大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

アニメイテッド=活発とかそういう意味らしいです 29

2010年12月01日 09時12分50秒 | TFアニメイテッド

続いてスーパーコレクションVol.2、トップバッターはバンブルビー。Vol.2は全体的にプロポーションに難ありなのですが、バンブルビーもその一つ。初代TFのミニボット
みたいな体型になっちゃってます。アニメ設定では背の低い細身の少年体型だったのに、変形ギミックの都合でこんな小太り体型に…ボブって名前が似合いそうな。
差別的な意図は無いんですけど、日本人の観念だとボブ=小太りな黒人ってイメージありますよね…。


ご尊顔拝見…気泡が、片目に気泡が…。それさえ無ければ塗装品質は良くなったのに・゜・(つД`)・゜・

そう言えば私はアニメイテッドバンブルビーを購入していないので、改めてアニメ設定について触れます。
言わずと知れた、本編の主役の一人。第一話から登場しているレギュラーキャラで、快活な少年的性格の
為か人気ではベスト3に入る人気者。サリと一緒に行動している事が多く、その若さ溢れるノリの良さから
騒ぎの元になる事が多く、そして司令官の命令を最も無視しやすい問題児。利用されていたとは言え、同
期のワスプを陥れてしまった過去がありますが、そのワスプに対してもいつもの軽口を絶やさなかった所を
見ると、その事について気にしている様にはあまり見えないんですよね…少しは責任感じろバンブルビー。


可動は平均レベルを少し下回り、両腕にロール軸が無いので出来るポーズは限られています。首が斜め上に向けるの
は良いんですが、そもそも両腕がビークルモードのガワがそのままくっ付いているので、見た目も悪いしポージングに関
してはあまり期待できません。司令官やとっつぁんが優秀だったので、この辺は残念。


ビークルモードは覆面パトカー…だそうです。ルーフにあるパトライトがパトカーであると自己主張していますが、
覆面パトカー=目立たないパトカーだから、一見パトカーに見えなくてもいいのです。後輪部にデカいヒンジが付
いているのが気になりますが、アクティベーターズなんだから仕方が無い。


変形シークエンス。バンブルビーの変形スイッチはルーフ部のパトライトで、これを押す事で変形開始します。スイッチと
言っても見た目は完全にパトライトで、元々付いている物をスイッチに使っているのだから、見た目は全く違和感が無い
のは加点要素。


スイッチを押すと変形と書きましたが、正しくは“押したスイッチを離す”と変形開始です。するとスプリングの力で各部が展開し、右画像の状態へ自動変形。
これで大体変形が完了してしまいますが、司令官やとっつぁんに比べると両腕がビークルそのまんまなので、あれらほどの驚きは無いです。


最後に各部を調整して変形完了。本当、コレ昔のミニボットですよね…。

総評としては、「ヘイ、ボブ!」と呼びたくなるロボットモードの小太り体型には目を瞑る物を、腕そのまんまガワな変形はもう少しどうにか
ならなかったのか。例えば真ん中から折り畳んで腕に見せるとか…コスト的に無理でしょうか?ロックダウンほどではありませんけど、私
の評価は厳し目。パトライトに偽装したボタン、それを離すと各部が展開する変形、これは中々小気味いいので加点要素ですけど。


続いてスタースクリーム。スーパーコレクションVol.2で唯一のディセプティコン。この型のアクティベーターズを紹介するのはこれで三回目ですが、漸くスタースクリーム
登場。塗装変更だけですが、しっかりスタースクリームに見える仕上がり。


ご尊顔拝見…これまでで断トツに汚い塗装に萎え・゜・(つД`)・゜・


ヴォイジャークラスと比較…以前サンダークラッカーのレビューで“実はアニメ設定に近いデザインはアクティベーターズ
版”と書きましたが、これを比較して見るとはっきり分かります。張り出した肩、両腕の武器と、アニメ設定に近いスター
スクリームが欲しいならアクティベーターズ版を選ぶが良いかと。


ビークルモードもサンダークラッカー同様なので、特に語る事は無し。


こちらもヴォイジャークラスと比較。もう三回目ですがビークルモードだとヴォイジャークラスの圧勝。


サンダークラッカー、スカイワープと比較…スタースクリームクローンズの編隊飛行のイメージで。これまでスター
スクリーム、スカイワープ、サンダークラッカーの名前が付いたリペTFは数多く作られましたが、実は我が家では
コンプリートしたのって今回が初。


総評としては…満を持してようやく発売されたスタースクリーム。それが購買意欲に繋がるかが全てです…旧来TFファン
だったらやっぱりサンダークラッカー&スカイワープがあるのならスタースクリームも揃えたいと思うのは当然ですし。
そもそも単品販売じゃありませんし、サンダークラッカーやスカイワープ単品で満足している人ならスルーも良し、揃えたい
のならスーパーコレクションVol.2ごと買うも良し。まぁお好みで。


続いてアイアンハイド…最初に言っておきますがアクティベーターズで最も厳しい出来になっています。ま、一目見れば分かりますよね…あちこちに
無理が掛っているのが。そもそも、背部にガワが集中しているので自立すらままなりません。


ご尊顔拝見…小さい割にカッチリした造形。アイアンハイドも各種サイズが作られてますが、顔の造形
だけは比較的安定してますね。あと、塗装精度も上々。


カラーリングが近いと言う事で、ヴォイジャークラスでは無くリーダークラスと比較…胴体だけが異様にデカく、手足が細く
貧弱となんともフリーキーな体型に。


ヴォイジャークラス、リーダークラスと見た目よりは動いてたこれまでのアイアンハイドですが、流石にアクティベーターズ
ではそうも行きませんでした。肩と肘はボールジョイント接続なのですが、足は股関節だけで膝は固定。変形ギミックの
恩恵で爪先が可動しますが、ご覧の通りトップへビー体型なのでこんな貧弱な爪先で支えられる体重では無いので…
大体、ただでさえ自立させるだけでも困難だと言うのに、ポージングなど最初から無理な相談です。


ビークルモードはいつもの装甲車…なんか箱、タイヤの付いた箱になってます。
尚、中央のタイヤはダミーで、固定されているので回転しません。


リーダークラスと比較…思いっきり前後から押しつぶされたみたいな感じになってます。これまで“アクティベーターズ
だから仕方が無い”と擁護してきましたが、こればっかりは流石にフォローし切れんぞ…?


それでは変形シークエンス。
スイッチはバンブルビー同様にパトライトがそれに当たり、中央の赤い部分がスイッチの役割を果たします。


そこを押して離すと、右画像の様に車体と側面がガシャッと展開します。この辺だけ見ると、アクティベターズの醍醐味であるスプリングを使った
自動変形を味わえるんですが…。


指を添えているのはとっつぁんと同じ撮影上の都合からですが、実際は上左画像から一気にこの右が画像の状態へと自動変形します。各部パーツ
が派手に連動変形するので、見た目は面白いのですが、ロボットモードがアレでは…。


爪先を伸ばして脚部を形成…っつーか足は全く変形していないので、本当にこれだけ。


直立させて、最後に腕を調整して変形完了。

総評としては、ロックダウン以上に無茶な出来。変形ギミックは派手で楽しめるとは言え、欠点はそれ以外全部_| ̄|○|||キャラクター、体を折り曲げる
系の変形と言い、ロックダウンと違いアクティベーターズには向いているモチーフだと思うのですが、もうちょっとやり様は無かったのか?結果としては
こうなってしまいましたけど、もっと煮詰める時間があればバンブルビーよりは良くなったんじゃないかなーと思います。


アクティベーターズ最後を飾るのは、このグリムロック。アイアンハイド同様に背部にガワを背負っている&後方に突き出た尻尾があるので安定性はイマイチですが、
正面から見たプロポーションはスーパーコレクションVol.2で最高の出来。


ご尊顔拝見…バイザー部に横線が入ってますけど、造形は悪くないし塗装部分はバイザーだけなので、塗装品質も
それほど悪くは無いです。横線さえ、横線さえ無ければ…。

こちらも正規版に当たるヴォイジャークラス版は購入していないので、グリムロックのキャラ設定について少し。元々は
サムダック社の作った恐竜ロボットでしたが、オールスパークの力でTF化。ただし、これは日本での放送分ではあまり
触れられず、なんだか分からない内にTFになっていたという風にしか見えなかったです。乱暴で知能が低いと言うのは
初代譲りですが、なんか初代グリムロックよりも凶暴性が増した上に、知能指数が下がった様な…?ブラックアラクニア
に一目惚れしていい様に使われたりと、初代に比べるとなんか情けないと言うか…。それに何だかんだでオートボット
(サイバトロン戦士)だった初代と違い、こちらのグリムロックはもうすぐ最終回を迎える現在においても、例え同じオート
ボットであろうと平気で牙を剥く辺り、敵でも味方でも無い第三勢力的扱いでした。


可動の方もスーパーコレクションVol.2で最高の出来。首、両肩、脇、肘、手首、股関節、膝、ほんのちょっと爪先…これら
が全て可動します。特に脇関節は特筆もので、変形ギミックの恩恵とかでは無く可動部を増やす為にわざわざ脇関節を
作ってあります。開発者に感謝!


ビークルモードならぬビーストモード、グリムロックらしくティラノサウルス。ヴォイジャークラスと違い顎にギミックが無い
ので、口を開けっ放しに出来るのが好印象。ヴォイジャーの方は“スイッチ操作で口を開く”ギミックがあったのですが、
これスイッチを離すと閉じてしまう仕様だったので、個人的にはこっちの方が良いです。


それでは変形シークエンス。グリムロックの変形スイッチは、しっぽの上にあるこの角ばったパーツです。


ただグリムロック、首部分が非常に外れやすくて、スイッチ押さなくても勝手に画像の状態になってしまうのが珠に傷。


では気を取り直して変形開始。スイッチを押すとビースト頭部を折り畳み、それと同時にロボットモードの両足が自動展開。恐竜から腕立て伏せの状態に一気に変形
してしまうので、とっつぁんの時とはまた違った驚き。


では今度は下から。足が伸びると同時にビースト胸部内に織り込む形で収納されていたロボット胸部が出てくる辺り、
メガトロンさまと良く似た変形方法を取っています。撮影こそしていませんが、右画像の状態から各部を調整して変形
完了です。

総評としては、Vol.2で一番の当たり!ロボットモードのプロポーションはガワと尻尾に目を瞑れば良し!可動良し!
ビーストモード良し、変形良しと、全体的に高水準な仕上がり。バンブルビーとアイアンハイドがちと残念だった事もあり、
グリムロックは少々高めな評価を付けておきます。


以上、スーパーコレクションVol.2でした。Vol.1に比べると不満も多いですが、アクティベーターズのスタースクリームはこれでしか手に入らないし、そもそもグリムロック
もこれでしか手に入らない。バンブルビーとアイアンハイドと言う余計な物が付いてくるのが少々頂けないですね…せめてこの二つがもう少し出来が良ければ。はっきり
言ってスタースクリームの為に買った様な物ですが、四つセットの内の半分が残念な出来でがっかりしました。ただ、グリムロックは強くお勧めするので、その為だけに
買おうと思った人なら、買っても良いと思います。




以上を持ちまして、アニメイテッドアイテムのレビューは終了です。約8カ月追いかけてきたアニメイテッドですが、日本ではムービーTFの繋ぎとして展開された本シリーズ、繋ぎで終わらせるには惜しいシリーズでしたね。最初はそのカートゥーン的デザインラインから“あまり金使わなくて済みそう”と思ったものですが、振り返ってみると結構買っちゃってました私。極端に出来の悪い物も少なく(ワスピネーターやセンチネルやブラーとかもありますけどね)、結構楽しめました。このアニメイテッドが、後のTFシリーズ展開の礎の一つとなる事を願って、筆を下ろさせていただきます。ご拝聴、有難うございました。そして有難うアニメイテッド!今まで楽しかったよ!







あ、アクティベーターズのラムジェットがまだ残ってたな。来年三月発送だったっけ?


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