流麗なヴァイオリン、マックス・ブルッフ：ロマンスOp.85

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いつものように、NRKラジオクラシックを聴いている。
最近、ヴァイオリンの音色に欲求が高まっているからか、ラジオから流れてきたこの音楽に引き寄せられた。
豊かで柔らかく流れるヴァイオリンの音が、春の光に満ち、花の香りを含んだ暖かい空気を先取りして、この場に運んできたかのように錯覚した。

この曲を作ったマックス・ブルッフを知ったのは、たった今。
どこかで、彼の曲を何かしら聴いたことがあるのかもしれないが、意識したのは初めて。
ブルッフは、ドイツの作曲家で、19世紀から20世紀にかけて活躍した。
ヴァイオリンを始めとした弦楽器を主体にした曲が、得意のようだ。
代表作に、"ヴァイオリン協奏曲第一番ト短調　Op.26" "スコットランド幻想曲　Op.46" があるという。

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それにしても、NRKのおかげで、自分のクラシック音楽の世界が、豊かに広がっていく。
ただ聞き流していては、どの作曲家の何の曲なのか、分からずじまいになるけれど、プレイリストで気に入った曲をチェックできるのだ。
この素晴しい音楽の世界の海を教えてくれたその水先案内人は、音楽ヴァイキングNRK。
これからも、未知なる海域に船を導いてくれると、期待を寄せている。