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偏った報道

2014-07-30 22:44:24 | つぶやき&ぼやき
アフリカ西海岸諸国、リベリア・ギニア・シエラレオネ、そして新たにナイジェリアと、エボラ出血熱は猛威を振るっている。
ところがあまり日本のテレビでは報道していないようだ。
グローバル化とは、遠い国で起こっていることが対岸の火事とならないことなのに。
これからお盆の前後、日本は旅行シーズン、海外出国ラッシュを迎える。
それに影響を及ぼすからだろうか、不安をあおる報道がなされないのは。
また、中東のシリアやイラン、ガザなどの戦争、クリミア半島をめぐる紛争も、ショッキングな佐世保の事件に押されて報道が細っている。
たしかに人の好奇心はその事件に向くだろうし、怖いもの見たさという心理を満たすためにマスコミもせっせと情報を集めるからなおさらだ。
報道とは、本来そういうものであってはならないものではないか。
狭い世界のことだけを扱っていたのでは、推奨するグローバリズムに乗り遅れてしまう。
大衆の好む三面記事的な事件の扱い、またどこぞが望まないさまざまな事象を避ける報道をしていることに、大きな危惧を抱く。
報道する側のモラルや知性が劣化したのか、偏向報道を誘導するちからがはたらいているのだろうか。
インターネットから得られる情報がすべて正しいと思えないけれど、ひとつの事柄をさまざまに捉えた事に接されるので、多少のバランスをとれる気がしている。
しかし、今の報道の仕方がいいとはすこしも思えないのはたしかだ。




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