間がかかると試算をまとめ計画中の3ダム設置費用の約2740億円より堤防整備が約1000億円高くなると報告している。
洪水対策としてダムがコスト的に安い、だからダム建設と言っている。確かに共通の認識としては数字の提示の方が分かりやすい。
ダム建設による環境破壊、付帯設備、インフラ、補償、失われる環境資産等がいくらになるのか提示されていない。
本来なら建設費用でいくら、損失面でいくら、よってどうするのがベターか問うべきだと思う。確かに温暖化が進んで異常気象が起きているのも事実であるけれど、どうも予算の確保と利権の保持を守るためのダム建設としか映らない。
その先に待っているのは環境問題でなく、天下り先の確保、維持。
そんな気がしてならない。
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