大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

アニメイテッド=活発とかそういう意味らしいです 28-2

2010年11月30日 10時03分52秒 | TFアニメイテッド
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続いてラチェットのとっつぁん。とっつぁんと言えば腹の出た太め体型が特徴ですが、胸部がボンネットそのまんまの形とは言え、
まぁそう見えるので良し。それに、元々とっつぁんってかっこよさを感じさせるキャラじゃありませんし。


ご尊顔拝見…はみ出しや擦れはありますがこれまでに比べればかなり良い方かと。それと、設定通り
ちゃんと角も折れてます。


デラックスクラスと比較…こうしてみるとデラックスクラスって腹が出ている割には足が細長く、若干バランスが悪く見え
ます。アクティベーターズ版の方がバランス良く纏まってますね。


可動は平均クラス、腰と手首以外の基本的な関節は全てクリア。そして変形ギミックの恩恵で、爪先が縦方向に90度
ほど可動するので、ポージングにある程度活用する事が出来ます。とっつぁんらしさを演出するポージングなら、充分に
可能です。


ビークルモードはいつもの救急車、中央と後部のデカいヒンジが美観を損ねてますが、アクティベーターズ
なんだからしょうがない。


デラックスクラスと比較…なんか角ばった感じ。こうして見ると、デラックスクラスのボンネットは分割線が目立ちますね。
それと、車体中央にヒンジがあるのはデラックスクラスも一緒。


変形シークエンス。車体後部にあるオレンジ色の五角形部分がスイッチになっていて、ここを真下に押すと車体が割れて右画像の状態になります。


そのままスプリングで各部が変形していき、最終的にはこの右画像の状態になります。撮影時は手を添えていますが、実際はスイッチを押すと上の左画像から
一気に現在御覧になっている画像の右側の状態に変形していきます。あっという間に変形してしまうので、最初は物凄く驚きました。


その状態で直立させると左画像の状態に…もう八割近く変形完了してるじゃないですか。後は各部を簡単な調整を
して変形完了。

総評としては、アクティベーターズで一番驚かされたのはこのとっつぁん。スイッチ一つ押すだけで、スプリングの力
で変形の大半を完了してしまうと言うのはマジでスゴいです。フリップチェンジもここまで来たかと、目から鱗が何十
枚も落ちました。本当、コレの為にスーパーコレクション買っても良いくらいの出来です。


スーパーコレクションVol.1最後を飾るのがこのロックダウン。ロックダウンと言えば長身でマッシブなプロポーションが特徴でしたが、アクティベーターズ版は
ご覧の通り残念な仕上がりに…。一応マッシブさは残っているんですけど。


ご尊顔拝見…意外な事に塗装品質は4つの中で最も良好。造形面でも、顔だけなら再現性は高いです。


デラックスクラスと比較…なんかリアル頭身とSDみたいな比率になってます。色々と設計は頑張ったと思うのですが、
そもそもロックダウンのアクティベーターズ化するというコンセプト自体に無理があったのでは?


可動はこちらも平均レベル、基本関節+爪先が可動。でもプロポーションがこんななので、ロックダウンのイメージと全く
違うので動かしてもイマイチ面白くないです。それに、両肩や下腕部ガワも干渉しやすいし。まぁ取り敢えずは動きます
と言った感じです。


ビークルモードも同じくヘビメタカー…と表記された自動車。運転席が上に盛り上がってますが、このバランスは私は嫌いじゃないです。


デラックスクラスと比較…変形ギミックの弊害でこうなったのでしょうけど、あちこちがデフォルメされたような感じになって
ます。これはこれでかっこよく思うんですが、皆さんはどう思われますか?


ロックダウンの変形がちとメンドーで、まず運転席近辺のロックを外しガワを展開させます。


そしてボンネット中央のスイッチを押すと、運転席やテール部が展開して下画像の
状態に。事前にロックを外すのは司令官も同様ですが、ロックダウンの場合はその
ロックが複数あるので、気軽に変形させられないのが…う~ん。アクティベーターズ
は手軽に自動変形がテーマなのに、ロックダウンはその手軽さに欠けるんですよ。


バンパーを変形させてロボットモード足を形成。デラックスクラスではここは股関節になっていた
ものですが、こちらは踵になると、これまでのアイテムと違い変形ギミックそのものが大幅に変更
されています。


最後に直立させ、運転席ガワを変形させて両腕にし変形完了。ただ、変形完了して出来るのが、デラックスクラスとは似ても似つか
ないコレなので…。

総評としては、「…無茶しやがって。」な出来。変形ギミックを完全に一新したりと、色々頑張っているとは言え、その努力が報われな
かった不遇のキャラ。元々ロックダウンがアクティベーターズ化に向いていないキャラだったのに加え、出番の少ない準レギュラー扱い
であるロックダウンを何故チョイスしたのかがさっぱり分かりません。これだったらロックダウンに比べ出番も多く、そもそも変形ギミック
がフリップチェンジに向いているラグナッツをアクティベーターズ化した方が良かったんじゃ?



スーパーコレクションVol.1、このセット製品の総評としては…。ロックダウンが足を引っ張っているとは言え、残りの三つはセットごと買う価値はあります。
ただ、ムービーTFスカウトクラスに近いサイズのアイテム四つセットで約\4000以上の金を払うとなると、やはり割高感は否めません。計算上はその価格になるのですが、
以前トミーがゾイドBLOXで同じ事やって、消費者に割高感を与えてしまい完全にそっぽ向かれた事があるので、フリップチェンジギミックに魅力を見出せない人には手を出
しにくいんじゃないかと。それに、元々フリップチェンジって実際に手に取ってみないと魅力が分かりにくいし。こう言う物こそ、店頭映像とかで解説しなきゃ売れにくいだろう
に。ただタカラトミーもその辺は分かっていたらしく、これが発売された時はもうアニメイテッド展開終了の秒読み段階に入っていたので、生産数は思いっきり渋ったらしく現
在では店頭在庫が無い所も目立ってきました。少なくとも、我が郷里では完売状態です。ですからお求めはお早めに。


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