rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

気持ちよく入りたい温泉

2012-11-28 11:52:47 | 旅先から
先日、日帰り入浴で、のんびりと温泉につかってきた。
寒くなってからの温泉は、格別なもの。
夏などは、アブなどの虫が無粋にも、露天風呂に入っている人を襲ってくるので、苦手だ。
ともかく、晩秋から晩春にかけての温泉は、実に気持ちの良いものだ。

ところが、虫のほかにも無粋者がいる。
カメラを持った写ガール?だ。
宿泊者の入浴が途切れた頃も見計らっていくと、ゆったり入浴でき、そのときも、我が家族以外数名の入浴者がいた。
露天風呂でくつろいでいると、浴衣を着た人がやってきた。
忘れ物を取りに来たのだろうと思っていたら、奥の打たせ湯で、写真を撮り始めた。
そのときそこには誰もいなかったのだが、いささか呆れながら様子を窺っていると、引き返してくる感じに、悪い予感がした。
こちらを向いて、カメラを構えているではないか。
人が居るから撮ってはいけないと身振りで伝えたが、構わずシャッターを切っていた。
人が居るほうが絵になるからとはいえ、断りも無しに無謀な振る舞い。
悪びれる風もなく立ち去る姿に、人などいないかのような自己中心的視野の持ち主なのかもしれないと思い、腹が立つと同時に空恐ろしい気持ちになった。
きっと、こちらが注意しても、何を言われているか理解できない可能性があるので、そのままにした。
また、コンデジで夜の露天風呂を撮っても、湯気や結露でまともに映らないに違いないと思ったこともある。

自分もブログに写真をよく載せているが、家族と他人のプライバシーには細心の注意を払っているつもりだ。
ブログなど、不特定多数の人が見るものは、よくよく気をつけなければならない。
発信したが最後、もう収拾はつかないからだ。
ソーシャルネットワークに対する注意と共に、発信する側のモラルも大切。
温泉に浸かって体は温まったけれど、心は冷え切ってしまった今回の日帰り入浴であった。

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