大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ダーク オブ ザ ムーン 15 Aパート

2011年12月11日 19時33分31秒 | ムービーTF DOTM

今回ご紹介するのは、オートボット司令官“ストライカーオプティマス”。TFリベンジでのバスター司令官同様に、映画公開年の年末に発売されたリーダークラス仕様
変更品となります。一見リベンジ司令官に武器を追加しただけに見えますが、全体的に成形色が暗めに設定されており、TFリベンジ冒頭で繰り広げられた夜の上海
戦を思わせる配色になっています。恐らく、意図的なものでは無く結果的にそうなったのではないかと…。


ご尊顔拝見…今回はフルマスクドバージョンの頭部となっています。
ストライカー司令官が仕様変更品と書きましたが、これの元になったDOTMリーダー司令官…
仮に“ジェット司令官”と呼びますが、それは巨大な追加パーツを背負っていたの対し今回の
ストライカー司令官はそれがありません。その代り、本編でも使用していた手持ち武器と、玩
具オリジナルの大型シールドを持っています。DOTMのリーダー司令官はそのジェット司令官
が初となりますが、それはリベンジ司令官の仕様変更品となっています。上記の通り大型追
加パーツがありますが、それだけでなくあちこちが仕様変更されていたのです。

訂正。玩具オリジナルシールドと書きましたが、DVD見返してみるとチェルノブイリ戦で使ってました。



そしてこのストライカー司令官、市販品とは言え日本限定アイテムだったので、海外マニアには垂涎の的だそうですよ。それに加えてただでさえ円高ですから、海外マニアには敷居の高いアイテムなんじゃないでしょうか。恨むなら円高対策を一切やらない朝鮮民主党を恨んでください。面白い事に、歯がゆい思いをしている彼らの中で「Fuck!なんでいつもジャパンばっかりいいものがあるんだッ! Gatdem!」みたいなコメントがあったそうですが、あんたらだって日本で未発売の“パワーコアコンバイナー”と言うものがあるじゃないか!お互い様だ!ああでも、ジェット司令官がアメリカじゃ未発売(オーストラリアでは発売されたとか)らしいし、ヘケヘケのメッキ仕様やユナイテッドのメタリック塗装も考えれば、彼らの方に分があるかな…?




我が家に始祖となったリベンジ司令官はもう無いので、代わりにバスター司令官と比較。ストライカー司令官は暗めの成形色でそれなりに魅力が
ありますが、やっぱりギンギラギンのバスター司令官と比較すると霞むなぁ…。


ご尊顔も比較。耳の辺りとか左右の角とかを見れば分かりますが、塗装箇所も
バスター司令官の方が勝っています。


それでは、バスター司令官でリベンジ司令官を代用して、各部の細かい仕様変更について触れていこうと思います。
首の後ろのパーツが変更され、5ミリジョイントが2つ追加されています。


続いて胴体、胸部と繋がった赤い脇腹パーツの真中が抜け、中央が脇腹及び油圧シャフトの様な形状のパーツ
に変更されました。そして気付きにくいですが、画像中央下の腰パーツも変更されているのが分かります。


パーツが変更されているとは言え、リーダー司令官の自己紹介ギミックは相変わらず残っています。あ、でも台詞が自己紹介
から“We must Stop the Decepticons!(ディセプティコンを止めなくては!)”に変更されているので、自己紹介じゃない?でも
そんな決意台詞も結構ですが、いつになったら初代定番台詞“Autobots rollout!”を入れてくれるんですか…。それに日本限定
品なんだから、玄田哲章氏の声を入れてくれても…あ、タカラトミーがわざわざそんな金を使う訳が無いか。それに製品仕様の
決定権はハズブロにあるんだし。


それではスイッチパーツを比較すると、パーツ形状が小さくなってはいますがギミック発動に支障はありません。


これまでの変更点はジェット司令官準拠の物でしたが、問題なのがこの背中。この部分もジェット司令官は追加装備の
為に変更されていたのですが、ストライカー司令官はなんとここだけがリベンジ司令官のままです!具体的に言うと、燃
料タンクが外れて武器になったジェット司令官ですが、こちらは外れません。おかげで、ジェット司令官の追加装備を付け
られません!
ですから、それが目的でストライカー司令官を買おうとしている人は要注意。尚、ジェット司令官と背中が同
じ仕様になっているのがバスター司令官ですが、こちらは装着可能です。しかし…詳しくは後述。


では、お互いの武器を交換してみましょう…元が同じリベンジ司令官が素体ですから、こんな事も可能です。ただ、やっぱり本体色と合わずに浮いて
しまっています。でもバスター司令官の方は、これはこれで有りですね。


続いて腕、最大の特徴はやはりエナジーブレードが削除された事でしょう。
このギミック劇中再現性は兎も角、上腕部アーマーに引っかかり腕をまっすぐ伸ばせ
ないわ、スプリングギミックのせいでしょっちゅう暴発するわで遊びにくさ満点でしたが、
これが無くなりました。


そして、これはストライカー司令官の下腕部ですが、この部分にジョイントが新造されました。これは先程の追加装備の
為のジョイントで、背中に付けるものとは違い腕に装着する大型火器、これを保持する為の物です。ですから、バスター
司令官は背中に装備は出来ても、このジョイントが無いので大型火器を装備する際は弊害が出るとのこと。しかし、この
ジョイント以外にグリップがあるので、TF名物の透明ゴムで縛るなりすれば、装備は可能かもしれません。あ、それとこ
のジョイント、さり気なくビークルモードへの変形でも使用します。


エナジーブレードが無くなったことにより、ブレード暴発から解放されただけで無く、ストレス無く腕を動かせる様になった、
これが非常に大きいです。以前はブレード展開してないと、腕を真っ直ぐにすら伸ばせなかったからなぁ…。ただ、場合に
よっては下腕部のガワが干渉する事があるので、その時はガワをスライドさせて逃がしておきましょう。そして手首付近に、
5ミリジョイントが追加されました。リベンジ司令官の拳が5ミリ径では無く長方形の穴、それはバスタージェットストライカー
司令官すべて共通ですが、ジェット&ストライカー司令官は5ミリジョイントが追加されたことで、他のTFの武器を装備する
事が可能です。実際は手で持っていませんが、持っている様に見せる事は可能です。


試しに、ヴォイジャーセンチネルのロングレンジフュージョンカノンを持たせてみましょう。メックテックギミックで銃身が
伸びるので、リーダークラスに持たせてもピッタリです。ただ、やっぱりグリップが後ろに行ってしまうので、あんまり手
に持っている様には見えません。でも、腕に装着していると解釈すればOK?


では、これまでご紹介した5ミリジョイントを使い、メックテックウェポンを装備してみましょう…合計4か所、リーダークラス
なんだからもう少しあると思ったのですが。下腕部と肩、一応ツボを押さえた配置ではありますが…。特に肩、頭が邪魔
で斜めを向いてしまう都合上、どうしてもデラックスクラスの小型武器しか付けられないし…。


続いて、今度はストライカー司令官の武器をご紹介。名称は“メガストライカー”、劇中でもジェット司令官の追加装備を
脱ぎ捨てた後、これを片手に戦っていました。銃口が複数あったり、全体的に大型マシンのエンジンを思わせるディテ
ールが実写TFらしくてかっこいいのですが、劇中ではもう少し大きかった気がします。


せっかくバスター司令官もあるのだから、メガストライカーとイオンブラスターの両手装備なんかも可能ですよ?


大きさを比較してみると…メガストライカーの方が一回りほど小さいです。私としては、イオンブラスターの方が好みです。
どうせメガストライカーは収納する当てがないんだから、もう少し大きめに造形して欲しかったですね。
製造コストが厳しくなりそうですが。


さて。今度はメガストライカーを横から見てみましょう。グリップの形状に注目して下さい。階段の様になっているのが
お分かりでしょうか?一見、グリップとトリガーに見えますが…?


バスター司令官のイオンブラスターと比較してみると、同じ拳に付ける武器なのにグリップの形状が違うのが分かります。
つまりメガストライカーは、上の横幅が広い方がリーダー司令官に持たせる為のグリップで、下の横幅が狭い方が5ミリに
合わせてあり、それを使って拳に5ミリ径の穴の開いたTFに持たせる事が出来るわけです。これは気が利いています、武
器換装ギミックに重きを置いたDOTMらしい発想ですね。でも、そのせいでストライカー司令官に持たせたときは保持力が
下がっているのも事実。気になる人は、手首ジョイントに装備させておきましょう。


取りあえず、ヴォイジャー司令官に持たせてみました…。
劇中のメガストライカーと比べると流石にオーバーサイズですが、やはり大型武器は燃えるものです。


ヴォイジャー司令官は腕可動に融通が利くので、
ストライカー司令官には出来なかった2種あるグリップを両手持ちさせる事が出来ます。おお!かっこいいぞ!


横から撮影しました。ご覧の通り、グリップをしっかり両手持ちしているのが分かります。そしてストライカー司令官用の
グリップは、当然ながら拳には入らずはみ出てますね。


では、今度はメガストライカーのギミックについて。まず、前後に分割させます。


これで両手持ちすれば、メガストライカーがハンドガンに!デカレンジャーのハイブリッドマグナムみたいですが、TF的に言うなら
レーザービークで例えた方が良いですね。


アップ撮影してみると、左側“エリミネーターガン”はメガストライカーと形状に変化は見られませんが、右側“アサルトブラスター”は意外に
しっかりと銃口が造形されているのが分かります。下の大きい口径の方は接続用ジョイントですが、上の方に2つ小型ガトリング砲がある
のがお分かりでしょうか?


そして、メガストライカーはメックテックウェポンでもありますので、スプリングを
使った変形ギミックが有ります。中央の青いレバーを引くと、銃口が展開し中か
ら細い銃身が伸びてきます。ヴォイジャークラス同様に、ロック機構があるので
レバーを離してもしっかり固定されます。


続いてアサルトブラスター…こちらもギミックは全く同じです。形状もほぼ
同じなので、ここは左右で差別化しても良かったんじゃないかなー?と思
います。設定上ではどちらも“カノン砲モード”だそうですが、上記の通り
銃身が細いのであまり説得力はありません。


この状態でも、当然ながら両手持ちは可。合体ギミックこそこれまでありましたが、2つに分かれた武器それぞれにも
メックテックギミックがあるのだから素晴らしい。


当然ながら、メガストライカー状態でもこのギミックは可能です。が、アサルトブラスターは銃口が塞がってしまうので、
当たり前ですがそちらだけは不可。イオンブラスターと比較すると、流石にこの状態だと長くなります。
ただ、銃身が細くなるのであんまり強そうな感じには…。


続いて、今度はシールド。見るからに“余剰パーツが変形しました”感有りまくりなデザイン
ですが、表裏に多数の5ミリジョイントが確認できます。表に3つ、裏に2つ。あと裏側の中央
下側に、珍しく5ミリ穴では無く武器グリップ同様の5ミリ凸が2つあります。


中央にはもちろん保持用のグリップが有りますが、それにしては形状がおかしいです。司令官の拳用の平たいグリップ、
そして5ミリ径の丸い凸部があります。


先程から撮影している装備状態だとこうなります。ここがちょっと工夫されているんです。


しかし横から見ると、先程の司令官の拳用ジョイントでは無く、5ミリ径凸の方で下腕部の5ミリジョイントで接続している
のが分かります。ガンダムで代表的な“腕を伸ばしシールドをまっすぐ前に向ける持ち方”、ストライカー司令官では手首
付近の5ミリ穴とシールドと垂直に設けられている5ミリジョイント、こうすることでそれを再現しています。


もちろん、長方形グリップで持たせることも可能です。
ただし、ポーズ付ける時ならともかく素立ち状態では…やっぱり向いてません。


同じリーダークラスであるセンチネルプライムのエナジョンシールドと比較してみると、
司令官の方が大きくてゴツいです。エナジョンシールドは変形してビークルの一部に
しない(見えない所に隠すだけ)分、ビークル一部に見える様にする必要が無く、デザ
インの弊害を受けていないのがよく分かります。


そしてセンチネルプライム自身とも比較…こうしてみるとストライカー司令官ゴツいですなぁ。こりゃかつての指導者も負ける訳だ。


→次回に続く。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿