四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

一花の便りがいまだに届かない

2010-09-21 | Weblog
届かない絵手紙

そろ・・街でも秋を感じることが出来るかな、そう思うこの頃、
ホットが丁度いい感じになって来た朝に見つけた盗人萩の一花に、萩が咲いてもいい頃なのにいまだに咲かない。
週末に歩いたいつもの里山の森のなかに差し込む、陽光が微妙にゆれるのは森に充満する夏の残骸のせいか・・・
沢の喘ぎ、水の流れが描くひんやりとした狭い一間、
あれほど右往左往していた沢蟹は穴の中に潜り込んで見当たらない。
「一体何所に」よく見ると砂地の至る所に穴が、穴の入り口には枯葉が一枚、
「休業中」と書いてある。

絵手紙

白紙をめくる
・・・二日後は十五夜で満月
古人は歌を詠み
私は満月を見て狂う

一枚めくる
・・・
秋分の日
この日を境に風が吹いて
アカネは風にのって山を下り里に舞う

感じる
触れる
舞い落ちる枯葉の絵手紙

彼岸花
山萩
一花
・・・
舞い落ちる一葉に秋が描かれる。

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