戦隊シリーズというのは、この時期になると毎年恒例行事として“六人目”が登場するものであります。で、今年の六人目はボウケンシルバーと言い、その名の通り銀色です。そのデザインは、ボウケンジャーの基本デザインを踏襲しつつもパトライトやら頭部にシャア専用ザクみたいな角が付いていたりと、全身から“他のやつらよりも各上だぞー!”と言わんばかりですが、これがまた実にかっこいいデザイン。恐竜戦隊ジュウレンジャーのドラゴンレンジャーから始まった六人目ですが、その中でもダントツでかっこいいと思います…個人的にはね。
さて、今回のエピソードです。
独占した…もとい確保したプレシャスから得られたデータを転用するというのは今に始まった事じゃないサージェス財団ですが、それを使いレスキュー機構(時には犯罪にも対応)の結成を考えていました…まぁウインスペクターやサイバーコップみたいなもんでしょうか。その為に作られた装備がボウケンシルバーです。それ冒険とは関係ないです。本来はレッドをボウケンシルバーに任命しようと上層部は考えていたのですが、レッドは“俺は冒険の事しか考えられないからパス”みたいな事を言って断りました。ボウケンシルバーはレスキュー等つまり人助けの為に作られました、それをそんな理由で断るのは“俺は冒険が出来りゃ他人がどうなろうと知った事じゃねぇ”って事ですよね…さすが冒険バカ。
こうしてレスキュー計画は頓挫してしまいました、しかしレッドはボウケンシルバーの装備…即ち変身アイテム“ゴーゴーチェンジャー”を高岡に渡してしまいます。ま、確かに現時点で装備を使いこなせるかは兎も角、ある程度の強さを持った即戦力になりそうな奴はこいつ以外にいませんしねぇ…精々、ダークシャドウの闇のヤイバくらいか。あ、今思ったんですけど、ダークシャドウの目的ってプレシャスを転売しての金儲けなんだから、サージェスが金出せば味方に付けられるんでは。
話を戻しますが、高岡をボウケンジャーにスカウトしに行くレッドですが、当然断られます。その時、タイミングよくガジャさまが現れました、それも前回倒した筈のアシュ二人レイ&ガイを連れて。さっそく踊りかかる高岡ですが、ガジャさまが呪文を唱えると二人はメタルヒーローみたいな姿に変身しました。
ボウケンジャーのメカに組み込まれているパラレルエンジン、それは元々旧世紀の発明家の残した図面から得られたデータを元に開発されたもので、そしてそれはボウケンジャーの装備アクセルスーツにエネルギーを供給すると言う、まさに現代のプレシャスでした。以前その図面の写本を見たガジャさまは、その時にその内容を全て記憶しており、それを元にアンチパラレルエンジンとも言うべきメカ“ゴードムエンジン”を独力で開発していたのです。それを組み込まれた二人のアシュ、その名はクエスター。全てのプレシャスを奪う探索者。彼らのゴードムエンジンから発生する波動は、ボウケンジャーのスーツに干渉し無力化させてしまいました。残っているのは高岡ですが、所詮生身では以前よりも数段強くなった二人にはなす術がありませんでした。一方的に蹂躙され、ついには手にしたトレードマークの錫杖を破壊されてしまいました。
しかし、ガジャさまって今まで石っころからザコ戦闘員カースを生み出すだけしか能の無いおっさんだと思っていましたが、こんな仮面ライダー龍騎の香川教授みたいな特技も持っていたんですね…。でも、レイ&ガイはガジャさまに従っている訳じゃ無かったので、やっぱり“僕らのアイドル”ガジャさまは健在でした。
高岡が目覚めると、そこはボウケンジャーの本部ことサージェスミュージアムでした。しかし高岡は、何よりも錫杖を失った事を恐れていますよ?すると高岡、震えだしたかと思うと牙を向きボウケンジャーに襲い掛かってきました。なんとか取り押さえて拘束し、その間に高岡を詳しく調べる為に高岡邸へ。すると中にあった鏡に、高岡の母を名乗る女性が映し出されました。なんでも、その女性はアシュであり、高岡はアシュと人間のハーフだとか。んで、そのせいで高岡の中にあるアシュの血が目覚めいずれ完全にアシュとなる、高岡の錫杖はそれを抑える力があったそうです。なるほど、うろたえる訳です。ちなみにこの高岡ママ、今から9年前に電磁戦隊メガレンジャーでピンクを演じた東山麻美でした。どっかで聞いた名前だと思ったら、どうりで。でも、高岡にはもう一ついわくがあるみたいで…。
帰還したボウケンジャーでしたが、目覚めた高岡がサージェスミュージアムを脱走してしまいました。それをレッドが止めるのですが、今の高岡はまだ人間の意識が残っているようです。そんな高岡に、レッドはボウケンシルバーの装備“サガスナイパー”を渡します。それは本来は武器ですが、錫杖を分析し同じ力を持たせたと言います。ねぇチーフ、そんな簡単に出来ちゃうもんなの?それになんなのそのダッセー名前?“探す”と“スナイパー”のミックスなのは分かるけど、だったらサーチスナイパーとかにした方がかっこいいんとちゃう?まぁ、ボウケンジャーなんて名乗ってる時点で名前の変さは気にしてないのかもしれませんが…それにしても、ボウケンジャーって装備と言いメカと言い、シリーズ最悪のネーミングセンスですな。
そうこうしている内に響く爆音!表ではクエスターが暴れていました。クエスターって探索者なのに、なんで無意味に暴れるんですか?それとも力の試し撃ち?これって基本的な疑問だと思うんですが、誰一人気にせずクエスターの前に現れるボウケンジャー。しかし、その前にアシュに近付いた高岡が現れレッドに襲い掛かります!まぁ、レッドの説得であっさり正気に戻っちゃうんですが…。
そして颯爽と変身する高岡!ボウケンシルバー初お目見え!ちなみにボウケンシルバーは、ボウケンジャーと違い新型パラレルエンジンを使用しているので、ゴードムエンジンに干渉されないんだとか。つまり、現時点ではクエスターと戦えるのは高岡だけって事になりますね。まぁ、すぐに他の連中もそうなると思いますけどね。初めての装備なのに、サガスナイパーをガンモード&スピアモードと巧みに使いこなす高岡…まぁよくある事なので気にしてはいけません。その圧倒的な戦闘能力で、クエスターを圧倒する高岡!まぁ、どーせ後半に行くにつれ徐々に弱体化すると思いますが…それが六人目の宿命。精々、今を謳歌するが良い高岡。
するとクエスターは、地中に潜っちゃいました。ガイ曰く、“どーだ!どこだかわかんないだろー!やーいやーい!”みたいな事をホザきやがります…さっきまであんなにかっこよかったクエスターなのに、お前らマヌケすぎるぞ!しかし高岡、サガスナイパー第三のモード“サガスモード”を使いました。早い話がメタルソナーで、これで地中にある対象物を探すってアレです。それで地面をサーチ…ってその間は丸腰だぞ高岡。しかも、その姿は今のクエスター以上に大マヌケの失笑もの。BGMに流れるボウケンシルバーのかっこいいテーマソングが浮きまくりです。でも探知に成功し、見事クエスターを撃退する高岡でした…無理矢理サガスモードの出番を作ったんですねこの脚本。
一件落着して、改めて高岡をボウケンジャーへスカウトするレッドですが…高岡は“お前たちの仲間になどなれない”と自分を卑下する様な断り方をして去っていきました…さっきのもう一つのいわくが原因の様です。まぁ、次辺りから仲間になりますけどね。
今回のエピソードを見て、昔あった特撮番組“おもいっきり探偵団 破亜怒組”に出てきたメタルソナー“キンミッケル”を思い出しました…今も昔もメタルソナー玩具に付ける名前は大差ありませんな、そのダサさは。
さて、今回のエピソードです。
独占した…もとい確保したプレシャスから得られたデータを転用するというのは今に始まった事じゃないサージェス財団ですが、それを使いレスキュー機構(時には犯罪にも対応)の結成を考えていました…まぁウインスペクターやサイバーコップみたいなもんでしょうか。その為に作られた装備がボウケンシルバーです。それ冒険とは関係ないです。本来はレッドをボウケンシルバーに任命しようと上層部は考えていたのですが、レッドは“俺は冒険の事しか考えられないからパス”みたいな事を言って断りました。ボウケンシルバーはレスキュー等つまり人助けの為に作られました、それをそんな理由で断るのは“俺は冒険が出来りゃ他人がどうなろうと知った事じゃねぇ”って事ですよね…さすが冒険バカ。
こうしてレスキュー計画は頓挫してしまいました、しかしレッドはボウケンシルバーの装備…即ち変身アイテム“ゴーゴーチェンジャー”を高岡に渡してしまいます。ま、確かに現時点で装備を使いこなせるかは兎も角、ある程度の強さを持った即戦力になりそうな奴はこいつ以外にいませんしねぇ…精々、ダークシャドウの闇のヤイバくらいか。あ、今思ったんですけど、ダークシャドウの目的ってプレシャスを転売しての金儲けなんだから、サージェスが金出せば味方に付けられるんでは。
話を戻しますが、高岡をボウケンジャーにスカウトしに行くレッドですが、当然断られます。その時、タイミングよくガジャさまが現れました、それも前回倒した筈のアシュ二人レイ&ガイを連れて。さっそく踊りかかる高岡ですが、ガジャさまが呪文を唱えると二人はメタルヒーローみたいな姿に変身しました。
ボウケンジャーのメカに組み込まれているパラレルエンジン、それは元々旧世紀の発明家の残した図面から得られたデータを元に開発されたもので、そしてそれはボウケンジャーの装備アクセルスーツにエネルギーを供給すると言う、まさに現代のプレシャスでした。以前その図面の写本を見たガジャさまは、その時にその内容を全て記憶しており、それを元にアンチパラレルエンジンとも言うべきメカ“ゴードムエンジン”を独力で開発していたのです。それを組み込まれた二人のアシュ、その名はクエスター。全てのプレシャスを奪う探索者。彼らのゴードムエンジンから発生する波動は、ボウケンジャーのスーツに干渉し無力化させてしまいました。残っているのは高岡ですが、所詮生身では以前よりも数段強くなった二人にはなす術がありませんでした。一方的に蹂躙され、ついには手にしたトレードマークの錫杖を破壊されてしまいました。
しかし、ガジャさまって今まで石っころからザコ戦闘員カースを生み出すだけしか能の無いおっさんだと思っていましたが、こんな仮面ライダー龍騎の香川教授みたいな特技も持っていたんですね…。でも、レイ&ガイはガジャさまに従っている訳じゃ無かったので、やっぱり“僕らのアイドル”ガジャさまは健在でした。
高岡が目覚めると、そこはボウケンジャーの本部ことサージェスミュージアムでした。しかし高岡は、何よりも錫杖を失った事を恐れていますよ?すると高岡、震えだしたかと思うと牙を向きボウケンジャーに襲い掛かってきました。なんとか取り押さえて拘束し、その間に高岡を詳しく調べる為に高岡邸へ。すると中にあった鏡に、高岡の母を名乗る女性が映し出されました。なんでも、その女性はアシュであり、高岡はアシュと人間のハーフだとか。んで、そのせいで高岡の中にあるアシュの血が目覚めいずれ完全にアシュとなる、高岡の錫杖はそれを抑える力があったそうです。なるほど、うろたえる訳です。ちなみにこの高岡ママ、今から9年前に電磁戦隊メガレンジャーでピンクを演じた東山麻美でした。どっかで聞いた名前だと思ったら、どうりで。でも、高岡にはもう一ついわくがあるみたいで…。
帰還したボウケンジャーでしたが、目覚めた高岡がサージェスミュージアムを脱走してしまいました。それをレッドが止めるのですが、今の高岡はまだ人間の意識が残っているようです。そんな高岡に、レッドはボウケンシルバーの装備“サガスナイパー”を渡します。それは本来は武器ですが、錫杖を分析し同じ力を持たせたと言います。ねぇチーフ、そんな簡単に出来ちゃうもんなの?それになんなのそのダッセー名前?“探す”と“スナイパー”のミックスなのは分かるけど、だったらサーチスナイパーとかにした方がかっこいいんとちゃう?まぁ、ボウケンジャーなんて名乗ってる時点で名前の変さは気にしてないのかもしれませんが…それにしても、ボウケンジャーって装備と言いメカと言い、シリーズ最悪のネーミングセンスですな。
そうこうしている内に響く爆音!表ではクエスターが暴れていました。クエスターって探索者なのに、なんで無意味に暴れるんですか?それとも力の試し撃ち?これって基本的な疑問だと思うんですが、誰一人気にせずクエスターの前に現れるボウケンジャー。しかし、その前にアシュに近付いた高岡が現れレッドに襲い掛かります!まぁ、レッドの説得であっさり正気に戻っちゃうんですが…。
そして颯爽と変身する高岡!ボウケンシルバー初お目見え!ちなみにボウケンシルバーは、ボウケンジャーと違い新型パラレルエンジンを使用しているので、ゴードムエンジンに干渉されないんだとか。つまり、現時点ではクエスターと戦えるのは高岡だけって事になりますね。まぁ、すぐに他の連中もそうなると思いますけどね。初めての装備なのに、サガスナイパーをガンモード&スピアモードと巧みに使いこなす高岡…まぁよくある事なので気にしてはいけません。その圧倒的な戦闘能力で、クエスターを圧倒する高岡!まぁ、どーせ後半に行くにつれ徐々に弱体化すると思いますが…それが六人目の宿命。精々、今を謳歌するが良い高岡。
するとクエスターは、地中に潜っちゃいました。ガイ曰く、“どーだ!どこだかわかんないだろー!やーいやーい!”みたいな事をホザきやがります…さっきまであんなにかっこよかったクエスターなのに、お前らマヌケすぎるぞ!しかし高岡、サガスナイパー第三のモード“サガスモード”を使いました。早い話がメタルソナーで、これで地中にある対象物を探すってアレです。それで地面をサーチ…ってその間は丸腰だぞ高岡。しかも、その姿は今のクエスター以上に大マヌケの失笑もの。BGMに流れるボウケンシルバーのかっこいいテーマソングが浮きまくりです。でも探知に成功し、見事クエスターを撃退する高岡でした…無理矢理サガスモードの出番を作ったんですねこの脚本。
一件落着して、改めて高岡をボウケンジャーへスカウトするレッドですが…高岡は“お前たちの仲間になどなれない”と自分を卑下する様な断り方をして去っていきました…さっきのもう一つのいわくが原因の様です。まぁ、次辺りから仲間になりますけどね。
今回のエピソードを見て、昔あった特撮番組“おもいっきり探偵団 破亜怒組”に出てきたメタルソナー“キンミッケル”を思い出しました…今も昔もメタルソナー玩具に付ける名前は大差ありませんな、そのダサさは。
今回のボウケンでいくつか気になること。
シルバーが宇宙刑事っぽいのは高丘父の影響ですかね?
そしてクエスターがジャスピオンのマッドギャランに似てる気が…私だけですかね?
私的にはシルバー≒初期メタルヒーローな感じですね。
ボウケンシルバーは企画そのものはバンダイがやっている筈です
から、高岡パパが宇宙刑事シャリバン役の渡洋史氏なのはむしろ
“シルバー→メタルヒーローっぽい→じゃメタルヒーローの元祖
こと宇宙刑事役の人にオファー”とか、こんな感じで決まったん
でしょうか?真偽は不明ですが、つまり高岡パパでは無くボウケ
ンシルバーが先なのは間違いないでしょう。
クエスターは、どちらかと言うと真っ黒いライガーゼロに見えま
した。去年ことマジレンジャーのウルザードや冥府神の様に印象
深いかっこいい悪役を演じていただきたい所…それに、初めて登
場したメカ寄りのネガティブシンジケートだし。
余談ですが、やっぱりサガスナイパーに変わるそれなりにかっこ
いい響きの名前はいくらでも思いつくと思います。例えばマグナ
ムトレーサーとかクエストバスターとか(クエスターって名前を
変更すれば使えますよ)。子供にも分かりやすくって事なんでし
ょうけど、トンボモチーフの仮面ライダードレイクはどうなんで
すかバンダイさん?見た目は兎も角、名前だけじゃ大多数の子供
が分からないと思いますが?
サガスナイパーのネーミングに関してはやはり方々でネタにされていたようですが、私は各種ホビー雑誌で見たシルバー用のロボであるアクセルビルダーの方が気になりました。
本体が消防車で、両腕がパトカーと救急車、その上ジャッキアップ変形って、それって自動合体しないガッタイオー!?
しかもVレックス、リボルバーマンモス、マジレジェンド等と、電動ギミックを備えた戦隊ロボ&ビークルはほぼ不良在庫化してると言うジンクスをバンダイは学習していないのでしょうか?
まあ、食玩ではそんな妙ちくりんなギミックもなく、変形も単純な分プロポーションや可動も良好になりそうなのでどちらかと言えば食玩の方を買いますが。
現にアルティメットダイボウケンもDXより食玩の方がその安っぽい成型色を除けばはるかに出来がいいですし。
余談ですが、今回のシルバーのコスチュームはボディの銀と黒の境目の金のラインを蛍光イエローにすれば本来レスキュー用に開発された感じがより強調されるのではないかと個人的は思っている次第です。
雑誌の写真では金色に見え、本編を見ないままコメントしてしまってお恥ずかしい限りです。
でも、サイレンビルダーは電動じゃないですよ?あれはライト&サウンド。電動は年末の五体合体ロボですよ…やっぱり学習してないよバンダイ。マジレジェンドの大暴落っぷりは本当に壮絶でしたよね…まぁ錬金術で儲けさせて頂きましたが。
デザインは好みなんで、食頑サイレンビルダーはそれなりに楽しみではありますが、あの変形ギミックでは下半身の可動と両立出来るのかが心配です。ウルカイザーだって、関節を仕込める構造なのに腕は肩の可動のみでしたし。まぁコストの問題でしょうけど、サイレンビルダーの場合は変形ギミックだけでコストオーバーしそうですし。
補足の件ですが、別に気にしてませんからいいですよ。こっちだって、この記事で書き忘れてた事とかありましたし…サガスナイパーに錫杖と同じ力を持たせたってのはチーフのハッタリだったって事を