大きな世界の小さな部屋

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アニメイテッド=活発とかそういう意味らしいです 25

2010年10月11日 22時34分34秒 | TFアニメイテッド

今回ご紹介するのは、オートボット部隊司令官“ウイングブレードオプティマスプライム”。
アニメイテッド第一弾となった司令官の仕様変更品ですが、ご覧の通り、まるでグレート合体した勇者の様に大幅に変化しています。ただ欲を言うなら、足に下駄
履かせて身長を稼いで欲しかったなぁ。追加パーツの数々はノーマル司令官同様にメタリック塗装がされていますが、司令官本体はカラークリア成型となっています。


ご尊顔拝見…まぁ特に言う事は無く。クリア成型ってだけなので、マスク開閉ギミックは健在です。

箱裏の設定によると、最終決戦に備えラチェットのとっつぁんらが急遽開発した強化パーツを装着した姿なんだそうです。
ただ、アニメ本編には出ないと当初聞いていたのですが、アニメ設定が実在する所を見ると、出るのかなぁ?


ではノーマル司令官と比較…追加パーツとしてはオーソドックスな背部ウイング&肩ランチャー+ナックルパーツと、かなり派手にそしてかっこよく
なってます。ただ、やっぱり下駄が無いと物足りないなぁ…。


追加パーツを外した素体司令官はこんな感じです。これを…?


ノーマル司令官と比較してみましょう。
肩や足はクリアになっていると分かりやすいのですが、胴体は中央部がやや暗いので、パッと見はクリアに見えませんね。


ではご尊顔比較…頭部は明るいクリアブルー成型ですが、それ以外はあまり変化がありませんね。


元が同じものですから、もちろんノーマル司令官にも追加パーツを装着する事が可能です。うむ、やはりこちらの方がしっくりきますね。


そしてクリア品お約束の、光に透かしてみました。意外に太股と足のタイヤも
クリア成型である事が分かります。が、やっぱり胸部の透過性がイマイチ。
それと、背後の田舎の風景は気にしないでください。


クリアクリアとは言っていますが、よく見ると背中の方はクリア成型では無く、通常版と同様になっているのが分かります。
なるほど、胸部がイマイチ透けないのはこれが原因か。


今度は武器の比較。御覧の通りウルトラアックス、こちらは太股同様にグレー部分がクリア成型になっているのが分かります。


次のオプティマスライフル、部分的にグレークリア成型。ただ、よく見ないと気付かない程度なので、あんまり有難味
がありません。それに本編でも使わないし、ギミックもイマイチなので私はほとんど持たせた事がありません。せめて
もっと銃としてのかっこよさのあるデザインなら…元々アニメイテッド製品って“実銃っぽく見えない銃”にデザインされ
ているので、これは仕方が無いか。


では可動はと言うと…素体がノーマル司令官なのでそちら準拠。よく動くし、追加パーツが大きいので派手なポーズが決まります。が、得てして
クリア成型と言うのは摩耗しやすく関節が緩くなりがちなので、その重い追加パーツの重量を支え切れず、勝手に動いてしまう事があります。
それにアニメイテッド司令官って、ただでさえギミックの都合で腰が緩いですから…。


ナックルパーツ、パワフルさを演出してくれる素敵パーツ。指は開閉しますが、何故か弱いスプリングで戻るという謎仕様。
スプリング使うなら、せめて強くしなきゃ駄目だろう…。せっかく開閉可能な手なのにもったいない。


ただやっぱり大きいので、腕を使ったポーズは非常にかっこよくなります。それと取り説を見た限りだと、このナックルパーツは翼を出す
のがデフォだそうです。しかし、ノーマル司令官の腕にこんなパーツ付けられるジョイントなんか何処にも無かったのに、一体どうやって
装着しているんでしょうか…???


その答えは非常に簡単で、ナックルパーツ内部にあるグリップを司令官の手で握っていたのです。ナックルパーツ
付けるんだからどうせ手なんか隠れるし、それでいてジョイント無しでも装着できるのだから、これはグッドアイディア!
ただ、ナックルパーツ内側と司令官の手の甲パーツが干渉して、はめ込むのにコツがいります。


武器は、ウルトラマグナスから借りたストームブリンガー。っつーかあのハンマー、そんな御大層な名前があったのか…。
先程お話しした通り、この手はスプリングで閉じる方式ですがその保持力は弱め。このストームブリンガーをどうやって
保持しているかと言うと、グリップにある凸ジョイント&指側にある凹ジョイントで接続しています。このハンマーはあくま
で簡易版で、ウルトラマグナスの持つ本物ハンマーの様なギミックは有りません。


そして、ウルトラマグナスの持つマグナスハンマーこと本物ストームブリンガーも装備可能です。こちらもジョイントで保持
しているのですが、なんと掌に本物ハンマー用のジョイントが別に設けられているのです。なんと言うか、なかなか気の
利いた設計ですね。デカすぎて少々もてあまし気味ですが、やっぱり単色よりクリアパーツ使った本物の方が見栄えが
良くてグッド!


続いて肩キャノン“バーチカルキャノン”。ギミックはミサイル発射のみ…スィンドルのバズーカギミックが面白かったので、
そういうギミックがあれば…見た目は最高にかっこいいのに。


先端のミサイルを外すとこんな感じに。箱に表記されているボックスアートでは、この状態で描かれています。


バーチカルキャノンはウイングと直結していて、ウイング根元の角度を変えれば肩から離す事が出来ます。非戦闘状態をイメージ出来て、
最初から意図されたものではないと思われますがこれは嬉しいギミック。


そして面白い事に、変形ギミックの副産物からバーチカルキャノンをナックルパーツに接続する事が可能!これは購入するまで私の知らなかった
ギミックなので、これを知った時は本当に嬉しかった!これもプレイバリューを広げてくれる素敵ギミック。


でもやっぱり、手持ち武器はハンマーよりも剣が欲しかった…ので、手頃な剣を持たせてみました。剣持ってて、背中に翼、両肩キャノン、そして主役TF…
なんかビクトリーセイバーみたいだな。


最後にウイングパーツ。製品名はウイングブレードオプティマスプライムですが、ウイングはともかく何処にブレードが???手持ち武器はハン
マーだし。もしかして、この翼がブレードって言いたいのでしょうか???それはさておきTFにしては珍しく、飛行機TFでも無いのに噴射ノズル
が付いている珍しいデザインです。


ウイング基部の根元が変えられるというのは上記の通りですが、バーチカルキャノンを腕に付けて角度を倒せば、オフィシャル設定
では無いですがドラグナーを思わせる高機動モードなんかにも出来ます。


先端のバーニアパーツは基部から回転させる事が可能で、これも姿勢制御を演出出来る素敵ギミック。しかしこの形状…TFスーパーリンク
に出てきたウイングコンボイの翼をイメージしているんでしょうか?


そしていよいよビークルモード、以前の“自称”消防車から、キャノンや翼の付いた謎ビークルへと異形進化しています。
ロボットモードはかっこよかったのに、こちらは…うーん。こんな謎ビークルより、追加パーツが変形してコンテナになって
くれたら文句無しだったのですがねぇ?


真上から見てみると、やっぱり謎メカ。でも初代TFにもトラックスという、翼の生えた車キャラがいましたから、あんまり
悪く行っちゃいけないんでしょうかね???


こちらもノーマル司令官と比較…
ノーマル司令官もお世辞にもかっこよくは見えませんでしたけど、だからと言って無駄に派手な謎メカの方がかっこよく見える訳でも無し…。


そして追加パーツを外し…?


ウルトラアックスとオプティマスライフルを取り付けると、ノーマル司令官同様に“自称”消防車へと変化します。


こちらも比較…こちらの方は本体のクリアっぷりもはっきり分かりますね。


そして追加パーツをノーマル司令官に…全体がメタリック塗装になってこちらも落ち着きます。


では変形シークエンスを。
まず追加パーツを外します。その間に司令官を変形させてしまいますが、そちらはノーマル司令官レビューを参照の事。


残った追加パーツを、ご覧の様に分解します。パーツの一つ一つを見れば、どこがどの様になったかが分かると思います。


まずナックルパーツ、手首を90度持ち上げて翼を引き出します。


そして腕に装着…この画像を見れば分かると思いますが、司令官の手甲パーツがナックルパーツ内にあるネジ山に
干渉するので、手首と手甲は離しておく必要があります。


そして腕だけ付けた状態…ただでさえマッシブだったアニメイテッド司令官ですが、拳のお陰でますますマッシブに。
なんか仮面ライダーオーズのゴリラ腕みたいですけど。


次に、ウイングパーツを背中に装着します。ジョイントは背中のパトライト部なので、ここを使って翼の角度を変えられます。
しかしこの部分、ナックルパーツ同様に元から追加パーツ付ける事を想定して設計されていた訳ではないらしく、取り付け
が非常にシビアで中々うまく付きません。


翼を根元から180度回転、先端バーニアを180度回転させて
定位置に合わせます。


次に、両肩…の後ろにあるウイング部スリットにバーチカルキャノンを取り付けます。ここは元々想定されているパーツ同士なので、
すんなり取り付けられます。


最後に残ったのはストームブリンガー、柄を180度展開し真っ直ぐにします。


後はナックルパーツ内側にあるジョイントに、柄の凸ジョイントを差し込めば変形完了です。この司令官、追加パーツは
変形と言うより装着ですね。


悪を切り裂く希望の翼で、戦場の空を翔ける!

総評としては…ノーマル司令官では“ギミックが乏しく物足りない”と評した私ですが、こちらのウイングブレード司令官の方は、ただパーツを追加しただけでなくそれに
伴い“これでもか!”と言わんばかりに盛り込まれたギミックの数々、これで文句を言う奴はいないだろう…もうお腹いっぱいです。ただ欲を言えば、ハンマーよりも剣の
方が欲しかったですねぇ。最終決戦装備だと言うのに、メインの手持ち武器が上官からの借り物ってのはちょっと情けないですし、それになによりなんのギミックも無い
って言うのはさみしいですよ。ウルトラマグナスの方が、面白みのないとはいえ一応ギミックがあったから余計に。でも剣だったら、特にギミックが無くても成立するもの
ですから、やはりここはハンマーよりも剣にしておいた方が良かったのでは。いずれにせよ、ノーマル司令官持っている人にもお勧めですー。


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