長い秋から本格的な冬に突入

しとしと降る雨の翌日は、真っ青な空が広がって乾いた強い西風が、木にかろうじてついている枯葉をもぎ取っていた。
ナラやカエデ、杉の葉を、庭一面に敷き詰めて、これを風情と思いたい一方で、庭掃除の重労働にうんざりとする。
太陽が降り注ぐ日中は、それほど寒さを感じなかったけれど、日が傾くにつれ深々と空気が冷えてくるのを感じた。
大陸からの強い寒気が日本列島を覆い、初雪の便りが各地からもたらされたらしい。
聞くところによると”ほうおう座流星群”が見られるらしいが、この寒さに怖気づいて今回は星空を眺められないと思う。
さて、この冬はどこまで冷えるのだろう、タンスの中身を寒中用に入れ替えて身構えるとしようか。