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アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

「お日さまはどこへ行っちゃったの?」と淋しげな花たち

2012-12-04 11:23:46 | 植物たち
最近、あまり天気がよろしくない。
どうしても欲しくて、テラコッタ色のビオラを買ってきて鉢に植えたけれど、なんだか花が淋しそう。
一昨日の朝などは、軒の下にあっても凍り付いてうなだれていた花たちは、毎日のように降る雨に元気をなくしてきている。
寒さを我慢してがんばっていた赤のベゴニアも、とうとう透き通るようになって枯れてしまった。
大きなつぼみをつけたバラたちも、咲く気力を失いかけている。
「お日さまは、どこへ行っちゃったの?」と小さな声で、花たちがささやいているみたいだ。

お日さまを恋しがっているのは、花たちばかりではない。
猫も鳥も人だって、みんなお日さまを待ち焦がれている。
それでも、天気をどうこうできるわけではないから、ただじっと晴れる日を待っている。

人口降雪機などはまだ範囲も狭く、影響も小さいので問題ないと思うが、雲をつくって雨を降らせたり、または、雲を消して晴れにしたりなどの大掛かりなことをやろうとするのは、どうもいけないことのように思う。
波消しブロックを設置したがために、かえって水の流れを変に誘引して、海岸の様子がすっかり変わってしまったなど、予期せぬ事態を巻き起こす可能性がある。
人は、創造主ではないのだから、自らを生み出し命をつないでくれるこの地球を変えるようなことは、慎むべき。
もっとも、人の手で、地球を滅ぼすことがあっても、大きな宇宙の流れの中では、含み損なのかもしれない。
それでも、さまざまな花や木や生き物たちが生きる、このすばらしい宇宙の宝石”地球”を、大切に思いやることは、何にも負けない宝であると思う。

小さな小さなワタシは、花たちとともに、こうしてお日さまを待ち焦がれているのだ。




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