David Sylvian I Surrender
絵を描きながら聴いていた。
ときどき意識に入ってくる音が美しい。
鍾乳石から滴り落ちる水滴の音、滾々と湧き出る清水の囁き、風にそよぐ木々の枝葉の醸し出す音、さまざまな音が響きあうかのよう。
決して饒舌ではない彼の音楽は、多くを語らないが故の深さと広がりを持つ。
方や自分の描く絵はどうなのだろう、絵の向こうに世界は存在しいているのか
。
独りよがりでなければよいのだが。
これで良いだろうと思えるところまで突き詰めていく、それしかないのだ。
David Sylvian - Manafon (Full Album)
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